小説・詩

ナ「ほら、早く。遅刻するわよ！」
主「ちょ・・・ちょっと待ってよ！まだ髪が！！！」
ナ「そんなん、移動中でもできるっ。それよりも転校初日から遅刻なんて嫌でしょ？」
主「それはそうだけど！」
私の名前は。神崎ミナ、ナミとは昔からの親友で何かといえばいつも一緒にいる。
今年の春、晴れて家をでて一人暮らしをする事になって、大学もナミと同じ大学に通うことになったんだ。
ナ「また、ぼんやりしてる、おいてくよ？！」
主「あー、もう！待ってよーーーー！」
騒がしくも楽しい日常。ようやく私は羽が伸ばせる日々がつづくんだと心の底から期待でいっぱいになっていた。
主（よし、授業のカリキュラムも選び終えたし。ちょっと大学内を探検してみようかな）
私は軽い気持ちで、大学のあちこちを散策していればいろんなサークルがあってどれもまだまだ勧誘してるのか、あちらこちらに宣伝ポスターが貼られていることに気がついた。
主（剣道に料理愛好会に、発明愛好会なんてのもあるんだ・・・・）
私がいろんなポスターを眺めていればどこからか爆発音が響き渡り、今居る渡り廊下まで物凄い振動が伝わってきた。
主(一体何事？！）
好奇心にかられて私は爆発音のしたほうへと足を運んだ・・・