CHAPTER 1
CHAPTER 2
CHAPTER 3
CHAPTER 4
CHAPTER 5 CHAPTER 6 CHAPTER 7 CHAPTER 8 CHAPTER 9 CHAPTER 10 CHAPTER11 CHAPTER12 CHAPTER13 CHAPTER14 CHAPTER15 CHAPTER16 CHAPTER17 CHAPTER18 CHAPTER19 CHAPTER20 CHAPTER21 CHAPTER22 CHAPTER23 CHAPTER24 CHAPTER25 CHAPTER26 CHAPTER27 CHAPTER28 CHAPTER29 CHAPTER30 CHAPTER31 CHAPTER32 CHAPTER33 CHAPTER34 CHAPTER35 CHAPTER36 ExCHAPTER * CHAPTER 21 : THE TALE OF THREE BROTHERS 第21章、「3兄弟のおはなし」 例のマークというのはHallowsのことらしい。 そのマークを身につけることで、Hallowsを探しているということをアピールするとか? そして他の信者に、「探求の旅」の手伝いをしてもらえるようにアピールするためらしい。 ビードルのお話のひとつ、「3兄弟のおはなし」から全ては始まる。 「3兄弟のおはなし」 ・3人の兄弟が旅をしていた。 ・ある日、歩いて渡るには深すぎ、泳ぐには危険すぎる川へ出た。 ・兄弟は魔法でいとも簡単に橋を架けた。 ・獲物を待っていた「死」は激怒した。 ・橋の半分くらいの所で「死」は兄弟を待ち伏せて語りかけた。 ・兄弟の魔法に感服したので望むものを与えよう、と「死」は語った。 ・好戦的な長男は何者にも負けない杖を望んだ。 →「死」は対岸の古木の枝を追って長男に与えた。 ・偉そうな次男は死を遠ざける力を望んだ。 →「死」は川岸の石ころを拾って次男に与えた。 ・一番賢く慎み深かった三男は「死」を信用せず、この場を切り抜ける手段を望んだ。 →「死」はしぶしぶ彼の『透明マント』を与えた。 ・兄弟は旅を続け、各自の道へ進むときが来た。 ・長男は山奥の町へ行って片っ端から決闘した。 ・宿屋で杖のことを大声で自慢して、酒を飲んで寝た。 ・その夜、盗人が忍び込み、その杖を奪って長男を殺した。 ・「死」は長男をその手に入れた。 ・次男はひとりで住んでいた家に帰ろうとしていた。 ・石を手の中で3回転がすと、死んでしまった好きな人があらわれた。 ・彼女は人の世界には戻ってきたが、本当の住人ではないので、とても苦しんだ。 ・次男はとうとう心を病んで自殺した。 ・「死」は次男をその手に入れた。 ・「死」は三男を探し回ったが何年経っても見つからなかった。 ・終に三男が息子にマントを譲ったときに、「死」は三男を見つけた。 ・三男は古い友人であるかのように「死」を迎え、喜んで「死」と旅立ち、人生を終えた。 つまりDeathlyHallowsとは3兄弟が「死」から贈られたものを意味する。 「Elder Wand」…ニワトコ(年長者?)の杖 「Resurrection Stone」…復活の石 「The Cloak of Invisiblity」…透明マント そして全てを集めると「master of Death」(死の支配者?)になれるらしい。ドラゴンボール? 杖を現す1本の直線と、 石を表す1つの円と、 マントを現す1つの三角形をあわせたものが、マークです。 こんな感じか? …左のほうはネコの目みたいですね。 で、右のほうはやたら眠そう。 ゼノの話し振りだと、ハリーが透明マントを持っていることを知らないようです。 というかハーが「視野が狭い」とかゼノに批判されまくっています。 ElderWandは持ち主を殺して奪う、という手段が蔓延っているようです。 とりあえず現存する可能性がいちばん高いのはElderWandだとか。 ハーがゼノに、Hallowsとペベレル家の関係を聞きました。 え?誰?…と思ったら、ゴドの谷の古い墓のひとだそうです。イグノータス・ペベレル。 Hallowsの本家本元。3兄弟はペベレル3兄弟のことだったんだって!! Antioch(アンティオフ?)、カドマス、そしてイグノータス。 夕飯?にスープをご馳走してやる、と言ってキッチンへ降りるゼノ。 ルナももうすぐ戻ってくるから〜、と。 Hallowsのうちでどれが欲しい?という話になる3人。 ロンはElderWandが欲しいらしい。ハーはマント。そしてハリーは復活の石。 見事に個性が出揃った感じです。 「シリウスにマッド・アイにダンブルドアに…両親を呼び戻せる」とハリー。 なぜか真っ先に名前が出てくるシリウス。よかったね!! ハリーは3階を覗いてみることに。どうやらルナの部屋のようです。 天井に、ハリーとロンとハーとジニーとネビルの綺麗な似顔絵が描かれています。 その絵の5人のまわりには「Friends」という文字が鎖のように繋がっています。 キュンとくるハリー。そのまま部屋をちょっと観察。 ルナそっくりの女性の写真にはホコリが溜まっていて、 クローゼットは空っぽ、ベッドは使われた様子がありません。 様子が変だ、と思ったハリーはゼノに「ルーナはどこですか?」と問い詰めます。 ……クィブラーがハリーに友好的な所為で拉致られているらしいです… だからハリーを引き渡せばルナを返してくれるかも…という算段らしい。 ゼノのスタンの呪文が壁にかかっていた「しわしわ角スノーカック」と彼が自称していた角に当たりました。 ハーはそれをなんかちょっとの刺激で爆発する動物の角だと言っていたのですが… 結局、正しかったのはハーのようです。 角が爆発し、ラブグッド家倒壊の危機。 哀れなタイミングで死喰い人が2人やって来てしまいました。 しかし信用されないゼノ。 過去に何度か通報しては、「しわしわ角スノーカック」とルナを交換しようと持ちかけたりしたらしい。 死喰い人の攻撃が跳ね返り 「私を信用してくれる?」とハー。 この場を切り抜ける計画があるようです。 ロンはハリーの透明マントを被って待機。 ハリーはハーの腕をしっかり掴んでいること。 そしてハーがゼノに忘却術をかけて、 死喰い人の姿がチラっと見えた瞬間に1階を爆破させて「姿くらまし」! ▲ □ ▼ CHAPTER 22 : THE DEATHLY HALLOWS 22章、死の秘宝。 逃亡に成功。 ハーマイオニーはとにかくHallowsには懐疑的です。 (そんなんだから視野が狭いって言われちゃうんだ…!) ペベレル家の男系は途絶えたようです。 ペベレル、という言葉にずっと引っかかっていたハリー。 「マールボロ・ゴーントだ!!」思い出しました。 マールボロが魔法省の役人に指輪を見せながら自分はペベレル家の子孫だって言ってた!と。 マジでぇー!?と6巻を見直すと、確かに言ってました。 (ついでに言えば13章と15章で出たディルク・クレスウェルですが) (6巻で出たゴブリン連絡室長ダーク・クレスウェルでした) ということはゴーントの指輪が復活の石なのでしょうか。 というかゴーント家ってサラザール・スリザリンの子孫でしたよね? ペベレル家もスリザリンの子孫なんですか? それともスリザリンがペベレル家の子孫なんですか? ハーマイオニーはやっぱり気に入らないようです。 予言の「一方が生きる限り他方は生きられない」というのは 「Hallows V.S. Horcrux」のことだった? え、透明マントを受け継いだってことはポッター家はイグノータスの子孫!? つまりそれってゴーント家と遠い親戚ってこと!? じゃあスリザリンの家系ってこと!? ヴォルデモートが探しているのはElderWandだろう、と検討をつけるハリー。 ハーは本気で信じていません。分霊箱を壊すのがぜったい優先!という感じ。 ロンは、かなり一致する部分があることは認めるけど優先度は分霊箱の方が高い、という意見。 悶々と過ごすハリー。ハリーの心はHallowsにまっしぐらです。 そういえばルナのことも忘れていました。 パトローナスもできないかもしれないハリー。もっといい杖があれば… 同じ理由からか、ヴォル・ビジョンの映像もボヤけるようになりました。 ロンがハリーとハーの仲介役のようなことをしています。健気だ。 魔法省(と死喰い人)の検問があちこちにあります。 ロンはずっとラジオを聴こうと頑張っています。 番組名は「ポッターウォッチ」。ポッターの時間、みたいな? 3月になりました。 ついにラジオが!今日の合言葉は「アルバス」だったようです。 えーと。 リー・ジョーダンがDJのようです。 偽名はリバー(River)で。 新聞などでは扱われない死亡者のおしらせ。 テッド・トンクス死亡 ダーク・クレスウェル死亡 ゴブリンのゴーナック死亡 ディーン・トーマス逃走中 ゴブリンのグリップフック逃走中 テッド…!! 最近の魔法界の情勢がマグル界に及ぼす影響について詳しい、ロィヤル(Royal)が喋り始めました。 思いっきりキングズリーですけど。 「魔法使い優先」思想は「純血優先」思想の第一歩である。 その行く末は「死喰い人」だ。と警鐘を鳴らすキングズリーasロィヤル。 ハリー・ポッターは未だに逃走中、ということについてロムルス(Romulus)に意見を聞くリー。 ああ、今度はルーピンせんせいですか。 (しかもロムルスって!ロムルスって!) (ローマ神話の「ロムス(Romulus)とレムス(Remus)」からだよね!?) ハリーに対して、ルーピン先生の暖かい言葉が。 あんなに酷いことを言ったのに許してくれたのだろうか、とハリー。 そ、そりゃ先生は大人だもの…! きっと怒ってなんかなくて自分が情けなかったとかだけなんだよ…! ゼノ・ラブグッドは捕まってしまったらしい。でも生きてることは確実。 ハグリッドも逃走中です。 なんでも、小屋で「ハリーをサポートする会」を開いたとかで捕まりかけたらしい。 天気予報のようなノリでローデント(Rodent)が呼ばれました。 「おい、ローデントじゃなくてレイピア(Rapier)がいいって言っただろ!」と、フレッドの声が。 いや、ジョージか!?ロンによればフレッドらしいです。家族にはわかるんだ!? 巷では「あの人」は目で見るだけで殺せる、というような噂が広まっていますが、 みなさん、それはバジリスクです。簡単な見分け方をご紹介しましょう。 まず、あなたをじっと睨んでいるものに足があるかどうかを確認しましょう。 足があったなら、目をみても大丈夫です。 しかしそれが本物の「あの人」だったなら、それがあなたが最後に目撃するものになるでしょう。 フレッドのジョークが冴えています。さすがユー・ノー・プー。 それからヴォルは今は外国の方にいるらしいです。 ハリー、ラジオを聞いて勢いづきます。 フレッドが言ってただろ、あいつはいま外国にいるんだ、ヴォルデモートは杖を探してるんだ!! 名前は呪いだって言ってんだろハリー!!!! シリウスおじさんのうっかり加減をしっかり受け継いだ所為で死喰い人がやって来てしまいました。 ▲ □ ▼ CHAPTER 23 : MALFOY MANOR クジャクの住む家、マルフォイ邸、第23章。 え?ハーマイオニーがいきなりハリーを攻撃した!? 死喰い人…グレイバック出た!! どうもハリーの顔がひどく傷だらけなので誰だかわからないようです。 なるほど、これを狙ったのかハーマイオニー。 必死でごまかそうとするハリー。バーノン・ダドリーさんを騙ります。 ロンはまたシャンパイクで誤魔化そうとしたのですが、ダメでした。 バーニー・ウィーズリーを騙ったところ、ウィーズリーめ!という雰囲気に。 ハーはペネロピー・クリアウォーターを。 しかし怪しいのがだだ漏れ。 グリフィンドールの剣は見つけられちゃったし ハーの手配書と「ペネロピーさん」がそっくりだしで連行されることに。 先に捕まっていた2人と一緒に縛られる3人。 …ディーンとグリップフックでした。 必死に抵抗するけれど結局ヴォル・ビジョンを受信するハリー。 なんか…飛んでる?感じ。 マルフォイ邸に連行されました。 ヴォル・ビジョンでは「よく来たなヴォルデモート、無駄な努力だったがな」みたいな光景が。 ルシウスとドラコがいました。 こいつが本物のポッターかどうか確認しろ!みたいに言われるドラコ。 ハリーがふと鏡を見れば、髪が肩まで伸びてクラムのような無精髭の自分の姿が。 …ますます、名付け親に似てきたね…… 本物かどうかわからない、とドラコ。 え、確かに薄汚れたし顔とか腫れ上がってるけど、わからないほどなの? もしかして庇ってるとか…!?(たぶん違う) ベラさま登場。 グレイバックたちとベラさまたちで内部分裂しています。 ベ、ベラさまつえええぇー!! あっさり負けるグレイバック。 ベラさまは、どうやら自分の金庫に隠したはずの剣がこの場にあることが気にかかるようです。 尋問するためにハーマイオニーを残して、ハリーたちを倉庫に連行させました。 倉庫にはルナとオリバンダーさんが! 杖もないし、逃げる手段もありません。 階上からはハーマイオニーが拷問される声が響いてきます。 ルナがロープを切ってくれました。 自由になったロンは火消しライターで灯りをつける。 え!?その時ダンブルドアの瞳がシリウスの鏡の破片に!? 「助けて!」とハリー。 ダンブルドアの目は瞬きすると消えてしまいました。 ドラコが来てグリップフックを連行していきました。 ハーがベラに「あの剣はニセモノなんです」と語ったため、 ゴブリンなら真偽がわかるだろう、とのことです。 「ニセモノだって言ってくれ!」とハリー。 グリップフックわかったのかわかってないのか連行。 そしてパチンと音がして、ドビーがあらわれた。 「ドビーはハリー・ポッターを助けるためにやって来たのです!」みたいなことらしい。 妖精の魔法は便利だ。 ハリーとロン以外を連れて、ドビーをビルとフラーの新居に連れていかせます。 倉庫から不審な音がする、というのでワームテールが遣されました。 すかさずハリーとロンでおっさんを押さえつけます。 抵抗しようとしたものの、ハリーに「お前は僕に借りがあるだろう?」と言われ大人しくなりました。 お?ここからワームテールが協力してくれるのか?と、思いきや。 ヴォルに貰った銀色の手がワームテールの首に伸びて… え!?ワームテール死んだ!? なんかものすごく死んだような描写なんですけど死んだんですか?! 特に大きな貢献をしてくれるわけでもなく!? ワームテールを置いて倉庫を出るハリーとロン。 グリップフックがベラに斬りつけられた? 広間は一転、バトルモードへ。 ヴォルはベラに呼び出されたので、こっちへ向かっているようです。 さっきまでヴォルに無駄だ〜とか言ってた人を殺して。 杖がないのでルシウスが最弱です。 ベラがハーの喉元にナイフをあてて「やめなければ殺すぞ!」と。 ど、どうすんだハリー。 さすがに杖を棄てました。それらを拾うドラコ。 ベラが喋ると同時にベラの真上のシャンデリアが揺れ始めました。 今にも落ちそうです…いや、落ちました! ベラは避けましたがハーとグリップフックは下敷きに!? ド、ドビーだった!!! 「よくも主人に!」というベラ。 「ドビーにご主人様はいらっしゃらないのです!ドビーは自由な妖精なのです!」とドビー。 混乱に乗じて杖を奪い返すハリー。 そのうちの1本をロンにわたして、「行け!」と。 ハリーはグリップフックとドビーを抱えて、「シェル・コテージ!」と強く念じて姿くらまし。 視界の端でベラがナイフを投擲するのが見えます。 潮風の香る場所に出ました。 ここ、本当にシェル・コテージ?とドビーに聞きますが、様子がおかしい。 ドビーにベラのナイフが刺さっていました。 「ドビー!死んじゃダメだ!ドビー!」と、ハリー。 近くの建物から人影が出てきました。 敵か味方かもわからないまま助けを求めるハリー。 「ハリー…ポッター…」と最後に呟いて、ドビーの目から輝きが失われました。 ドビー!!!! ▲ □ ▼ CHAPTER 24 : THE WANDMAKER 24章、杖職人。 ここはシェル・コテージだったようです。 出てきたのはビルとフラーとディーンとルナでした。 ハーは無事で、ロンが家の中に連れて行ったようです。 ドビーのお墓を掘るハリー。 …痛々しい…7巻で初めての泣き所です… 「これで寝れるね」とドビーの目を閉じてあげるルーナ。いい子だ。 最後に土の上に石を置いて墓碑銘を刻むハリー。 「自由な妖精 ドビーここに眠る」と。 ロンがハリーと行動していたのがバレてしまったので、 ウィーズリー家は隠れ穴からミュリエルの家へ移動したらしいです。 オリバンダーたちもそこへ連れて行こう、というビルに、ハリーが待ったをかけます。 今すぐ話す必要があるんだ、とのこと。一番上の寝室で3人で話すようです。 HorcruxかHallowsかどっちを優先すべきか悩むハリー。 最初はグリップフックを呼んで来てもらうことにしました。 てことはHorcruxを選らんだってこと? 剣を抱いたままビルに連れられてきたグリップフック。 …態度が、怖い。 「僕たちグリンゴッツに押し入る必要があるんだ」とハリー。 え?なんで?どうやらレストレンジの金庫に押し入るらしい。 そのためにはゴブリンの協力が必要なんだ、と。 「考えてみます」とグリップフック。断れなかっただけマシだろうか。 きっとレストレンジのところに分霊箱がある、という計画らしい。 かすかなヴォル・ビジョンでホグワーツが見えました。 続いてオリバンダーと話をする3人。 まずはマルフォイ邸から持ってきた杖の持ち主を判別してもらいます。 1本目。ベラの杖だったようです。 2本目。元はドラコの杖。 「元・ドラコの杖」とはどういうことか?とハリーがききました。 よくわかりませんが、ハリーがドラコから杖を奪ったことで、 杖の方がハリーを主人だと認識してしまったようです。 杖を支配するのに元の持ち主を殺す必要は無いようです。 そしてハリーのヒイラギと不死鳥の杖ですが、やっぱり直せないそうです。 今回のことでわかったこと。 ・グレゴロビッチがElderWandを持っていた。本人がそう触れ回った。 ・グリンデルバルドがグレゴロビッチからElderWandを盗んだ。 ・ダンブルドアがグリンデルバルドを決闘し、ElderWandはダンブルドアのものになった。 ヴォル・ビジョン。ホグワーツに入りました。 「ハーマイオニーが正しかったんだ。ダンブルドアは僕にHallowsを追わせたいわけじゃなかった。 ダンブルドアは僕にHorcruxを追ってほしいと思っていたんだ…」とハリー。 ヴォル・ビジョンではスネイプに導かれ、ヴォルが湖のほとりに。 スネイプを城に追い返し、ヴォルはひとりで大理石の墓に対峙。 そして墓をあばき、死体を覆う布もあばく。 まだほとんど生前の姿を残しているダンブルドアから、ElderWandを入手しました。 ▲ □ ▼ CHAPTER 25 : SHELL COTTAGE 25章、シェル・コテージ。 数日間はシェル・コテージで過ごす面々。 そのうちグリップフックが「手助けをする」と言ってきました。 ただし、成功報酬はグリフィンドールの剣。 口約束だけすればいい派のロン。 騙すのではなく別のものにしてもらえばいい派のハー。 ハリーの結論は、 「剣をあげると約束する。ただしいつ渡すかは明確に約束しない。 Horcruxをすべて壊したあとで渡すことにする」。 それから3人とゴブリンで計画を立てる日々が始まりました。 レストレンジの金庫は最下層にあるらしい。 そのうち4月になりました。 フラーがモリー母さんに似てきました。 3人に探りを入れまくる。 オリバンダーがミュリエルの家へ移送されました。 ビルが送っていったようです。 ビルも戻ってきて食事をしながら談笑していると、玄関から激しくノックが。 誰だ?と途端に緊張する全員。 「わたしだ、リーマス・ジョン・ルーピンだ! 人狼で、ニンファドーラ・トンクスと結婚した。 そしてこの家の秘密の守人であるきみが緊急時に、と住所を教えてくれた!」 ルーピン! なに!?この巻のルーピンはいつも切羽詰ってるんですけど、何か事件!? 「男の子だ!ドーラの父親にちなんでテッドと名付けた!」 「え!?ト、トンクスが赤ちゃんを産んだの!?」(ハー) 「そうだ、そうなんだ、子供が産まれたんだ!」 狂喜する全員。 口々にオメデトウ!と言い合う。 (いや、嬉しいのはわかるけど慌てすぎだと思う、ルーピン) あまりの喜びで自分でも何がなんだかわからなくなっているルーピン。 テーブルを大回りしてハリーにハグするルーピン。 ブラック家の屋敷で起きたあの諍いなんてなかったかのように。 「息子の後見人になってくれないか、ハリー?」 「ぼ、僕ですか?」 「そう、そうだよ、もちろん!ドーラも賛成だし、きみ以外には―」 「あの、も、もちろんです」 喜びのあまり若返ったように見えるルーピン。 38歳で初めての息子。よかったねー。 ビルがワインをあけて乾杯。 いやそんなに長くは居られないんだ、とか言いつつしっかり飲むルーピン。 とにかくテディ・リーマス・ルーピンに幸あれ!乾杯! テディも七変化なのかな? 産まれた時は真っ黒だった髪が赤毛になってきたらしい。 「きっとわたしが戻るころにはブロンドになっているさ」なんて言っちゃうルーピン。 「わたしはドーラに似ていると思うんだけどドーラはわたしに似ているって言ってて―」 もう、止められない。 ひとしきり騒いでルーピン帰宅。 片付けながらビルがハリーに話しかけてきました。 「ハリー、グリップフックと何か計画してるんだね」 疑問形ではなく、断定です。さすがお兄ちゃん。 グリンゴッツ職員として、ゴブリンの危険さについてハリーに忠告するビル。 「とにかく、小鬼との約束を破ることはゴッツに侵入することの次くらいに危ないってことだ」 ビルの忠告が耳に痛いハリー。 まさにその「約束破り」も「ゴッツ侵入」も企んでいます。 次の一文が最高です。 He seemed set on course to become just as reckless a godfather to Teddy Lupin as Sirius Black had been him. (シリウス・ブラックがかつて彼にとってそうであったように、 ハリーはテディ・ルーピンにとって向こう見ずな後見人への道を歩み始めてしまったようだ) 言われちゃったよシリウス! ▲ □ ▼ |