小説・詩

主「今日からウエイトレスとして働く事になりました。コロンといいます、初心者ですがよろしく！」
くそ暑い中で元気よく挨拶をしてるレディー。どうやらくそ爺のゼフが雇ったらしい。
ゼ「おい、ちびナス。お前がこいつの面倒みろ」
サ「へいへい・・・」
言われなくたってこんなに可愛い子なら面倒見るっての。
コ「あ。。。えっと、よろしくおねがいします！」
勢いよくお辞儀し、そういうレディーコロンちゃん。俺は笑顔で『オウ』とだけ答える。
柔らかそうな黒髪のショートに好奇心旺盛そうな輝いてる瞳。
なんとなく名前の通り甘く漂うコロンの匂いがしそうなこの女性に俺は人目でノックアウトだ。だが、そんなことは彼女は全く気がついて無さそうだった。
コ「鮭のムニエル、一つ追加でーーす」
俺が料理を運んでいるとそんな元気な声が聞こえてくる、初仕事だとは思えないくらいすっかりこの場に馴染み、笑顔をふりまいてる彼女、コックの奴らはすっかりコロンに夢中になっちまった。これじゃライバルふえすぎだ。どうにか先手をうたねぇとな。