CHAPTER 1
CHAPTER 2
CHAPTER 3
CHAPTER 4
CHAPTER 5 CHAPTER 6 CHAPTER 7 CHAPTER 8 CHAPTER 9 CHAPTER 10 CHAPTER11 CHAPTER12 CHAPTER13 CHAPTER14 CHAPTER15 CHAPTER16 CHAPTER17 CHAPTER18 CHAPTER19 CHAPTER20 CHAPTER21 CHAPTER22 CHAPTER23 CHAPTER24 CHAPTER25 CHAPTER26 CHAPTER27 CHAPTER28 CHAPTER29 CHAPTER30 CHAPTER31 CHAPTER32 CHAPTER33 CHAPTER34 CHAPTER35 CHAPTER36 ExCHAPTER * CHAPTER 16 : GODRIC'S HOLLOW 16章、ゴドリックの谷。 親世代アンテナが騒ぎます。 結局ロンが帰ってこなかったので嫌な雰囲気のままの2人。 荷造りをしたり移動したりしていてもロンの名前を口に出来ない2人。 季節はそのまま冬へ。 フィニアスは意外にも頻繁に肖像画に現れてくれます。 ハリーのゴドの谷へ墓参りにいきたい願望がいよいよ募ってきました。 ある日、ハーがダンブルドアの遺品の本を見ていると グリンデルバルドのマークが表紙?に書きこんであるのを発見。 ハリー、マークより墓参りに行きたいので「ゴドの谷へ行こう」と。 反対するかと思われたハーマイオニーが、意外と賛成。 バチルダ・バグショットに会いに行こう、と受け取ったようです。まあそれでもいいが。 えー、魔法史の教科書によると、ゴドの谷というのは、 ●ゴドリック・グリフィンドールが生まれた場所 ●一番最初にボーマン・ライトさんという職人がスニッチを作った場所 であるらしい。へえ。 ハーは、バチルダがきっとグリフィンドールの剣を持っていると考えたよう。 1週間ほど2人とも透明マントを被ったまま姿現しをする練習をしたら、 ポリジュースでマグルに変装し、夜を待っていざゴドの谷へ。 意外と普通の町です。 というか、姿現しって行ったことない場所でもいいんだ? とりあえず教会へ向かう2人。ハリーの心中は複雑。 教会からキャロルが聞こえてきます。今日はクリスマス・イヴなんだって! え!?「戦没者慰霊碑」を通り過ぎた瞬間、慰霊碑が銅像に変化した!? えっと… くしゃくしゃした髪に眼鏡をかけた男性と、 長い髪で優しさと可愛らしさにあふれた顔立ちの女性と、 彼女に抱かれた赤ん坊の銅像です。 わお!ポッター家は銅像なんて建てられているんですね。 2人はマントを被ったまま教会の奥の墓地へ。 アボット家の墓があります。ハンナも古い家柄なんだ? ケンドラ・ダンブルドアとアリアナ・ダンブルドアの墓もありました。 墓碑銘「Where your treasure is,where will your heart be also」 あなたの大切なものの傍にはあなたの心がある? ハーがとびっきり古くさい墓を見つけました。 例のマークが彫ってあります。名前は…イグノータス? その他にもホグワーツで見知ったファミリーネームがあったり。 ついにリリーとジェームズの墓を発見。 ホグワーツのダンブルドアの墓のように大理石です。 ジェームズ・ポッター 1960年3月21日生 1981年10月31日没 リリー・ポッター 1960年1月30日生 1981年10月31日没 リリーの方が誕生日早かったんだ…!いいこと知った! 墓碑銘「The last enemy that shall be destroyed is death.」 ん?「最後に打ち勝つべき敵とは死である」? それってデスイーターの考え方じゃないか!とハリー。焦る。パニック。 違うわハリー、とハーマイオニー。 イーターの意図する「打ち勝つ」ではないのよ、 きっと、「死してもなお(思い出として?)生き続ける」ことなのよ!(きみはいい娘だ) ハリー、お墓にお供えできるものを持っていませんでした。 それに気付いたハーマイオニーが魔法でお花を出してくれました。 きみは、ほんとうに、いい娘だ、ハーマイオニー…! これ以上耐えられない、とハリーはハーマイオニーを引いて墓地の出口へ。 ▲ □ ▼ CHAPTER 17 : BATHILDA'S SECRET リリーとジェームズの新婚話でもしてくれるのか?と期待させる17章。 バチルダ・バグショットの秘密。 墓地を出ようとしたところで足音?気配?に気付くハーマイオニー。 動物だったんじゃないのか?とハリー。 それに人だったとしても、マグルに変装してるから大丈夫だろう、と。 ええ、ポッター夫妻のお墓に献花をしたマグルをね、とハーマイオニー。 とにかくマントを着て、バチルダの家を探すことに。 少しして、雑草まみれの廃墟に出会いました。 家のほとんどの部分は形をとどめているものの、1階(2階?)の右側部分は吹き飛ばされています。 ポッター家跡地のようです。 マグルには見えないようにしてあるらしい。 なんで立て直さなかったんだろう?と近づくハリー。 門に手を置いた瞬間、空間に文字が浮かび上がる。 1981年10月31日、この場所で リリー並びにジェームズが命を落とした。 彼らの息子、ハリーは 「死の呪文」を免れたたった1人となった。 この建物はポッター家の記念碑として、 また家族を引き裂いた暴虐の証拠として現状のまま保存される。 思った以上にポッター家が大事にされててなんか嬉しいです。 しかもその説明文の下やら横やらに人々の書き込みが。 「頑張れハリー!」や「みんながついているよ」とか。泣かせるぜ…! その時、2人の立っている場所をじっと見つめる老婆が! え、なんで!?見えてないはずなのに!? 手招きする老婆。 「バチルダですか?」とハリーが聞くと頷く老婆。 こわい。しかしバチルダを探しに来たというのも目的なので着いて行く。 バチルダの家は非常に臭いらしい。バチルダも臭いらしい。お年寄りだからね。 バチルダの家で写真を見つけたハリー。 その写真が、アンブリッジの部屋でみたダンブルドアの本にあった写真と同一で、 しかもそこに写っている金髪の人物はグレゴロビッチの記憶の盗人と同一人物だった。 ハッとするハリー。(でも読者はみんな記憶の段階で気付いてたと思うよ) これは誰ですか?と問い詰めるも反応しないバチルダ。耄碌してる? とにかく顎でしゃくって2階へ来いと合図するバチルダ。 しかもハリー1人で。 しかし相手は老婆。いざとなれば力尽くでも逃げると踏んだハリーはバチルダと2階へ。 …寝室へ通されました。(思わずハリーの身の危険を感じてしまった) ハリーの首にかかっているロケットがいやに興奮しているかんじです。 僕に何かくれるものがあるんですか?とハリー。 そこだよ、とバチルダ。部屋の隅を指します。 ハリーが目で剣を探したその時、視界の端に…バ、バチルダの首からヘビが!? な、なんですか!? 首が取れてそこからヘビが出てくるとか児童書でそんなホラーやっちゃっていいんですか!? 騒ぎに気付いて駆け上がってきたハーマイオニーも加わって大乱闘。 杖を踏んづけたりしながらなんとかナギニを押しやったところで額の傷が猛烈に痛む。 来るよー!ヴォルが来るよー!! ハーマイオニーを掴んで窓を破り、桟にのって姿くらまし! ハリーの意識はもはやヴォルの体に移っています。 逃げる自分たちを目撃するハリーinヴォルデモート。危なかった! そして、1981年10月31日のポッター家での出来事が脳内で再生されます。 せっかくなので、全文訳。 うなされてハーマイオニーに起こされるハリー。 状況の整理。バチルダがヘビだった。またはヘビがバチルダだった。 きっと本物のバチルダはもっと前に殺されているだろう。 そして杖が、ハーがナギニを攻撃したときに壊れてしまいました。 フェニックスの羽でかろうじて繋がっている2本の木の棒になってしまいました。 試しにハーの杖でレパロしてみるものの、魔法がうまく発動しない。 「きっと直せるさ…」とハリー。 「無理だと思うわ。彼のは…ロンのは無理だったもの」とハー。 ここ何週間かの間で初めてロンの名前が出ました。 とりあえずハーの杖を借りて、ハリーが見張りになることに。 新婚話ではなく、死に際の話でした。 期待したわたしがバカだったよ…! ▲ □ ▼ CHAPTER 18:THE LIFE AND LIES OF ALBUS DUMBLEDORE 18章 ダンブルドア その人生と嘘。 一夜明けて。 ハーマイオニーがバチルダの家からリータの本をパクってきていたようです。 ハリーの杖のことは置いといて、とりあえず盗人のことを調べます。 写真のページが見つかりました。 キャプションは…「ダンブルドアと友人のグリンデルバルド」。 友人のグリンデルバルド!? どうやら写真の章は「The Greater Good」という章らしいです。 よりよい結果?もっと上を?そんな感じの意味でしょうか。 ・色々ヤバい実験をしすぎたので、いくらダームストラングといえども グリンデルバルドを庇いきれなくなり、彼が16歳のときに追放。 ・その後、大叔母のバチルダを頼ってゴドの谷に来たグリンデルバルド。 ケンドラ死亡から間もないアルバスと意気投合する。 ・2人の秀才はとっても仲良くなった。 ・ダンブルドアの手紙。 …マグルを制服する計画やよりよい手段について論じています。 ・「For the Greater Good」はスローガンのようなものらしい。 グリンデルバルドが作った監獄Numengardにも掲げられているとか。 え、ダンブルドアは若い頃はアンチ・マグルだったということですか!? ショックを受けるハリー。(そりゃね) ハーが「きっと若気の至りよ!」と言うも、 「僕らと同い年じゃないか!」と言って、聞き入れません。 最後には「ダンブルドアがハリーを本当に愛していた(気にかけていた)ということを 信じたい、と思った自分が憎らしい」とか思っちゃうハリー。 …あんまり良い感じの章ではなかったです。 ▲ □ ▼ CHAPTER 19 : THE SILVER DOE Doe、死体ではありません。 19章、銀の雌ジカ。 テントの周りで足音がするので、早朝にさっそく移動。 Deanの森とかいう場所に来た2人。 ハーが以前、両親とキャンプに来たことがあるらしい。 ディーンの森?いや、ディーン・トーマスは関係ないみたいです。 その日の夜もまた物音が。 今度はなに?…と思ったら銀の雌ジカがハリーを見ています。 これは罠だろうか?と思うも本能で否定するハリー。 自分のパトローナスと近いものを感じます。追いかけることにしました。 足跡も残さずに雪の上を滑るように進む雌ジカ。 導かれた先は、小さな湖の傍。そこでふいに消える雌ジカ。 ルーモスの杖灯りに照らされて凍った湖から反射が……って! グリフィンドールの剣が湖底に沈んでいます。 な、なに!?どういう展開!? とりあえずアクシオでは取れませんでしたが取れるとも思っていなかったハリー。 グリフィンドールの剣は真のグリフィンドール生のみが帽子から取り出せる =グリフィンドール生をグリフィンドール生足らしめる要素とは? =勇気?騎士道? ということでハーマイオニーを呼びに戻るなんて勇気のないことはできません。 ということで勇敢な行動を取らなければなりません。 ハリー、脱ぐ。 そしてパンツ一丁でハーの杖で湖面を割って真冬のイギリスの水中へ飛び込む! わあああ冷たい!冷たい! どうにか剣を引き上げ、水面に出ようとしたところで首に巻きつくものが。 水草かなーと思って首に手をやると、ロケットが気道を締め付けていました。 こ、こええええー…いや、そもそも分霊箱を身につけるなよ!と、わたしは言いたい。 まじ死ぬ、これまじ死ぬ、めっちゃ苦しい、とハリーが沈みかけたとき、 誰かがハリーと剣を引っ張りあげてくれました。 「きみ、頭がどうかしちゃったのかい?!」 ハーマイオニーかと思えば、そこいたのはロン!! えええぇええ!?なんで!? どうやらロンもシカに導かれたらしいです。しかも人影も見たとか!? しかしそこには足跡もなければやっぱりシカもいません。 とりあえずロケットを壊すことにしました。 ロケットを岩において、ハリーが剣で壊すのかと思いきや、「ロン、君がやるんだ」と。 剣を湖からひっぱりあげたのは結果的にはロンだから、ということらしい。 ナギニとの邂逅でロケットの開け方を悟ったハリー、蛇語で「開け」と命令。 めっちゃ怖気づいているロン。頑張れよ、ここで頑張らなきゃ男じゃないぞ! リ、リドル出てきた!? いや、目だけかな?とにかくリドルの声が響きます。 「女の子が欲しかった母親にはがっかりされ、愛されない」 「今では好きな女の子でさえ自分の友達を選んだ」 「いつも2番手。永遠に。超えることはできない…」 ロンの精神を抉っていきます。 お、おまけにリドル・ハリーとリドル・ハーマイオニーが出てきたよ!? 「いまさらどのツラ下げて」とか「ハリーの方がいいわ」とか、 なんか散々な言われようなロニー。 挙句の果てにはリドル・ハリーとリドル・ハーマイオニーがチュ―しちゃって、もう。 しかし頑張ったロン。ついにロケットを破壊。 ハリーもちゃんと「気にするな」とフォロー。 「ハーマイオニーは兄弟姉妹みたいなもんだよ。向こうもそう思ってる」 ということでハーマイオニーの寝ているテントへ。 眠りから覚めたらそこにロンが居た事実に仰天するハーマイオニー。 しかし、今回は4巻のときのように泣いて喜んでくれるわけではなかった! 繰り出されるパンチの数々。悲鳴をあげるロン。 その勢いは凄まじく、ハリーが思わず「盾の呪文」をロンとハーの間に張ったほど。 まあでも、ハーは必死で戻ってきてってお願いしたんだから、怒るのもしょうがない。 今までロンがどこにいたか、そしてどうやって魔法で隠れてた2人を見つけたか。 ・ロンは決別した直後に後悔して戻ろうとした。 ・しかし魔法省(というか死喰い人)の検問にひっかかってしまった。 ・スタン・シャンパイクの振りをして捕まった。 ・しかし奴らがヘボだったので杖を奪って逃走した。 ・生爪2枚はがされた。 ・クリスマスの早朝、ラジオを聞いていたらハーが名前を呼ぶのが聞こえた。 ・しかも声は「火消しライター」から聞こえてきた。 ・ライターをつけてみると外に青白い光が発生した。 ・光の色が移動キーのものに似ていたので荷物を持ってその光に触れた。 ・光がロンのなかに入ってきて、ロンはどっかの丘にいた。 ・きっと近くに2人が居るんだろうと思って1日待ったけど、見つけられなかった。 ・もう一度ライターをつけて、今度はこの森に出た。 ・シカをみつけて近寄ってきたらハリーが極寒の湖で妙なことをしていた。 で、ハーに今夜起こったことと結果を報告。ロケットを破壊。剣を入手。 まだ彼女のお許しはでないみたいですが、とりあえず追い返されることはなさそうです。 ▲ □ ▼ CHAPTER 20 : XENOPHILIUS LOVEGOOD 20章、ゼノフィリウス・ラブグッド。愛称はゼノ。 娘に負けない変人オーラ。 ハーマイオニーの怒りが収まりません。惨めな感じでハリーについてまわるロン。 そういえばハーもハリーもヴォルのことを名指しで呼ばなくなりました。 じゃあ、ってことでハリーが名前を口にしようとすると、ロンが必死で止めました。 「ダメだって!名前は呪いなんだ!だから結婚式のあと、僕らがどこに居たのかバレたんだ! キングズリーもそれで死喰い人に襲われて、今は逃亡中だんだ!」 そうだったの?迂闊に名前を呼べなくなりました。 ロンはあのシカのパトローナスはダンブルドアじゃないか、と主張。 それはない、とハリーは一蹴。 そういえばハリーはロンが死喰い人から強奪した杖を1本貰いましたが、馴染みません。 「ダンブルドアはきっと僕が君たちに腹を立てて出て行くことを見越してたんだ」とロン。 「違うさ。君がいつだって戻ろうとすることをわかってたんだよ」とハリー。ナイスフォロー! ロンがラジオをつけました。いや、つけようとしました。 どうやら現在はほとんどの番組がヴォルにゴマをすった内容した放送していないらしい。 その中で1局だけ、真実を報道する番組があるとか。 3人みたいに毎日移動しているんだとか。しかもパスワード制。 ハーマイオニーが、リータの本の、例のダンブルドアの手紙の中で妙なものを見つけました。 アルバス・ダンブルドアの署名の"A"がちょっと変。 三角の中に目のようなマークが入っています。 このマークの説明をしてもらうためにラブグッド父に会うべき、とハー。 ゴドの谷の過ちは繰り返せない、とハリー。 しかしロンの、ハーへの賛成によって、多数決はゼノに会いに行くことに決定しました。 「ロン、ハーマイオニーのご機嫌を取りたいだけだろ?」 「いや、愛と戦争の元においては全てが平等さ。この場合は両方だな」 ロンが戻ってきたので会話がいちいち楽しいです。 ロンは、ラブグッド家がどこにあるのか知らないようです。ご近所だってこと以外は。 「あなた家にいたなら聞いてくれればよかったのに」とハー。 「え、だって僕、ビルとフラーの新居に居たんだ。言ってなかった? シェル・コテージっていうとこなんだけど。家の奴らは知らないよ」 おま、新婚夫婦の家にあがりこむなよ! さすがロン。そしてさすが長男、ビル。 ロンの話し振りから長男の心の広さ、懐のでかさがわかります。 何回か姿現しで町を移動すると、山の上に「チェスのルーク」のような形をした家が。 ぜったいあれがラブグッド家だ!とロン。確かに妙な雰囲気はあります。 玄関の表札もゼノ・ラブグッドでした。 ルナのイヤリングについてたカブとかも生えてます。 ノックをすると、ゼノが出てきました。 あー、あんまり歓迎ムードではないです。やっぱハリー賞金首だから… 屋内には入れてもらえました。 部屋のド真ん中を貫く螺旋階段で2階へ通される3人。 1階はキッチンで、2階は作業場のようです。あ、発行前のクィブラーが。 妙な胸像もあります。どうもロウェナ・レイブンクローの胸像らしい。 妙なヘッドドレスをつけている胸像。 ロウェナの王冠を模しているらしい。 詳細は…ラブグッドさんたちはかなりユニークや名詞を使うので、よくわかりません… で、本題。 「どう手助けをしろと?」と、ゼノ。 「結婚式のときに来ていたローブの胸にあったマークについて教えてください」と、ハリー。 「DeathlyHallows(死の秘宝?)のことか?」とゼノ。 絶妙な引きで次章へ。 ▲ □ ▼ |