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風の向くままに bQ
ウ「俺と決闘しろ、モンキーDルフィー!」
あのウソップの決意した叫び、あれを今もなお忘れられない。
メリー号を誰よりも大切に思ってきたウソップ。
私だって、メリー号がもう動けなくなるなんて、ここでウォータセブンでお別れだなんて考えたくないよ。一緒にグランドラインに来ていろんな旅を一緒に過ごして来た仲間。ウソップの辛い気持ちだって分かる、分かるつもりだよ。でも事実メリーはもう限界だって、すすめない、旅をする事ができないと船大工のプロが言うんだもん。ルフィーの言う様につらい選択をメリーと別れて次の船で旅を続ける、そうするしかないのも分ってる。
ゾ「…」
もともと無口で多くを語らない彼だけど、ウソップが居なくなってさらに無言が多くなったゾロ。ゾロだってウソップの事が気がかりなんだよね?
私なんかよりよっぽどウソップとは付き合いが長いんだろうし。
コ「ゾロ?買い物に行くけど一緒に行かない?」
私がそう彼に誘えばただ黙ってうなづき立ち上がる彼。
私に出来ること、せいぜいウソップの事に触れないようにするしか出来ない。でもそれでも何もしないよりはまし。だよね?
ゾ「全く、ロビンといい、ウソップといい。なんでこうも勝手なやつらばかりなんだか」
そう呟く彼。なんだ、結局やっぱりウソップの事だって心配なんじゃないの。私は何だか嬉しくて笑顔というよりは苦笑でうなづき空を見上げるだけ
コ「早く、ロビンを助け出してやらなきゃね」
私のその言葉にゾロがクシャクシャッと私の頭を撫でた。。。
激久しぶりの投稿、コロンであります!いかがでしたでしょうか?
なんとなく、ゾロなら?なんて思ったコロンですv
ゾロって素直じゃないくせに好きになった人にはきっとこんな風になるんじゃないか。。。もとい、私がゾロにこうしてもらいたいvなんておもってるがんぼうですがv(笑
[mente]
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