小説・詩

闇に覆われた世界
そこにある道を一人で進んでいかなければいけない
でもポツポツと冷たいものが降って来る
雨だ
まるで私の心をあらわしたかのように・・泣いている心が雨を降らす。それは涙のように
ずっと降り続ける雨。止むことを知らない

闇に覆われた世界
雨が降ってそして今・・雨が止んだ
雨が止んだあとに雲が風に流されて空が青く輝くように・・
その世界に光が差し込み闇が消えた

回りを見渡すとたくさんの道がある
どこにでも進むことが出来る
自分で選んで進むことが出来る
一つじゃないんだ・・
運命は決まってなんかいなかった

青く輝く空を見ればほら・・
太陽が見守っていてくれているでしょう？
私の心の中も同じ
上を見上げれば私を見守ってくれている人が見えるじゃない・・

もう何も怖くないわ
だって貴方が居てくれるもの


『運命は一つじゃない　　どんなに辛い道を歩むことになろうとも　私は何も怖くない　だって貴方がいてくれるから』


貴方がいてくれるから