1525年頃の生まれ、1569年没。ネーデルランド(オランダ)の画家・版画家。名前に”the Elder”がついているのは、息子なども画家であったので区別するため。 農民の絵を多く描いたことから「百姓(農民)画家」と呼ばれる。ただし、当時の農民は無学な者とされていたが、彼自身はかなり教養のある人物であったと思われる。 (絵をクリックするとその絵が巨大化いたします。) |
The Hunters in the Snow
(雪中の狩人)
Kunsthistorisches Museum Wien |
The Gloomy Day
(暗い日)
Kunsthistorisches Museum Wien |
The Harvesters (穀物の収穫)
Metropolitan Museum of Art |
The Return of the Herd (牛群の帰り)
Narodni Galerie, Prague |
The Peasant Wedding (農民の婚宴)
Kunsthistorisches Museum Wien |
The peasant Dance (農民の踊り)
Kunsthistorisches Museum Wien |
この二枚の絵もやはり農民の生活を描いたものですが、製作時期やサイズなどの類似点から(これまた)連作ではないかと言われています。(上の5枚の連作とは別です) |
The Tower of Babel (バベルの塔)
Kunsthistorisches Museum Wien |
The "Little" Tower of Babel ("小"バベルの塔)
Museum Boymans-van Beuningen, Rotterdam |
左は有名な絵ですが、この絵の塔の上部を見ると、足場が組まれており建設中であることが分かります。絵の左下には建設を命じたニムロデ王とその一団が視察に来ています。 右のバベルの塔は、絵のサイズが(左のものに比べて)小さいので、「"小"バベルの塔」となっていますが、左と比べると塔の方はほぼ完成に近づいています。 |
The Fall of the Rebel Angels (叛逆天使の墜落)
Musee des Beaux-Arts at Brussels |
The Triumph of Death (死の勝利)
Museo del Prado, Madrid |
「叛逆天使の墜落」という絵では、天使軍団と堕天使軍団が互角の戦いを繰り広げています。善悪が拮抗しているわけですね。片方がなければもう片方は存在できないのだから、しかたありませんね。「死の勝利」では、死が全てを奪い尽くしています。全ての生に死は訪れるのだから、これも仕方ありませんね。 |
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