曲について
チャイコフスキーといえば、「悲愴」、「白鳥の湖」、「くるみ割り人形」、序曲「1812年」、ピアノ協奏曲第1番、ヴァイオリン協奏曲など有名な曲がたくさんあるわけですが、ちょっと地味目に行ってみました。とて〜もいい曲だけど、おそらくクラシックファン以外には知名度が低いってとこでしょうか。というわけでじっくり聴いてみてくらはい。 演奏について ムラヴィンスキー指揮、レニングラードフィルによる1956年の演奏です。晴れて今年、パブリック・ドメイン入りしたのです。 チャイコフスキーってのは、いつも評価が低いのです。底が浅いっていうかそんな感じで捉えられているのです。 チャイコフスキーをけちょんけちょんにけなす批評家もいるくらいです。 バイオリン協奏曲などはおそらく最もいろいろなバイオリン協奏曲の中でも演奏されていると思いますが、三大バイオリン協奏曲は、ベートーベンとブラームスとメンデルスゾーンのものなのです。作曲時には演奏不可能あつかいされた曲もあるし、「もう日本のクラシックファンはチャイコフスキーを卒業すべきだ」なんていう人もいます。 しかし、有名な曲がこれだけごろごろとある作曲家もあまりいません。チャイコフスキーのかわりにブルックナーでも聴けと言うのだろうか。(ありえねー) そんな中、ムラヴィンスキーのチャイコフスキーはとにかく立派であります。一重にムラヴィンスキーがチャイコフスキーの音楽を愛していたからでしょう。 |
DL BGM切ってこちらで聴いたほうがいいです。 | (playing time = 11'51") |