読まなくてもOKかも(?)しれません・・・・

ストーリー内容
主人公 精龍麗は表向きは成績優秀、器量良しのごく普通(?)の少女。
しかしその正体は『醒覇』を影から支え、護り、管理する呪術師一族の若頭領の1人。
今日も9人の霊従たちと『醒覇』を護る片手間、周りの迷惑を省みないどたばたな日々を繰り広げます。




「時空日記〜千還録〜」の基本的なこと(時空編)
「時空日記」の舞台となる『醒覇とは、8つある時空(宇宙)、もしくはそこに住まう存在のことです。
『醒覇」は、誕生と生、破滅と死、裁、言葉、大気、時、空、風、火、地、水、のそれぞれの創造主である『十一の創造主』によって創られました。
各時空の中にはいくつかの世界が存在している所もあり、時空によっては文化(?)なども異なります。
例えば、第一、第二、第三、第八は現代に程近いですが、第四、第五、第六、第七は魔法などが普通に存在するファンタジーのようになっています。
「時空日記〜千還録〜」の基本的なこと(呪術師編)
この「時空日記」の中心となる呪術師一族は『十一の創造主』から『醒覇』を護り、管理する事を運命として任されています。
呪術師はそれぞれ8つの系統に分かれ、言葉の属性の言霊師、大気の属性の霊従師、時の属性の封印師、空の属性の召喚師、風の属性の薬師、火の属性の創師、地の属性の結界師、水の属性の符術師、となっています。
各術師は必ずどれかの系統に属していますが、例外も存在します。
そして、それぞれの系統を統率するため頭領とその後継ぎである若頭領は全部で8人います。
位は左から高い順に、頭領←若頭領←頭首←側近←(代下)←お庭番(頭)←お庭番←官主、となっています。
位はその家系で代々受け継いでいくものなので個人の強さには比例していません。強さを表すのに階級というものが別に存在しています。
「時空日記〜千還録〜」の基本的なこと(霊仙編)
霊仙は人と同じ姿形をしていますが人とはまったく異なる存在です。
霊仙はいくつもの種族に分かれており、大きく分けて、攻撃系種、補助系種、特殊系種に分かれています。
攻撃系種は文字通り攻撃力に優れています。逆に補助系種は攻撃力はあまりありませんが、敵から身を護るための何らかの能力が種族によってそれぞれ身についています。そして、特殊系種は動物に変身でき、人型になった時にもその動物の特徴が身体の一部として現れます。
霊従はこの霊仙が霊従師の血で身体に印を刻まれる事でその霊従師に仕えることになる使い魔ような存在です。
「時空日記〜千還録〜」の基本的なこと(神族編)
世界を護ろうとする存在。
呪術師一族の存在も認知し、必要に応じて協力もしています。
いくつかの種族に分かれ、王家(といっても3人)を除けば竜神族が最強の種族です。
竜神族以外の種族は第ニ時空に存在し、竜神族だけは第四時空で人間達に認知された生活を送っています。
「時空日記〜千還録〜」の基本的なこと(魔族編)
世界を滅ぼそうとする存在。
呪術師一族の存在を知らず、淡々と自分達の使命を果たそうとしています。
第四時空の竜神族がいる世界とは別の世界を占拠し、竜神族を倒そうと機会をうかがっています。
もともとは神族も魔族も同じ『十一の創造主』が創り上げた兄弟のような存在なのですが、『醒覇』のバランスをとるためあえて敵対させるような運命を持たせているのです。
呪術師一族の位
どんな位があるのかは上で説明しましたが、位によっての仕事を設明します。
頭領・・・全部で8人いる各種属の総まとめ役、一族の中心人物たち。
若頭領・・・次期頭領、各頭領の長子。主には頭領の代理が仕事。
当首・・・頭領家と分家の中継役。
側近・・・当首の長子、次期当首。主には若頭領の世話が仕事。
代下・・・側近の兄弟で側近の補佐。側近に兄弟がいない場合は保留される。
お庭番(頭)・・・お庭番のまとめ役。正式名称・仲方(こうがた)
お庭番・・・山影町の警備を主に担当する。頭以外は2人いて、1人は正式名称・花方(かがた)、もう1人は正式名称・観方(みがた)
官主・・・各地方の呪術師のまとめ役。
若頭領と側近の関係決定について
若頭領は一定の期間を当首家で側近と共に過ごしますが、その時側近は若頭領との歳の差によって役割が変わってきます。
側近が若頭領より年下の場合は若頭領に術などを教わります。これは若頭領の術などの復習などになるわけです。
同い年の場合は一緒に修行する修行仲間としてお互いの術などの成果を話し合い、互いに熟練度を高めていきます。
そして年上の場合が1番重要で、側近が若頭領に術などを教える師匠役になるわけです。(ただ、歳の差によって違う場合もあります)
あとは若頭領の身の回りの世話はどう歳の差があろうと同じです。ただ年上の場合は親代わりのような存在にもなります。
『醒覇』の敵とは?
『稽覇』と呼ばれる存在で呪術師一族を認知していない者は知りません。
『醒覇』とは別の『十一の創造主』によって創られた時空とその時空に住まう者達の総称です。
彼らは何らかの理由で『醒覇』を完全に滅消させようとしています。
『稽覇』は『醒覇』に自由に来る事が出来ますが、『醒覇』の者は例え呪術師でも『稽覇』に行くことが出来ません。
なので、現在は『醒覇』に来た『稽覇』を見つけ出し、被害が出る前に速やかに滅消という事を呪術師はしています。
本編「時空日記」はどういう話か?
「時空日記〜千還録〜」の千年後の話です。
主人公は第十五代目側近の射当世水(しゃとうせすい)、「千還録」に出ている渓紹の子孫です。
その他、麗達の子孫達も続々と出てきていたり、なかには「千還録」と共通して出てきている者もいます。
一応は『醒覇』と『稽覇』の因縁に一時決着がつくような話ですが、これの本筋自体を世に出す気は全くにありません。