※エロっていうかもう下品です背後注意と心の準備を怠らずにスクロールしましょう全力で回れ右を推奨☆ミ









まどろむ意識のなかで、夢を見た。馬鹿みたいに気持ちいい夢。そんな夢をみるなんて、とても下品だ。が寝転ぶ僕の下半身あたりに 座り込んで、フェラをする夢。馬鹿か、ありえない。がそんなことするはずない。普段の行為だって恥ずかしがってたまにしかさせても らえないのに、自分からそんなことするか。あー僕そうとう末期かもしれない。こんな夢みるなんて。これは僕の願望?強く願いすぎて こんなにもリアリティになってしまっているんだろうか。ほら、この腰の疼きがとてもリアルだ。ぎこちない動作は僕をよけいに煽って、 その行為自体はそこまで気持ちよくないのに僕を興奮させる。下手くそなとこまで妙にリアル。ああ、されたこともないのに下手と決めつ けるのはおかしいだろうか。でものはじめては僕だし、僕にしたことのないフェラを誰かにして学んだとは思えない。はじめてだったら だいたいは下手、なのか。それでもこんなに気持ちよく感じるのはのことを、好きだから、か。

ねっとりと絡みつくような感覚が失せて、ああそろそろ僕は目覚めるんだろうかと思った。最初から夢だとわかってみる夢ははじめてだ。 あんなにリアルなのに一度だって現実かと疑わなかったのはがそんなことするはずないと結論付けていたからなのだけど、それにしたっ て気持ちよすぎた。想像だけでこんなになれるなんて、ある意味才能ではないだろうか。だって僕もう、出そうだ。あれ、今って朝?夜? どうして僕は眠っているんだっけ。確かとの行為が終わって、疲れて眠ったはず。うわ、じゃあの横でなんて想像して一人出そうに なってるんだよ。やっぱり下品だ。が起きる前に起きてこれを処理しなきゃ。かなりはっきりしてきたはずの頭はまだまどろんで、なん だか気だるい。本当にリアルな夢だった。そう思って目を開こうと、一度ぎゅっとまぶたに力を入れたときだった。僕のモノの先に何か ぬるっとしたものが触れる。え、なんだ、これ。不思議に思っている間にずんずん何かに吸い込まれるような感覚に襲われる。この感覚 は、知ってる。だって、だって。

急いで目を開けたら、あられもない姿のが僕の上にまたがっていた。

「ちょ、ぅ…あ!な、にし、て…っ」
「ひう!ぁ、んっ…ひば」

なんだ、なんだなんだ。夢の続き?いやにリアルだな。というかもうリアルとかいうレベルじゃない。これは確実に現実じゃないか。いや それにしてはいつもよりも気持ち良い。騎乗位なんて、はじめてだ。いや、とははじめてというだけで体験したことはあるけど、また そんなぎこちない動作で上下に動かされたら、僕はそれだけで興奮して。いや、待て待て落ち着け。快感に流されている場合か。色々おか しな状況に混乱して、全部投げ出そうとするな!ひとつずつ片付けていこう。今は全部忘れて気持ち良いのを全身で味わいたいのはやまや まだけど。ん?あれ、やっぱり、いつもよりも生々しい、というか。さっきまで起きたばかりで寝ぼけていた目が冴えてきて、ちゃんと 見たらすごく大切なことに気付いた。

…っ、もしかしてゴム、つけてないんじゃ…!」
「ふ、ぁ、わかんな、ひっ…!」

わかんないじゃないだろうが!ちょ、待ってそれ以上腰を動かさないで。それ以上されたら本気で止まらなくなるって。避妊具なしでの 性行為の危険性を知らないのか!?学校でも習っているだろうに、何を考えているんだ。の腰をつかんでそのままギリギリまで引き抜い てから一番奥までついてやると、悲鳴にも似た声をあげて僕の上にぐったりと倒れこんだ。う、あ、今のやばかった。けど、よかった我慢 できて。これではちょっとは大人しくなるだろう。落ち着け、落ち着け僕。は危険日も安全日も気にしないようなやつだから、僕も あんまり気にしてこなかったけど、ちょっとは気にしないと。とにかく、ちょっとでも出てないことを祈ろう。ああ、本当に落ち着け。 今の状況をあんまり深く考えるな。深く考え出すと興奮してこのまま押し倒したい衝動にかられる。というか今もそうなんだけど、とにか くそんなこと言っている場合か!子供ができたら冗談にならないぞ。いや、別に責任とか取るよとるけどさ。ちがう、一番傷つくのは誰だ よ。もっと考えて行動してほしいよ。起き上がってから自分を引き抜くと、まだ元気な自分のモノがなんだか不憫だ。を横に寝転ばす と、うつろな目でこっちを見てくる。赤く上気した頬に荒い息、どれだけ僕を煽ったら気が済む。とりあえず、自己処理はあとだ。じゃな いとはこのまま眠ってしまう可能性がある。いま問いたださないと。

、自分が何をしたのかわかってる?」

僕ができるだけきつく言ってるっていうのに、はとろんとした瞳でこっちを見上げてきて、ゆっくり赤くなっていったと思ったら布団を 頭までかぶって小さくなってしまう。うん、やめてくれないかな、今そういうの。いやね、可愛いから。でも今その可愛いのは困るんだ って。僕のはまだまだ元気でちょっと苦しいくらいなのに、そんな態度。馬鹿だこの子、どうしてくれよう。急いで布団を捲り上げてにら むのに、そんなことよりも恥ずかしいのか赤い顔でうつむいてきょどきょどしているし。いや、もう、可愛いなちくしょう。犯すぞこら。 いやだから落ち着けよ僕、ここで負けるなよ。を仰向けに転がして腕をつかんだらやっと驚いたように瞳を見開いてこっちを見る。腰が うずく。

「妊娠したいの?」
「にん、し…」
「避妊具をつけずにセックスするっていう危険性、わかってない?」

はやっとわかってくれたようで、少し驚いた顔をしたあとに青くなった。安心半面、少しだけかわいそうになって頬に口付けると、目に 涙を浮かべて小さくごめんなさいとつぶやいた。ああ、うん、反省しているのはわかるけどやっぱり、今の僕にはなかなか、厳しい。

「なんであんなこと、したの」

できるだけ優しく言ったらはまた少し赤くなって視線をさまよわせる。もう一度なんでと聞くと、覚悟を決めたみたいにぐっと押し 黙って、僕を見据えた。

「雲雀、の、が大きくなって、て、なんか体が熱くなって、気付いたら」

なんだか色々爆発しそうだ。

「僕のを見て、欲情してこんなことしたの?」

意地悪でそういったらは恥ずかしそうに赤くなってまた視線をさまよわせだす。うわ、ぞくぞくする。いつもはセックスに消極的なが 今日にかぎって積極的というところが、そそる。そろそろさすがに苦しくなって、に噛み付くようにキスしたら抵抗もせずにただされる がまま、というより積極的に絡んできてくれて、もう僕は色々限界だ。キスをしながら手探りにベッドのわきのサイドテーブルの上にある 箱をつかんで開けて中身を一つ取り出だした。唇を離すとはうっとりとした目でこっちをみつめてきて、なんだかこっちが恥ずかしく なってきそうなほどだ。急いで避妊具をつけると、もうかわいそうなくらいに大きくなっていた。これを突然いれたら、痛いよな。もう 一度深く深くキスをしながらの中に一気に指を二本いれてやると、もうそこはじゅうぶんにとろとろになっていた。それでもやっぱり ならしておかないと、痛いかな。三本いれて中をぐちゃぐちゃにかき回すと、くぐもったの喘ぎ声が僕の口内で響いている。

「痛い?
「っ…たくな、い」

本当に痛くないように見えるけど、どうだろう。でも僕がもう限界だから、悪いけど頑張ってもらおう。指を引き抜いて、息をつく暇も 与えずに僕のを一番奥まで差し込むと、それだけでもう達してしまいそうなくらいに気持ちよくて目の前がくらくらした。の嬌声が部屋 中に響いて、この声を録音しておいたら当分はオカズに困らないだろうにとぼんやり思った。の顔を見たら目をぎゅっとつむっていて、 その目からは涙がこぼれていて、だけど全然悲しくなんてならなかった。知ってる、これは痛いときの顔じゃない。ああ、気持ち良いん だ。よかった。激しく突いてやりたい衝動を必死で抑え、上下左右に揺さぶってやるとじんわり気持ちよさが腰から頭に伝わってくる。 も気持ちよさそうに鳴いているのが可愛い。できるだけ優しく口付けて、だけど結局は余裕がなくて深く口付けてしまうとはうっとり と目を細めた。悪いけど、優しくはできない。思い切りギリギリまで引き抜いて、一気に一番奥まで差し込む。できるだけ速く出し入れを 繰り返すとは気が狂ったかのように叫び続けた。悲鳴にも近い甘い声は僕の頭にじーんと響いて、だけどもう頭の中なんて真っ白だっ た。気持ちよすぎて今にも飛びそうだ。もう、あんまり持たな、い。

どっくんどっくん、まだ心臓の音が速い。息も荒くて、なんだか死にそうなくらいに苦しいのに、気持ち良い。ちょっとずつ、頭がはっき りしてきた。の上に覆いかぶさったままの自分の体を起こしての中から自分のモノを引き抜くと、はびくりと震えた。顔を見ると 穏やかな顔でもう眠っていて、僕はなんだかむしょうに泣きたい衝動にかられた。悲しいからじゃない、嬉しいから。どうしようもなく 嬉しくて、愛おしい。








君に贈る涙歌

20070818