White and Dark

                                                      




むかし、むかし・・・
ある国にとても可愛らしいお姫様がいました。
黒檀のような黒髪、雪のような白い肌、血のような赤い唇・・・
そのお姫様は本名をリョーマと言いましたが、その雪のような白い肌からとって、白雪姫と呼ばれていました。
白雪姫ことリョーマの母親であるお妃様は、リョーマが生まれてすぐに亡くなったので、今のお妃様は継母でリョーマと仲が悪く、そのうえ魔女という噂まで付きまとっていますが、それは真実なのです。
そしてリョーマは継母が自分を邪魔だと思っていると感じ、いつ魔法で始末されるかと内心考えていました。





さて、ところ変わってある辺境の地には薄暗い森があります。
この森は普通の人間は一切立ち入らない、魔族と言われる少し常識を逸した、強力な魔力をもつ人たちの住処でした。
その森には1本の巨大な黒い塔が立っていました。
この塔にはこの森の中でも特に強い魔族が住んでいます。
その理由はここが魔族の1番強い人物である魔王と呼ばれる人物の住居だからです。
魔王は名前を不二といいました。
不二はある巨大な鏡を所有していました。
その鏡は不二の呼びかけに従い、どんなことでも映し出してくれる魔法の鏡でした。
そして今日も不二はその鏡の前に立ちました。
すると鏡が少し発光し、そこから声が聞こえてきました。
『魔王様、今日はどのような御用でしょうか?』
「僕もそろそろお嫁さんが欲しくてね。だから、“この世で1番美しい人”を頼めないかな?」
『かしこまりました』
鏡は不二の言葉を聞くと、さっそくそこにその人物の姿を映し出しました。
そして不二は鏡に映し出されたその人物に視線が釘付けになった。
黒檀のような黒髪、雪のような白い肌、血のような赤い唇、意思の強そうな瞳に小柄な体躯・・・
それは間違いなく、あの白雪姫ことリョーマの姿でした。
そしてその容姿は不二の好みにぴったりだったのです。
「この子が僕の花嫁になるのかぁ」
鏡を誉めるように嬉しそうに言う不二としては、リョーマ本人の意思を聞くまでもなくすでに結婚は決定事項のようです。
「ねえ、この子はなんて名前?どこの国の子?」
『はい。名前はリョーマ様です。この森の向こうにある山を3つばかり越えた国の姫君で、人々からは『白雪姫』と呼ばれているようです』
「あれ?山3つ越えた先の国って・・・確か、乾の嫁ぎ先の国だよね?」
『はい、確かにそうです』
鏡の事務的な口調でのその言葉を聞き、不二は上機嫌になりました。
「そうか〜〜♪それなら、色々と遣り易いかもね。それじゃあ、早速明日出かけてこようっと」
そんな事を口にしながら不二が手を上から下に下ろすと、鏡の発行は収まり元の物言わぬ鏡に戻っていました。
そして不二はそのまま上機嫌でその部屋を後にしました。





「・・・白雪姫、どうして言うことが聞けないんだい?」
「あんたなんかの言うこと聞く義理はない。それに俺の名前はリョーマだよ」
継母の言うこともまともに聞いている様子などなく、リョーマはソファに座って別のことに気を取られているようで、継母のほうを1つも見ようとしていません。
継母である乾は溜息をつくと、そのまま部屋の中から出て行きました。
乾が出ていったことを察すると、リョーマは顔を上げ、乾が出て行った扉に向かってべっと舌を出しました。



一方の乾はというと、先ほどのことを思い出しながら、少し機嫌悪そうにしながら中庭を歩いていました。
「まったく、生意気で仕方ないな。あいつは・・・」
乾がリョーマへの不満を口にしていると、突然強力な魔力を感じ、独り言をやめて軽く身構えました。
「こんにちは、お妃」
「魔王じゃないか、久しぶり」
突然乾の前に現われた不二と当の乾は妙な雰囲気の中で挨拶をかわしました。
「本当に久しぶりだね。君が森を出て以来だよ。上手いこと、この国の王妃にはなるしね」
「まあね。それで、なんの用でここにきたんだい?」
「君のところの白雪姫、僕にくれない?」
にっこりと微笑む不二の言葉の語尾は疑問符だが、口調は明らかに命令形だった。
「別に構わないよ。ちょうど、邪魔かなって思ってたところだし」
「そう?ありがとう♪じゃあ、遠慮なく貰っていくよ。明日には迎えにくるから」
そういい残し、不二は嬉々としてその場を後にしました。
それを見送った乾がにやっと笑って一言呟きました。
「それじゃあ、少し小細工でもしておくか・・・・・・・」



「た、大変だ!」
物陰で偶然乾のその言葉を聞き、何かを企んでいることを察したその人物は、乾に悟られぬよう慌ててその場を後にしました。





「ひ、姫様」
「河村、どうしたの?」
突然慌てて入ってきた狩人の河村に、リョーマは特に動じた様子もなく、普段どおりに接していました。
「お、お妃様がなにか企んでいるようなんです!」
「どうせまた俺に何かするつもりなんでしょう?」
乾の企みはほとんどいつもで、その度にリョーマはそれを回避してきたため、今更驚く必要もなく冷静なままでした。
「で、ですが・・・どうやら今回はいつもと違うようです」
「違うって、なにが?」
「先程、何者かがお妃と話をしていたんです」
「ふ〜〜ん」
それでもリョーマは特に気にした様子もありません。
お妃が何を企んだところで無駄だと思っているからです。
「まあ、いいや・・・お前がそこまで言うなら、俺は・・」
「白雪姫いるか?」
リョーマが言いかけた時、リョーマの父親であり国王でもある手塚が現れました。
「あっ、丁度よかった。俺、しばらく城に戻ってこないから」
「はっ?」
「まあ、頃合見計らって帰ってくるから。それじゃあ」
手塚にとっては理由も解らないまま、リョーマは必要最低限のものをまとめて城を出て行きました。
リョーマが出て行った後に残された手塚と河村は、あまりの素早いリョーマの言動にしばらく呆然とした後、河村に詰め寄って事情を聞く手塚の姿がありました。





さて、ところ変わって、『魔王の塔』では、不二がリョーマを迎えるための準備を終えようとしていました。
「これでよしっと」
準備を整えた不二は満足げに微笑んでましたが、後ろのほうではまだ四苦八苦している人物が4人いました。
それは小人と呼ばれる種族で魔王である不二の下僕なのですが、どう考えても小人とはいえない大きさでした。
「これでよしって・・・まだこっち残ってるっスけど」
「ふしゅ〜〜。多すぎだ・・・」
「は〜〜・・・疲れた〜」
「確かにいくらなんでも・・・」
「下僕の分際で、何か言ったかな?」
不平不満を好き勝手に言う小人の桃城、海堂、菊丸、大石の4人に、不二は黒いオーラを漂わせながら威圧感を浴びせました。
それを感じ取った4人は、先程の言葉を誤魔化すように、作業を急いで再開しました。
それを確認した不二は満足そうに微笑むのでした。
「それじゃあ僕は彼女を迎えに行ってくるけど、帰ってくるまでにちゃんと作業を終らせておいてね」
「「「「はい・・・」」」」
4人の気のない返事を聞くと、不二は上機嫌で出掛けていきました。






さて、またところ変わって、リョーマはある森の中の小屋にいました。
そこは不二のいる森とは違い、陽の光がよく差し込んでくる明るく、風も心地よく、動物たちも穏やかに暮らしている、リョーマのいた城から少し離れた場所にある森でした。
そしてこの森に建っている現在リョーマにいる小屋は、リョーマが乾に対して何らかの危機を感じた時、いつも安全のために身を隠す場所でした。
そこでリョーマは毎回良い頃合になるまで、安心してそこに身を潜め続けていました。
そのためここには様々なものがすでに持ち込まれており、リョーマは快適にそこで過ごしていました。
しかし、毎回こんなことを続けていたので、どうやら乾はすでにそのことを調査済みだったようです。
そして河村が時々リョーマの元に必要な食べ物などを運ぶことも知っていました。
乾は河村が毎回必ず持って行くリョーマの好きなジュースにある薬を入れてしまっていたのです。
それを当然知らないリョーマは、いつも通りに飲もうと口をつけましたが、薬の力で一口飲んだだけで眠るようにその場に倒れてしまいました。
それを密かに物陰で見ていた乾は計算どおりというように瞳を光らせました。
「さて、あとは不二が来るのを待つだけだな」





リョーマが乾の薬によって眠ってしまったことに気がついていない不二は、不機嫌を惜しみなく表して塔に帰ってきました。
その様子に小人4人もびくついています。
「ど、どうかしたんっスか?」
「どうもしないよ!お城に行ったら僕のお姫様はいないし!事情を聞こうとしても乾までいないし!!」
「な、なるほど・・・」
事情は解りましたが、このままでは自分たちにまでとばっちりがくるのではと、小人達はさらにびくびくしています。
そしてなんとか自分達に被害がこないよう、良い考えをだそうとしました。
「そ、そうだ!こんな時のための鏡じゃないか!!」
そう言って冷汗を流しながらも、大石は必死に鏡を指差しました。
「・・・それもそうだね」
納得してくれたのか不二が鏡の方に向かっていくのを見ると、4人は揃って溜息をついて安心しました。
そして不二は発光する鏡にむかって尋ねました。
「僕の可愛いお姫様はどこかな?」
『はい。城の近くの森の中にある小屋にいるようですが・・・』
「いるようだけど・・・何?」
『どうも乾殿の魔法薬で一生眠り続ける魔法にかかったらしく・・・』
「へ〜〜〜・・・」
鏡のその言葉に不二は薄く笑っているが、その瞳は決して笑っているとは言えず、さらには黒いオーラをこれでもかというくらい放っていました。
それを察した小人4人はもうここに居たくないという心境にまで追いやられています。
「乾がね〜・・・くすくす、僕の妻になる人に手を出したらどうなるか、思い知らしめないといけないね。・・・・・というわけで、皆」
突然思いもよらず不二に話し掛けられ、4人は固まってしまいました。
「ちょっとついて来てくれないかな?」
「「「「・・・はい」」」」
当然4人に選択肢なんてありませんでした。
こうして怒りに満ちた恐ろしい不二と、それに泣く泣くついていくことになった小人4人は、リョーマと乾がいる森に行くことになりました」





「これはどういうことか・・・返答次第によってはただじゃおかないよ、乾」
城の近くの森の中で、乾に会うなり不二は殺気を抑えることもなく、間髪いれずにそう告げました。
「まあ、落ち着け不二。これもすべて君のためになることなんだから」
「僕のため?」
「そうだよ。はっきり言ってあの白雪姫は早々簡単に求婚を受け入れるような性格じゃない、ましてや、初めてあった奴のなんかね」
「・・・・・それは僕には無理だって言いたいのかな?」
リョーマをあんな目に合わせたこととは別で不二は乾に対して殺意が沸き起こりました。
「いや、いや。そうじゃなくて、君でなくてもあの白雪姫は誰に対してもそうなだけだよ」
「・・・・・・で?」
まだ少し納得していないようですが、不二は話を聞く気には戻ったようです。
「初対面の相手だろうと、自分を助けてくれた相手なら、初対面の相手でも心を開くだろうということだ」
「つまり、僕があの子を助ける機会を作ったってわけ?」
「そういうことだ」
乾のその説明を受けた後、不二からは完全に殺意が消えていました。
「乾、君も気が利くね」
「そうだろう」
「で、どうやったら魔法は解けるの?」
「簡単なことだ。お前が白雪姫にキスすればそれで良い」
その魔法を解く方法を聞いた瞬間、不二の表情は満足そうな笑みに変わり、乾の肩に軽く手を置きました。
ここに来た時の不機嫌さが嘘のように上機嫌になっています。
「良い魔法かけたねv」
「これくらい当然だ」
そう言いながら硬く握手する2人に、小人の4人は「この2人は絶対に敵に回すまい」と再確認して冷汗を流しました。
「それじゃあ、僕はちょっと行ってくるからね。誰もきちゃだめだよ」
生き生きとした様子でそう告げると、不二はリョーマの眠る小屋の中に入っていきました。



小屋の中に入ると、そこにはたくさんの花とともにガラスの棺の中に身を収められているリョーマがいました。
乾の適当に気を利かせた演出なのかもしれません。
その演出に驚くこともなく、むしろ気に入った様子で不二は眠るリョーマに近づいていきます。
近くで顔をよく見てみると、鏡で見るよりもさらにリョーマは美しく、可愛らしくて、不二は嬉しそうに、愛しそうにその頬を優しく撫でました。
「今、起こしてあげるからね」
聞こえてはいませんが、それでもリョーマに一言囁き、不二はリョーマの赤い唇に優しくキスしました。
そして暫くのキスの後、唇を放して少し待っていると、リョーマの睫が微かに動きました。
そしてリョーマは、ようやくその瞳を完全に開きました。
「あれ?俺・・・・・」
「お目覚めですか?白雪姫」
目が覚めたばかりでのうえ、状況が理解できずにぼーっとしていたところに、突然上機嫌の見知らぬ声がしたため、リョーマは驚いて不二の方を見ました。
「な、誰?!」
「逃げなくても良いでしょう?」
条件反射のように立ち上がり、不二から数歩間をとったリョーマに、不二は楽しそうに笑みを零しました。
「だから、誰だよ?!」
「僕は不二周助。魔王で、君の命の恩人だよ」
不二のその言葉にリョーマはきょとんとしました。
「・・・魔王っていうのは別にいいけど。命の恩人ってなに?」
「ふふっ・・・君は君の継母に『永遠に眠る』魔法をかけられていたんだよ。それを解いたのが僕だから、僕は君の命の恩人でしょう?」
「・・・確かに」
リョーマはどうやら不二のその説明で納得したようです。
元々日頃から乾に邪魔者扱いされていた身ですから、命を狙われたと言われても不思議でなく、むしろこの話は十分に信じられるのです。
そしてリョーマは乾の言う通り、不二に命の恩人ということで多少心を許したのか、少し不二の近くに寄って行きました。
魔王であるなら魔法の解き方くらい簡単に解るのだろうと思い、まさか不二が自分を手に入れるために乾と半ば結託したなどという事は微塵にも疑っていません。
「でも、どうして俺を助けてくれたんです?」
「それはね・・・君のことが好きだからだよ」
「えっ?」
突然不二はリョーマの手首を掴み、そのままの勢いでリョーマをその場に押し倒しました。
「えっ・・・あの・・・・・・」
「好きです・・・愛してます」
ふわりと不二に微笑まれ、リョーマは顔を真っ赤にさせました。
自分を愛しそうに見詰める不二の微笑みにリョーマは見惚れているからです。
実際最初に不二を見た時も、リョーマは思わずその整った顔立ちに見惚れていたのです。
それがその時は一目惚れだとは気が付いていませんでしたが、今は至近距離にある彼の顔に自分の鼓動が高まり、頬が熱くなっていくのを確かに感じて自覚できています。
「だから、僕の花嫁になってくれませんか?」
「・・・幸せにしてくれるなら」
「もちろん!」
恥ずかしそうに顔を真っ赤にして言ったリョーマの言葉に、不二は至極嬉しそうな笑顔と声を発すると、リョーマの唇に2度目のキスを贈りました。





お城に帰って結婚という急展開を告げると、リョーマの父親であり、国王である手塚は石よりも硬く固まってしまいました。
「し、白雪姫!お前、本気なのか?!」
「本気だよ。俺はこの人と・・・周助と結婚する」
頬を赤らめながら幸せそうな雰囲気でそう言った愛娘の言葉に、手塚は2度目のショックを受けました。
「相手は魔王だぞ!考え直せ!!」
「魔王でも関係ないもん。俺は周助が好きだし、それに周助は俺の命の恩人だよ」
不二とリョーマの後ろに控えている一緒についてきた小人4人は、突っ込みたい気分でしたが、不二にリョーマのいないところで恐ろしい笑顔で釘をさされたので黙っています。
「しかし・・・」
「まあいいじゃないか。白雪姫がこう言うんだし」
「・・・妙にお前は嬉しそうだな」
「そんなことはない」
しかし手塚の言うように、実際邪魔者がいなくなることから、乾は至極嬉しそうです。
そんな中、今まで話をリョーマに任せて何故か黙ったままだった不二が口を開きました。
「僕とリョーマの結婚を認めてくれるなら、この国の将来は僕の力で保証しよう。・・・もし、認めてくれないなら・・・」
「・・・どうするつもりだ?」
「リョーマをさらった上で、今すぐこの国を滅ぼす」
どこか近くにおつかいにでも行ってくるノリで笑顔にそう告げられた手塚は、そのままその場に倒れてしまいそうでした。
「そんなこともできるの?周助、凄いv」
「リョーマのためなら何でもできるよv」
嫁入りするから今更自分の国がどうなろうが知ったことではないのか、リョーマは不二の言葉に対してとても感心しているようでした。
そして小人の4人は色々と突っ込みたいけど、突っ込むことができないもどかしさに耐え、乾はさすがに国を滅ぼされては困ると考えていました。
「わ、解った・・・結婚を許可する」
何かの間違いと思いたいがリョーマも本気で惚れているようだし、国を自分の個人的な都合のために滅ぼされては仕方ないと手塚は泣く泣く2人の結婚を許可しました。
相手は魔王ですから、それぐらい簡単にできると手塚は知っているのです。
実際彼の怒りをかって今までいくつのもの国が滅びたという話を耳にしたことがあります。
「よかったね、リョーマv」
「うんv」



こうして、白雪姫ことリョーマと魔王である不二は、無事に結婚を果たしていつまでも末永く幸せに暮らしました。










あとがき

パラレルのさらにパラレルみたいなことになってます(苦笑)
参(後)・本選終了でやった、例の劇の内容がこんな感じです。
ただあの押し倒すシーンでアドリブ部分はなしで、そのまま台本そのまま通りに書きました。
もちろん劇中では呼び方は白雪姫とか、魔王のままで、役者の名前では呼び合ってませんけどね。
それとどうしようかとも思いましたが、1人称、及び口調は通常通りにしました。
本当は女役のリョーマさんや乾先輩は1人称「わたし」で女言葉なはずなんですよね・・・(劇そのままやったら)
でもなんか嫌でした(特に乾先輩)ので、通常どおりの口調&1人称です。
全体的に変わりまくりですけどね、林檎がジュースになってたりしますし(もちろん、ファンタグレープです)
それにしてもラスト妙にバカップルになりすぎたと思ってしまっています;
最後にあらためて配役ですが

白雪姫=リョーマ
魔王=不二
お妃=乾
国王=手塚
狩人=河村
小人A=桃城
小人B=海堂
小人C=菊丸
小人D=大石

のようになっていました。
ちなみに鏡の声はなぜか日菜野(雪芽)が面白がって声色変えて助っ人してくれてました(^^;






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