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満塁軒研究室

満塁軒に関するあらゆる研究をするつもりの部屋。

概要及び店の詳細情報

満塁軒…高柳家が経営している中華料理店の名前。料理はラーメンがメインである。 店はケンの父がほぼ一人で切り盛りしており、ケンもよく店の手伝いをしている。 まずは店の位置、及びその周辺店の配置から把握してみる。

満塁軒とその周辺店の配置
※1 FR までは文字の確認が出来るが、それ以降は不明のため、FRUITSつまり果物屋であると予想した。
※2 2階に「マイルド6」の看板があるが、恐らくマイルド6を扱っている店が田中屋であると思われる。
※3 第39話では、「BOO…」の看板が見られる。恐らく、BOOKつまり本屋になってしまったと思われる。
※4 第46話では、「Gift Shop」の看板が見られる。上記※3の本屋が移転して、この店が出来たのだろうか?

満塁軒が使用している伝票 上図は、満塁軒とその周りの店の配置である。若干のズレはあるかもしれないが、大体こんな感じになっている。 この図は、第32、39、46、66、103、105話から分かる情報を合わせて作成した。ちなみに、店名の ZONYは名前からして電器店、マイルド6の看板がある田中屋はタバコ店と思われる。

ちなみに満塁軒の開店時間は午前11時、使用電話はピンク色の公衆電話っぽいもの。 カウンター上にはメニュー表、割り箸、しょう油、コショウ、七味が確認できる。 71話ではパートを募集しており、時給は800円であった。 また、左図のような伝票を使用している事が分かっている(69話にて確認)。

満塁軒のメニュー

次に満塁軒のメニューについてである。確認できているだけで以下のようなものがある。 値段の分かるものだけ、右に値段を記載した。

※66話と72話との重複メニューには※印を付加。
第66話から分かるメニュー
ラーメン 550円
みそラーメン 650円
チャーシューメン 850円
みそチャーシューメン 950円
ねぎみそラーメン 850円
チャーハン 600円
八宝菜
マーボー豆腐
肉団子
カニ玉
ギョーザ
タンメン
第72話から分かるメニュー
ラーメン 400(450?)円
ワンタン 400円
チャーシューメン 600円
ギョーザ5ヶ 400円
肉ニライタメ 650円
モヤシソバ 550円
ワンタンメン 550円
五目ラーメン 700円
みそラーメン 450円
塩ラーメン 450円
塩バターラーメン 550円
第20、43、50、99話から分かるメニュー
冷やし中華 (20話)
レバニラ定食 (20話)
しなちく丼ギョーザ付き (20話)
チャーシューワンタンメン (43話他)
中華丼 (50話)
シュウマイ (50話)
ライス (99話)

以上、26種類確認された。

満塁軒の謎

謎1 満塁軒の料金
一覧を見ると分かるが、66話と72話では同じメニューでも値段が違うものがある。ラーメンは前者が550円、 後者が400(450?)円。みそラーメンは、前者が650円、後者が450円。そしてチャーシューメンは前者が850円、 後者が600円となっている。このように、両者には値段にかなり差がある。 ちなみに前者は店内にあるメニューに書かれていた値段後者はケンが模擬テストの答案用紙に書いた値段である。 なぜこんなにも、値段に差があるのだろうか? 可能性としてはケンの方が値段を間違えて覚えていて…ということが考えられるが、 自分の店のラーメンのことに限ってケンが値段などを間違えるということは考えづらい。 間違って覚えていたら店を手伝うときに時にかなり困ったことになるからだ。当然、店のメニューの方が間違っているということも考えられない。
他の可能性としては、満塁軒が料金改定を行ったという考え方も出来る。これは前述の「間違い説」よりは可能性としては高いだろう。 66話の値段は、特にチャーシューメンが850円と高めで、客からの不満の声があったのかもしれない。 また72話では値段が分からないものの、66話ではねぎみそラーメン850円、みそチャーシューメン950円と他のメニューも全体的に割高と感じられる。 それに比べ、72話の値段は比較的良心的な値段であるため、66話〜72話の間に料金改定を行った説が今のところ有力ではないだろうか。 といっても、チャーシューメンの−250円など値下げ幅がちょっと大きめなのが気になるが…。

謎2 ケンの母
高柳家はケンとケンの父、母の三人家族である。ケンの父は店の仕事をほぼ一人でこなし、 ケンはよく電話応対、出前などを手伝っている。ここで謎なのが、ケンの母は何をしているのだろうか?ということである。 登場した話は33話、109話などごくわずかしか確認されていないが、店の手伝いはしていないのだろうか?だがもしかしたら、 母はOLか何かで会社勤めをしており、店を手伝えないのかもしれない。あるいはスープの下ごしらえなど、 影で活躍しているということも考えられる。しかし単純に、実は手伝うほど満塁軒が忙しくない店だから、 という考え方も出来る。ジダマも66話では、「ケンちゃんの店ならすぐ食べられるのに。」と発言しているし…。

謎3 満塁軒の採算は
上記のようなことを考えると、「満塁軒は採算が取れているか?」という謎も出てくる。ケンの父はよくあずき達にラーメンをおごったりするし、 野山家にタダで料理を配達した事もあった。また46話でまことは「ツケ」でラーメンを食べていたが、 これ以外にもツケでラーメンなどを食べていた事も十分考えられるため、 それらのツケをちゃんと回収出来ているかも疑問である(ツケたのがまことだし…)。しかしながら、 各話では地味にも客が何人か入っているのを確認できる話も多いため、何とか生活できるだけの収入はあるのかもしれない。

謎4 いつの間に日本一に
ケンの父の中華料理の腕は抜群である。その腕は恐らく、あの海原雄山でさえケチをつけられないくらいに 確かなものであると思う。そこでケンは、27話で自店のラーメンを「東京で二番目に美味い」と発言をしていた。 これは本当は一番と言いたいが、そう言うとウソっぽい、という理由から出た発言であると言える。 しかしながら66話では、だいずの発言からケンは「自店のラーメンは日本一」と言っていた事が分かる。 このように、いつの間にかケンの主張は東京二から日本一に変わっている。 恐らく27話〜66話の間に考えを変えて、自店のラーメンにさらに自信を持ったからだと思われるが、 それにしても一体何話目から、何をきっかけに考えを変えたのだろう?細かい事だが、謎である。

満塁軒の真実?

過去に私は、「何故原作で特に設定されてないケンの家がラーメン屋ということになったのだろう?」と疑問を持った事があった。 そこで私は、唐突にあるCMの存在を思い出した。 発売してからいつまで経っても「新発売!」と叫び続けていた、あのCMである。
ケンちゃんラーメン、新発売!
そうか、恐らく脚本の雪室氏(?)が、このCMからケンの家がラーメン屋という設定を思いついたに違いない、 とその時勝手に結論付けた。…が、真相は謎のままである。 ところで、ケンちゃんラーメンという単語で検索をかけてみたところ、 実際に兵庫県の尼崎市にケンちゃんラーメンという店があるようだ。


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