2001年度講演会 |
---|
早稲田大学現代文学会企画 2005年度講演会 「教えること、語ること −アカデミズムの外部から−」講演者:大塚英志、スガ秀美 司会:市川真人 |
〜「教える」という事態は、大塚、スガ両氏にとって決して自明ではない。 それは、彼らが「教える」ということを本業としていないからだ。 同時に研究職の再生産(=アカデミズム)に寄与することもない。 では、なぜ「教える」のか? その行為は自らの「語り」とどのように関係を結ぶのか。〜 両氏は、「書くこと」を本業としていながらも、同時に「教えること」にもたずさわっている。では、彼らが著作のなかで語ってきたことと「教えること」とのあいだには、どのような関係が見出せるのだろうか。そして、彼らは「書くこと」のなかで、「教えること」についてどのように語ってきたのだろうか。彼らは「教える」という場面で、何を語っていこうとしているのだろうか。 おそらく、「教えること」を本業としている人間と比べて、彼らは「教えること」に対して自覚的であり、そこには自らの思想を表現する彼らの方法論が端的にあらわれるはずだ。言い換えれば、アカデミズムの外部に立っているからこそ見えてくるものが、彼らの「教えること」と「語ること」の間にはあるに違いない。 そしてそれを、私たちはどのようにして受けとめることができるのだろうか。 |
■講演者紹介
|
■開催日時・会場 11月21日(水) 16:30開場 17:00開演 早稲田大学本部キャンパス15号館302教室 ※入場料無料 |
■アクセス 地下鉄東西線早稲田駅下車 |