小説・詩

ル：ビビ元気そうだな！
ナ：そうね！それにアラバスタも平和になったみたいだしよかったわ！
ウ：やっぱビビのあの時の選択は間違ってなかったってことだ！
サ：立派に王女としての役目を果たしてるんだろうな〜ビビちゃん！
ゾ：あぁ！
チ：カルーたちも元気かなぁ！
ウ：元気に決まってんだろ〜あいつらも！
ロ：・・！どうかしたの？
ミ：！？
ク：・・ごめん・・あたし・・・（涙）
チ：どうしたんだ？クク？
ウ：朝飯食いすぎて腹でも壊したか？
サ：バカ野郎！ルフィじゃあるまいし！乙女の心は傷つきやすいんだよッ！
ナ：やっぱ今日のあんた朝からおかしいわよ！何かあったの？
ク：（みんなにはこんなことで心配かけたくない・・！）
ゾ：お前なんか隠してんじゃねェか？俺達に言えないことでもあんのか？
サ：おぃゾロ・・口の聞き方に気をつけろ！
ゾ：あァ？
ク：いいのサンジ君！・・ゾロの言ってることは間違ってないら・・！
サ：ククちゃん・・！
ク：・・昨日ね夢でビビにあったの・・ビビすごい悲しい顔してて話しかけてもなかなか話してくれなかった・・そしてやっと話してくれたと思ったらあたしにごめんねって謝ってきた・・あの時一緒に夢叶えられなく約束破ってごめんって・・・（涙）
ウ：それって手紙の内容と（小声）
ナ：シッ！黙って！（小声）
ク：あたしはそんなこと気にしなくていいって言ったのにビビは・・自分は最低だって言い張って・・あたしに最後にさよならって・・（涙）だからビビからの手紙読んでる途中・・夢の中と同じこと言われるんじゃないかと思って・・すごく恐かった・・ビビからもうあたしがいなくなるのが恐かったの・・（泣）
チ：だから途中でナミに・・？
ク：・・うん・・・
ナ：クク・・本当のこと言ってくれてありがとう！偉いわ！
サ：夢と現実がトラウマになってククちゃんを傷つけてたのか。
ロ：あの子にとって彼女は本当に大切な存在なのね。
ウ：俺達と会う前からククはビビを知ってるからな。
ゾ：ビビと長い間いた分俺達以上にお互い信頼しあってたってことか。
ル：・・・
ク：ねぇみんな・・あたしビビを信じていいんだよね・・？
ナ：・・クク・・バカね！当たり前でしょ！あたし達はなんのためにビビを守ってきたの？
ク：・・アラバスタを守るため？
ウ：まぁそれもそうだ！でもただ国を守るだけじゃ救えなかったぜ！
ク：・・どういうこと？
サ：ククちゃんさっき一番大切なこと言ってただろ？その気持ちがなきゃビビちゃんを助けることはできなかったはずだぜ！
ク：・・信じること！
ナ：そういうこと！それは国を守るためでもあったけどその前にビビがあたし達を信じてくれたからじゃない！あんたがビビのことを信じてあげなくてどうするの！
ク：・・！（そうだよね・・あたしは今まで何を・・）
ゾ：・・・
チ：？・・ルフィ？
ル：・・クク！
ク：・・！
ル：この手紙お前がちゃんと持ってろ！
ク：・・え？
ル：これはビビの願いが書いてあるビビがお前に送った手紙だ！
ク：・・！
ル：大丈夫・・次はお前の夢が叶う番だ！ビビも言ってただろ！
ク：ルフィ・・！
ル：ビビはお前を信じてる・・俺達もおんなじだ！
ク：・・うん！
ル：ククお前はどうなんだ？
ク：あたしは・・みんなを信じてる！もちろんビビのことも！
ミ：（笑）
ル：そっか（笑）よーし！今日はビビから手紙届いた宴だァーーー！！！
ウ：ヨッシャー！久しぶりの宴だァーー！！
ナ：あんた達ったらちょっとしたことでもすぐ宴にするんだから！
ロ：フフフッ！楽しそうでいいじゃない！
チ：やろう〜やろう〜宴〜！！
ゾ：久々に酒が飲めるぜ！
サ：そうと決まれば早速準備だ！アホ共手伝えよ！
ルウチ：おぅッ！！
ク：・・・ビビ・・あたしの方ごめんね・・！でも・・ありがとう！！



そのときアラバスタでは・・・

ビ：・・！クク！・・・まさかね！ねぇカルー？
カ：クェ？
ビ：手紙もう届いたかしら？
カ：クェクェ！
ビ：そうね！届いてもう読んでくれてるわね・・きっと！

続く