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すき
ーーー見た瞬間、時が止まった気がしたーーー
緑髪に耳には三連のピアス。腰には刀が三本。
彼の名前はロロノア・ゾロ。
私の好きな人だ。
ある日の事、甲板にて・・・
ドンッ
ナ『いったぁー』 私が頭をさすっていると、
ふいに耳元であの低い声が呟いた。
ゾ『悪ぃ。怪我ねえか?』
私がどきどきしていて黙っていると、
ゾ『おい!大丈夫か?』
と、顔をのぞきこまれた。
そしたら私はハッと気づき、
ナ『だっ大丈夫です!』
(あっしまった!敬語になっちゃった!しかも声裏返っちゃった〜!)
私が恥ずかしくて下を向いていると、上の方から笑い声が聞こえてきた。
ゾ『ハハッ!何でお前敬語なんだよ!』
ナ『う・・・だって・・』
ゾ『だって?なんだよ(ニヤ』
ナ『うっうるさい!なんでもないわよ!マリモ!』
ゾ『あぁ?んだと魔女!』
毎日ケンカばかりで、想いが伝わるとは思っていなかった。
あの日まではーーー
ある日の晩。私が女部屋で寝ていると、おでこに変な違和感を感じた。
やわらかい感触だった。 もしかしてと思って目を開けてみると、
そこにはゾロがいた。
ナ『なっ何であんたがここにいるのよ!しかも、あんた今私のおでこに・・』
ゾ『あぁ。キスした。 悪ぃ起こしちまったか。じゃあ俺戻るな。おやすみ』
ナ『えっ・・ちょっ・・ゾロ!』
ゾ『なんだよ。』
引き止めたものの、何を話せば良いのか分からない。
そもそもゾロはなぜキスをしたんだろう。もしかして私の事が・・///
・・いやいやそんな事はあるわけない。
ゾ『早くしろよ。』
ナ『あっうん!え〜っとね・・・』
もう告っちゃおうかな・・
ゾ『何もないんだったら帰るぞ。』
ナ『まって!ゾロ!』 トタトタ ゾロに近づく。
ゾ『何だ?』
ナ『あっあのね・・ゾロ!聞いて!』
ゾ『・・んだよ・・・』
ナ『私たちいつもケンカばかりしてるでしょ。』
ゾ『・・・・・・』
ナ『ゾロにとっては、私の事が嫌になるかもしれないけど、私にとっては、ゾロへの 想いがつのるばかりで・・・』
ゾ『!・・・』
ナ『だからね・・・私・・・ゾロの事が・・』
ギュッ ゾロに抱きしめられたーーー
ナ『え・・ゾロ?』
ゾ『ナミ。その続きは、俺に言わせろ。』
ナ『・・え・・?』
ゾ『俺、お前の事が好きだ!』
ナ『う・・うそでしょ!本当に?』
ゾ『あぁ。本当だ。』
ナ『じゃあ、今ここで証明してよ!』
ゾ『はぁ?』
ナ『どうせできないんで・・・っ・・んっ・・』
ゾロにキスをされたーー おでこではなく、唇に。
熱いキスだった。
ナ『・・・んっ・・・・はっ・・』
唇が離れた。
ゾ『ほらな。証明できただろ。』
ナ『・・じゃあ本当に私の事・・//』
ゾ『あぁ。好きだ。』
ナ『ヒック・・ック・・』 涙がこぼれた。
ゾ『お、おい!どうしたんだ!?やっぱり嫌になったのか!?』
ナ『ち・・・ちがうの・・うれしいからっ・・』
ゾ『!・・そ、そうか。』
ナ『うん。・・グスッ・・』
ちゅっ ゾロにキスをしたら、顔が真っ赤だった。
ゾ『・・・なっ・・』
ナ『ふふっゾロ顔真っ赤だよ?』
ゾ『うるせぇ!//』
緑髪に耳には三連のピアス。腰には刀を三本。
名前はロロノア・ゾロ。
私の恋人です。
-END-
初めて小説を書きました! 文才無いけど、結構自信作です

読んでくれたらとてもうれしいです!
コメントもくれたらうれしいでーす!!!
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