言葉を連ねる10のお題
01:あの時声を殺して泣く君に一体どんな言葉を捧げれば良かったのか
02:偽りを感じながらただ頷くしかなかった僕をどうか嗤ってくれ
03:憐れみで救えるものがあるならいくらでも涙を流すのに
04:この両の手で抱えきれる以上の希望と絶望を明け渡された
05:夜を越えて朝を迎えそうして世界は僕を置き去りにして進んでいく
06:前進も後退もできないのならその場に留まり続けることも選択肢の一つだろう
07:許す許さないの結論を下すのは僕達以外の誰かでなければならない
08:喜びも苦しみも全て飲み干した後に目の前に残るものは何だろうか
09:終わりを悟ったその瞬間に何よりも眩しく輝く光を見た
10:幾万もの言葉で繕ったって本当に伝えたいことはただ一つ