Spinelについて
Spinelとは?
 Spinelは、昨年公開されたプログラム言語「Frontier」の後継言語です。処理速度は最大で約190倍程度まで高速化し、より強力なオブジェクト指向、自由度の高い構文が実装され、手軽にプログラミングを始めることができます。また、変数の型などのつまづき易い部分は取り除いてありますので、プログラミング経験のない方でもすぐになれることができます。Spinelを一通り覚えた後で、C++ やJavaなどのほかのプログラム言語を使うのもいいでしょう。
強力かつ扱いやすいオブジェクト指向
 Spinelにおける強力な特徴の一つとして、オブジェクト指向であることがいえます。Spinelの前身である「Frontier」はオブジェクト指向プログラム言語でした。Spinelも同じようにオブジェクト指向プログラム言語です。Frontierよりも本格的なオブジェクト指向プログラミングが可能で、かつその複雑な部分の多くは簡易化されているため、プログラミング初心者の方でも無理なくオブジェクト指向を習得できるでしょう。
最適化層による高速化
 Spinelは、実行時に影響しない部分、例えば定数式の計算や不要なソースなどを最適化します。「最適化を行う」のチェックを入れるだけで、プログラムはより高速化し、ユーザーに快適なソフトウェアの提供ができます。もちろんデバッグ時には最適化をしないことでコンパイル速度を速くすることもできます。
Webアプリケーションの開発
 Spinelでは、CGIなどのWebアプリケーションの開発も可能です。現段階ではサーバにおいて本格的に使用するには少し不安定ですが、Spinelを使ってWebアプリケーションが作れるので、ウィンドウアプリケーション作成で学んだ知識がそのままWebアプリケーション作成で役立ちます。