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| The Little Girl Lost In futurity I prophesy That the earth from sleep (Grave the sentence deep) Shall arise, and seek For her Maker meek; And the desert wild Become a garden mild. -------------------- In the southern clime, Where the summer's prime Never fades away, Lovely Lyca lay. Seven summers old Lovely Lyca told. She had wandered long, Hearing wild birds' song. 'Sweet sleep, come to me, Underneath this tree; Do father, mother, weep? Where can Lyca sleep? 'Lost in desert wild Is your little child. How can Lyca sleep If her mother weep? 'If her heart does ache, Then let Lyca wake; If my mother sleep, Lyca shall not weep. 'Frowning, frowning night, O'er this desert bright Let thy moon arise, While I close my eyes.' Sleeping Lyca lay, While the beasts of prey, Come from caverns deep, Viewed the maid asleep. The kingly lion stood, And the virgin viewed: Then he gambolled round O'er the hallowed ground. Leopards, tigers, play Round her as she lay; While the lion old Bowed his mane of gold, And her bosom lick, And upon her neck, From his eyes of flame, Ruby tears there came; While the lioness Loosed her slender dress, And naked they conveyed To caves the sleeping maid. The Little Girl Found All the night in woe Lyca's parents go Over valleys deep, While the deserts weep. Tired and woe-begone, Hoarse with making moan, Arm in arm, seven days They traced the desert ways. Seven nights they sleep Among shadows deep, And dream they see their child Starved in desert wild. Pale through pathless ways The fancied image strays, Famished, weeping, weak, With hollow piteous shriek. Rising from unrest, The trembling woman pressed With feet of weary woe; She could no further go. In his arms he bore Her, armed with sorrow sore; Till before their way A couching lion lay. Turning back was vain: Soon his heavy mane Bore them to the ground, Then he stalked around, Smelling to his prey; But their fears allay When he licks their hands, And silent by them stands. They look upon his eyes, Filled with deep surprise; And wondering behold A spirit armed in gold. On his head a crown, On his shoulders down Flowed his golden hair. Gone was all their care. 'Follow me,' he said; 'Weep not for the maid; In my palace deep, Lyca lies asleep.' Then they followed Where the vision led, And saw their sleeping child Among tigers wild. To this day they dwell In a lonely dell, Nor fear the wolvish howl Nor the lion's growl. |
迷子になった女の子 預言者である私には見える。 将来 地は眠りから (この文字を深く刻み込め) 目覚め、彼女の穏やかな 造り主を探し求める。 そして不毛の荒野は 穏やかな庭園になるだろう。 -------------------- 強い夏が 決して衰えを見せない 南の国で かわいいライカが横になっている。 七つの夏を数えた かわいいライカ。 怖い鳥の声をききながら 長い間歩いてきた。 この木のしたにきたら 眠くなってうとうとしだしたの。 お父さんとお母さんが泣いている-- ライカはどこで寝ているんだろう。 不毛の荒野で道に迷ったのは お父さんとお母さんの子。 お母さんが泣いているのに、 どうしてライカが眠れるでしょう。 お母さんの心が痛んでいるなら、 ライカを起こしてください。 お母さんが眠っているなら、 ライカは泣かないわ。 まぶしい荒野を覆い隠す 不機嫌で暗い夜。お願いだから 私が目を閉じている間、 月を上らせていて。 ライカが横になって眠っていると、 深い洞穴から 猛獣たちが出てきて、 眠っている娘を見た。 獅子の王が立ち 少女を見下ろした、 そして聖別された地で 踊りまわった。 横になっている彼女のまわりで 豹や虎もはしゃぎまわった。 年老いた獅子は 黄金の鬣をかがめ、 彼女の胸をなめ 首のまわりをなめた。 獅子の燃える目から ルビーの涙が流れ落ちた。 獅子の女王は娘の 粗末な衣装を脱がせ、 裸にして、眠っている娘を 自分たちの洞穴に運んでいった。 見つかった女の子 ライカの二親は 目を泣きはらして、 夜通し深い谷を進んだ。 荒野は泣いていた。 歎きのあまり疲れはてやつれはて、 声は枯れはてた。 手に手をとって七日間、 二人は砂漠の道をたどった。 深い影のもとで、 七夜を過ごし夢を見た。 二人の娘は荒れ果てた砂漠で おなかをすかせていた。 夢に現れた娘の幻は 道なき道をさまよい、 飢え、泣き、弱り、 あわれな声で叫んでいた。 女は身震いして 休まらぬままに起き上がった。 悲しみに疲れ果てた足では もう一歩も先に進めなかった。 悲しみに震える女を 男は両腕で抱きかかえた。 ふと気が付くと 目の前に獅子が横たわっていた。 戻ろうとしてももう遅い。 重々しい鬣に気おされて 二人は地にひれ伏した。 獅子は餌食のにおいをかぎながら 二人のまわりを歩きまわった。 しかし獅子が二人の手をなめたとき 二人の恐怖はやわらいだ。 獅子はただ静かに立っていた。 二人は深い驚きに満たされて 獅子の目を見上げた。 金色に輝く精霊を 不思議な思いで眺めた。 獅子の頭には冠 肩には流れる 金の鬣。 二人の怖れは完全に消えた。 獅子は言った。私についてきなさい。 娘のために泣く必要はない。 ライカは私の宮殿の奥深くで ぐっすり眠っている。 そして二人は ビジョンが導くままに従った。 荒々しい虎に囲まれて 娘が眠っているのを見た。 彼らは今も 寂しい谷間に住んでいる。 狼の吠える声にも 獅子のうなる声にも恐れることなく。 |
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