小説・詩

サ「さて、料理の下ごしらえはこんなものか」
俺が料理の下ごしらえを終えたときにはすでに夜中になっちまっていた。
そそくさと火の後始末や戸締りを確認し、自部屋へ戻ろうとすれば店内でまだな一人残っていることに気がついた、その人物はカウンターにつっぷしてどうやら寝てしまって居るらしい。
俺はやれやれと溜息をつきながらその人物に近づけば底にいた人物がコロンちゃんだと気がついた時、正直驚いた、とっくに部屋に戻って寝てるものばかり思っていたからな。
サ「コロンちゃん？かぜひくぜ？」
俺は悪いとは思いながらもレディーに風邪でも引かせたらたまらないと思い彼女の肩にふれて優しく起こすことにした。
コ「うーーん」
まだ眠そうにそう唸ったがやっとまぶたを開けてぼんやり眼で俺を見上げている。
俺は理性が持つかどうかを案じていたりもしていた。
コ「あ。すみません、私いつの間にか寝ちゃって；」
慌てて謝る彼女に俺は笑顔で気にするなとだけ言えば『疲れたんだろ。明日は休みだしゆっくり骨休みで模すれば良いさ』とつけたす。
コ「あ、じゃ。明日ちょっと買出しに行こうと思ってたのでつきあってくれません？」
思っても見ない幸運のチャンスとうらいだ、俺は即座に二言返事で了承する。
明日は絶対に良いとこみせてポイントをかせぐぜ！