〜深夜 矢束高校〜
【DM】:では夜の学校。もう11時を回っています。
【かなん】:セコムとかこわいから、おそらく校舎外……裏庭か、神社か。さもなければ旧校舎。
【暁龍】:裏庭から行きますか。
【かなん】:裏庭から神社方面へ向かうようにしていこうかな。
【DM】:なるほど。では裏庭です。みなさん、聴覚判定をしてください。
【かなん】(ダイス):(ころころ…)1成功。
【暁龍】:4成功ッ!
【千波矢】:1成功です。
【DM】:暁龍には、裏庭に出るまでもなく聞こえる。
【暁龍】:「ん……ッ!」聞き耳を立てます。
【千波矢】:「どうしたんですか?」
【生徒G】:「出てこい、持ってきてやったぞ! (ぶつぶつ)ったく、こんな辛気くさいところに……」
【かなん】:「……なにか、聞こえますか?」
【暁龍】:2人に状況を説明します。「奴(生徒G)はまだ1人だッ!」
【DM】:近づけば2人にも聞こえます。
【かなん】:「! ……弓良さんが来る前に回収しましょう!」走る!
【暁龍】:走ります。
【千波矢】:後をおいます。
〜矢束高校 裏庭〜
【生徒G】:「来たか? ……! なんだテメエら?」
【暁龍】:「オレらが誰かは、テメエには関係ねえ。早くそいつをよこすんだッ!」
【かなん】:「その刀と石をこっちに渡してください!」
【生徒G】:「な、なんでこのことを……ちッ、まだかよ!?」
【千波矢】:「その刀を持ち出すと大変なことに...」
【生徒G】:「けっ、おまえもあの噂を信じてるクチか? 生憎だけどな、俺はそんな話――」
【かなん】:「元の場所に返すんです! 現に○○くんは身体壊したじゃないですか!」
【千波矢】:「そうですよ!さもないとあなたも!」
【生徒G】:「へッ、そんなの偶然に決まって――」と言いかけたところで!
【かなん】:……来たか。
【DM】:生徒Gの目が飛び出さんばかりに開かれる。折からの月光を受けて、その顔は紙のように青白い。その視線の先は――君たちの背後。
【千波矢】:そっと振り返る。
【暁龍】:「ッ!?」振り返ります!
【かなん】:「……?」同じく振り返る。
【DM】:そこに立っていたのは、武者鎧を着た人影。いや、人ではない。あまりに禍々しい気がそれを告げている。そして何より――
【首無し武者】:「われ……の……く、び…………」
【千波矢】:「あ...き、きゃあああ!」
【かなん】:「真十郎さん! 少々お待ちください、すぐに首と刀はお返しします!」必死に声をひねり出したいのですが……っ!
【DM】:まあ、恐怖判定してみてくださいよ(笑)。シチュエーションで−2。
恐怖判定の結果、かなんと暁龍。かなんは朦朧状態に、暁龍は新しく「癖」を得てしまうことに……。
【かなん】:……わたしは命運使います。ここで朦朧としたらシャレにならない。
【DM】:だがその前に!
【かなん】:はい?
【DM】:霊格1の人は、覚醒チェックをしてもいい! でも、覚醒後のプランが決まってない人はやめたほうがいいかも(笑)。
【暁龍】:いやっほうぅぅぅぅ!……プラン何も無いけど(笑)
【かなん】:よしきた!覚醒チェックしますっ!一応プランは決まってます。具体的な割り振りはできてませんが……
【DM】:よし、やってみよう! とりあえず能力値だけ上げておいて、細かい部分は後から決めるというのもアリですね。
【暁龍】:目標値=命運で、10?
【DM】:ですです
【DM】:そして謎ボーナスが+1。
【かなん】:了解です。目標は11.
【かなん】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (2, 4, 4) = 10 = 10
【暁龍】:行きますッ!目標値11ッ!
【暁龍】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (4, 2, 1) = 7 = 7
【かなん】:でたぁっ!
【暁龍】:良しッ!
原作『真・女神転生TRPG』の最大の特徴「覚醒」。さまざまな事件に出会うことにより、PCたちが霊的な進化の過程を登っていくさまを表したルールです。
覚醒を経て新たな「覚醒段階」に至ることで、PCたちは自らの前世体験に触れ、次第に人間離れした能力を身に付けることができるようになっていくのです。
【DM】:「檜原かなんは覚醒した――」というお定まりのフレーズから始まるんですが、どう続けよう(笑)
【かなん】:流れ込んでくるのは数字と文字の羅列。きっと人間にはわからないのだろう――
【かなん】:それでも、檜原かなんには理解できる。それは、呼びかけだった。
【かなん】:「再び、一緒になろう」と――そして、檜原かなんは手を伸ばす。そのチカラで、多くの人が救える可能性があることを知ったから。
【かなん】:こんなところでいかがでしょう?
【DM】:よし! 偉い(笑)
【暁龍】:スゲエ!
【千波矢】:う〜ん、燃える展開!
【DM】:メガテンの見せ場ですからね。その割にはプレイヤーの描写だよりだけど(死)
【DM】:付加される能力は知力+1とか「才能」+1レベルぐらいで?
【かなん】:そうですね、才能が+1って感じで。知力では20CPいりますし。
【DM】:了解! ではコンピュータ関連の技能レベルを軒並み+1してください。
【かなん】:「人間には理解できない」とかいったのはこのキャラの前世の暗示だったりしますが、それはさておきw
【かなん】:レベルアーップ!
【DM】:さて、「李暁龍は覚醒した――」続き考えてます?(笑)
【暁龍】:一応、技能覚醒で、とは思っているんですがw かっちょいい文章がまるで(笑)
【DM】:手元に『覚醒篇』はありますが……どんな感じで?(笑)
【暁龍】:そうですね……【八極拳】よりで行きましょうw なんか『二撃は要らぬ〜』見たいなやつ。
【かなん】:PLとDMの対話が覚醒を生むのだな、きっとw
【DM】:(覚醒篇を読んで)うーん……(笑)
【暁龍】:すみません(汗)
【DM】:「……あなたは前世において中国の武術家であった。
【DM】:滄州に生まれ、祖国のため、あるいは人のため、戦い続けた。
【DM】:深く踏み込み、相手を打つ。
【DM】:単純ではあるが、その動作を極めれば、二撃はいらぬ。」
【DM】:です(笑)
【暁龍】:有難うございます(笑)
【かなん】:うーん、前世を明示してもよいのか……参考にしよう。
【DM】:というかね、原作のメガテンTRPGだと前世はひとつじゃないわけなんですよ
【暁龍】:幾度も幾度も転生して……のイメージですね。
【DM】:無数に存在する前世のうちいずれかひとつを選び取り、その力と記憶を得る……って感じです
【かなん】:そういえば。そうじゃなきゃゲーム的にもいくつも技能取れないし……
【DM】:で、得る能力としては「達人の指導」+1レベルとか、敏捷または体力+1とか?
【暁龍】:「達人の指導」でお願いします。
【DM】:了解。連続攻撃と複数回受けのペナルティが軽減されます。
【暁龍】:はい。
覚醒した際の描写、いわゆる「覚醒イメージ」はあらかじめ考えておくのが無難です(笑)。プレイヤーの側から、GMにあらかじめ仕込みをしておくのもいいですね。
【DM】:というわけで、長らくお待たせしました(ホントにな)
【千波矢】:いえ。変身ものの変身後みたいに二人は凛としているわけですね。
【DM】:そしてHP、FPの消耗を含むあらゆるバッドコンディションが回復!
【かなん】:朦朧もなしで?
【DM】:ナシで。
【暁龍】:おお!何も怪我してないけど!
【DM】:ホントは覚醒時装備もあるんだけど略ですヨ。
【かなん】:よし……これで対抗できる。真十郎さんを、倒すわけじゃないけどね。
【暁龍】:はい。
【生徒G】:「ひ、ひぃっ……!?(カクカク)」
【かなん】:「素直に刀と石を置いて、逃げなさいな(にっこり)」>生徒G
【千波矢】:私は刀を持った生徒をかばうようにたっています。
【首無し武者】:「ど……け……」
【千波矢】:「この方は許してあげてください!」
【生徒G】:「は、はひぃ……」ずるずる、と這って逃げ出します。
【首無し武者】:「逃、がさ……ん……!」錆びついた刀を抜く。
【DM】:千波矢さんはその前に立つんですね?
【千波矢】:そうです。「ダメです!やめて!!」
【首無し武者】:では刀を振り上げ……
【暁龍】:首なし武者と千波矢の間に立ちます。
【かなん】:千波矢の横で、GUMPを抜く用意をしてます。
【首無し武者】:振り上げたところで! 大変ベタで申し訳ないのですが! 一瞬武者の動きが止まる。
【かなん】:……コダマでも、間違えるんだもんね。
【千波矢】:目をぎゅううとつぶっています。
【暁龍】:あ、そっか。
【首無し武者】:「……ひ、め………」
【千波矢】:「...え?」そっと目を開く。
【首無し武者】:が、暁龍が間に立ったところで「邪魔、を……する、か……」
【かなん】:「シャオロンさん、どきましょう……ヤボ、です」
【暁龍】:「……。」どきます(笑)
【首無し武者】:逃がさん(笑)
【暁龍】:ごめんゆるして(笑)
【首無し武者】:許さん(笑)
【暁龍】:すまんたすけて(笑)
【首無し武者】:だが攻撃(笑)
【暁龍】:どうかいのちだけは(笑)
【首無し武者】:ええい、しつこい(笑)
【かなん】:避けてくれ……w
【首無し武者】:モーションは分かるので、普通にイニシアティブを振りましょうか。
【暁龍】:はい。移動力+1D?
【DM】:そうです。よく見てますねー(←ハウスルール)。
【暁龍】:覚醒のイメージは皆無だったがね(笑)。
【DM】:それと千波矢さんを見て動きが止まったことで、事前に1D秒の時間をプレゼント。って使い方をするつもりだったんです(笑)。
【かなん】:なるほどw
【DM】:そして千波矢さん、知力判定をお願いします。
【千波矢】:はい。2成功です〜
【DM】:これは、いわば怨念の固まり。強すぎる思いが周囲の霊体を集めて、なかば実体化したものです(訳:呼びかけたければ一度殴り倒しましょう)。
【千波矢】:むむー。
【かなん】:なるほど。エンカウント避けられずですか。
【DM】:いや、最近戦闘せずに終わることが多かったんで(笑)。
【かなん】:たしかに、2.5話なんかも途中で水入りだったしw
とはいえ、プレイヤーが本気で戦闘を避けるつもりで来れば、もちろんDMとしてはそれに応えるつもりです。これまでのシーンでプレイヤー側からのそうしたアプローチは弱いと判断し、戦闘になだれ込むことにしました。
ここで説得に応じさせてしまっては2話の二番煎じになってしまうから、というのもあるんですけどね。話もちょっと似てるし(笑)。
【DM】:首無し武者はゆっくりと近づいてきます。
【暁龍】:んじゃあ、イニシアチブ振りますか?
【かなん】:しかたがないです、一発ブチかましましょう。
【千波矢】:はいです。
イニシアティブの結果、暁龍→千波矢→かなんと武者が同時行動、となります。
【DM】:その上で、各自1D秒上げましょう。できることはあまりないけど
【かなん】:了解です。
【かなん】(ダイス):ころころ... 1D6: 1D6: (1) = 1 = 1
【暁龍】(ダイス):ころころ... 1D6+(0): 1D6: (1) = 1 = 1
【千波矢】(ダイス):ころころ... 1D6: 1D6: (4) = 4 = 4
【DM】:ぶ
【暁龍】:すげえ(笑)
【DM】:じゃあ千波矢さんから。何かやります?
【DM】:ちなみに、刀と石はそのままに残されていますね
【千波矢】:じゃあ刀と石を回収にむかいます。
【DM】:了解。1秒で向かい、1秒で回収。1秒で立ち上がり、1秒で戻ってきました(笑)
【かなん】:これで4秒。
【千波矢】:よかった...w
【かなん】:じゃあ、かなんは<準備/GUMP>を使って、まずはGUMPを瞬時に抜きます。
【DM】:あい。
【かなん】:目標は12(ころころ…)ん、なんとか抜けた。
【DM】:で、起動1秒目。
【かなん】:はいあと一秒で起動完了。
【暁龍】:えー、ゆっくり武者に近づきます。
【DM】:ではあらためて、イニシアティブ順に!
【暁龍】:いっそ、普通に殴っちゃおうかな。
【かなん】:鎧武者だから、ちと痛いかもしれないけどね。
【暁龍】:では、【衝捶】で攻撃します。1歩ステップして、目標値12。
【DM】:来ませい!
【暁龍】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (6, 3, 4) = 13 = 13
【暁龍】:w
【かなん】:いきなりスカった……w
【暁龍】:【隙ができる】ので、能動防御−1です。
【DM】:うーん(笑)。じゃ、千波矢さん。
【千波矢】:武者の動きをテレキネシスで止めたいのですが。
【DM】:なるほど。興奮状態と考えれば体力12か。
【千波矢】:ええ、どう計算したら(いまさら)
【DM】:では敏捷力に「PKの才能2」を加えた12レベルで「組みつき」を試みるわけです。目標値12で判定してみてください。
【千波矢】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (2, 6, 3) = 11 = 11
【千波矢】:なんとか...
【DM】:で、こっちはそれを防御できるんですが、「受け」は無理っぽいな……
【かなん】:さぁ、後は抵抗されるかされないか……
【DM】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (1, 4, 3) = 8 = 8
【DM】:あ、よけてしまった。すみません(笑)
【千波矢】:うはー
【DM】:そしてイニシアティブ6。
【かなん】:はーい。GUMPが低い唸りを上げて、起動完了します。
【GUMP】:「.....stand by」
【首無し武者】:そして暁龍に攻撃。
【暁龍】:はい。
【DM】:当たったら死ぬぞ〜(ころころ…)ぴったり命中。
【かなん】:避けろ、なんとしてでも避けろ〜!
【暁龍】:「軽業よけ」してみます。
【DM】:なるほど。
【暁龍】:目標値12
【暁龍】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (1, 1, 3) = 5 = 5
【暁龍】:<軽業>成功!
【千波矢】:おお!
【かなん】:よしっ!
【暁龍】:避けは+!と−1で相殺、か。目標値9の(ころころ…9)あぶね、あぶね!!
【DM】:おお?
【かなん】:セーフっ
【DM】:ギリジン……じゃないよな(笑)<あぶねあぶね
【暁龍】:ギリジンですw
【DM】:そうか(笑)
【かなん】:ギリギリギリギリジンジンw
【DM】:ではターンの頭に戻りまして、暁龍。
【暁龍】:はい。では、こんどこそ【衝捶】決めたいと思います。
【DM】:どうぞー
【暁龍】:(ころころ…12)一応、当たりですね。
【DM】:(ころころ)7の……あ、「受け」られなかった。
【暁龍】:良しッ!ダメージ出します。
【暁龍】(ダイス):ころころ... 1D6+(1): 1D6: (3) = 3 = 4
【暁龍】:テッコウ除数2です。
【DM】:防護点半減か……少し痛いです。では次、千波矢さん。
【千波矢】:ううん、攻撃を試みてみたいのですが。
【DM】:さっきと同じで?
【千波矢】:特殊攻撃を使いたいのだけど、今使えますか?
【DM】:なるほど、1回限りの。もちろん使えますよ。
【かなん】:ついにくるか……!
【千波矢】:目標値は...13?
【DM】:<特殊攻撃>11に+2で……そうです。
【千波矢】:ではいざ!
【かなん】:もうわたしたちのことは気にしない?
【千波矢】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (2, 4, 4) = 10 = 10
【かなん】:よし、ちゃんと発動したっ!
【DM】:マップ兵器なので、何か台詞を(うるさいよ)
【千波矢】:一応断りを。「今から私がヘンな子だってところ、見せてあげる!」
【DM】:了解。命運突っ込んだりは……しません?
【かなん】:「見せて!千波矢ちゃんの全てを!」答えてあげよう!
【暁龍】:「へ、あ、あ!?」
【千波矢】:どうしよう...やめとこうかな>命運
【かなん】:えっと、相手の霊格は?
【DM】:2デスねー
【千波矢】:あ、まった、使った方がいいのかな?ええい使います!
【かなん】:それなら、霊威発動Uをつかうとダメージ1.5倍。約6D分。
【DM】:分かりました。初めっからハウスルール満載で申し訳ないが! では1.5倍……6個振りのほうがいいかな?
【DM】:では6個振りで!
【千波矢】:では...「うわぁぁぁぁぁ!!!」とか叫びながら、両手を前に突き出します!
【千波矢】(ダイス):ころころ... 6D0+(0): 6D6: (3, 4, 1, 6, 1, 4) = 19 = 19
【DM】:19で!
【DM】:そしてかなん。
【かなん】:はい。えっと、DDSをショートカットで入れていたことにしていいでしょうか?
【DM】:どうぞー
【かなん】:了解です。では、操作の15で判定。
【かなん】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (3, 5, 4) = 12 = 12
【かなん】:うん、普通に成功。「コダマくん、お願いっ!」
【GUMP】:「DDS......kodama......run」
【DM】:そしてこちらの攻撃!
【首無し武者】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (3, 5, 3) = 11 = 11
【暁龍】:「こいッ!」
【首無し武者】:命中!
【暁龍】:再度軽業よけで。
【DM】:はい。
【暁龍】:<軽業>目標値12
【暁龍】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (1, 3, 6) = 10 = 10
【かなん】:OK!
【暁龍】:で、回避が9
【暁龍】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (3, 1, 6) = 10 = 10
【暁龍】:NOッ!
【首無し武者】:ズンバラリン
【かなん】:惜しい!
【千波矢】:あぁ!
【首無し武者】(ダイス):ころころ... 2D6+(-1): 2D6: (3, 4) = 7 = 6
【首無し武者】:6点! 防護点は1! ダメージタイプは切りです。
【暁龍】:7.5だから……7点で。あたた。朦朧判定って、生命力でしたっけ?
【DM】:速度優先、朦朧はなしで(笑)
【暁龍】:はいw
【DM】:そしてターン頭にDDS起動!
【かなん】:「コダマくん……早速お願い!」
【コダマ】:「ボク、何をすればいいのかな?」
【かなん】:「えと、(武者を指して)あの人に攻撃したいんだけど、できる?」
【コダマ】:「ウン、わかった!」イニシアティブを振ってね。
【かなん】:ありがとう!というわけで。
【かなん】(ダイス):ころころ... 1D6+(5): 1D6: (1) = 1 = 6
【かなん】:うーん、かなんと同時。
【コダマ】:そして暁龍。
【暁龍】:はい。
【暁龍】:「おとなしく、しろッ!」と、【衝捶】。
【DM】:防護点は4、HP残り15と言っておこう(笑)
【首無し武者】:「………」
【首無し武者】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (5, 6, 1) = 12 = 12
【暁龍】:命運ぶち込みます(笑)
【首無し武者】:こっちの防御は失敗!
【暁龍】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (3, 2, 6) = 11 = 11
【暁龍】:命中!
【首無し武者】:ダメージどうぞ!
【暁龍】:あと、さっき拳サポの威力入っていなかったんで。
【首無し武者】:なるほど。ではこっちのHP1点減らしときます。
【暁龍】(ダイス):ころころ... 1D6+(2): 1D6: (3) = 3 = 5
【首無し武者】:HP:11
【首無し武者】:そして千波矢さん!
【DM】:徹甲除数って強いな……
【千波矢】:今「残忍」なんですよね...テレキネシスで締め上げたりできますか?
【DM】:あ、なるほど。できますできます。
【DM】:そちらの体力12とこっちの生命力……12で即決勝負しましょう。
【DM】:……アンデッドに効くのか? まあ超能力だしいいや(笑)
【千波矢】:「消えろ!消えてしまえ!!」
【千波矢】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (2, 4, 6) = 12 = 12
【DM】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (1, 3, 5) = 9 = 9
【かなん】:だめか……っ
【DM】:ダメージ与えられず! ちなみにちょっと処理は変えてあります(第3版準拠)。
【千波矢】:「ぜぇぜぇ...」
【DM】:戦闘キャラじゃないから、ガープスでは仕方ない。っていうか、さっきの攻撃1回でHP半減したんだが(笑)
【DM】:そしてイニシアティブ6ズ。
【千波矢】:じゃあもう何もできないのですね〜
【かなん】:行きます。コダマくんはザンのために集中。かなんは……DASのネタ集めだな、こりゃ。アナライズでも。
【DM】:とも言えないんですが、いろいろ考えてみてください。シートに載っている以外の行動もありますし
【DM】:了解。そして武者の攻撃!
【暁龍】:はい。
【首無し武者】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (4, 3, 6) = 13 = 13
【首無し武者】:ぴったり命中! 失敗しないな〜
【暁龍】:軽業12
【暁龍】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (4, 3, 4) = 11 = 11
【かなん】:特に千波矢ちゃんの場合ね。手元に何がありますか?<色々考えてみてください
【暁龍】:で、回避が9
【暁龍】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (5, 5, 3) = 13 = 13
【首無し武者】:うへ
【暁龍】:……命運かましてよかですか?
【かなん】:だめか……
【首無し武者】:一応ダメージ振っておきます?
【暁龍】:の後でも良いですか?
【首無し武者】(ダイス):ころころ... 2D6+(-1): 2D6: (1, 5) = 6 = 5
【首無し武者】:もちろん。
【暁龍】:ダメージカモン!
【首無し武者】:5点切り!
【暁龍】:ということで、7点。
【首無し武者】:そして暁龍の行動!
【暁龍】:「ぜえッぜぇッ…」【衝捶】
【暁龍】:目標値12
【暁龍】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (2, 4, 3) = 9 = 9
【DM】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (4, 5, 3) = 12 = 12
【DM】:防御できない!
【暁龍】:ダメージいきます
【暁龍】(ダイス):ころころ... 1D6+(2): 1D6: (3) = 3 = 5
【DM】:HP:10
【DM】:そして千波矢さん!
【かなん】:って、忘れてた!コダマの集中1秒なんですが!?
【DM】:です。
【暁龍】:あれ、テッコウ除数と1.5倍は……?
【千波矢】:えっと、「刀」を握り締めます。完璧に我を忘れているので。
【DM】:徹甲除数は効いてますよ。
【DM】:1.5倍というのは……?<暁龍
【DM】:おお、計算間違えた!
【DM】:あらためて、HP:6(笑)
【暁龍】:どうもですw
【DM】:そして千波矢さん。刀を抜いていたということで。
【DM】:行動していいですよー
【かなん】:……退魔の剣だもんね。
【千波矢】:そうです。じゃあ切りかかっていきます。
【千波矢】:ええとこの場合は体力?
【DM】:ガープスは攻撃が当たりにくいんです……普通に攻撃すると敏捷−5で、目が5しかなくなっちゃうんですね>千波矢さん
【千波矢】:あ、敏捷か。
【DM】:そのために技能レベルが重要になるんですが、いろいろな方法で目標値を伸ばすこともできます。
【DM】:目標値増加の手段としては、全力攻撃が普通ですね。防御できなくなる代わりに目標値+4。
【DM】:そして、この場合は武器の効果で+1。
【かなん】:ついでに言っとくと、命運で+4、と言うのもアリです。
【DM】:初めから完全なルールは難しいですね(笑)
【千波矢】:ご教授ありがとうございます。では...全力攻撃+命運で!
【DM】:了解! 目標値は14です!
【千波矢】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (4, 3, 6) = 13 = 13
【暁龍】:おおッ!
【千波矢】:よし!
【かなん】:ギリギリきまったぁ!
【DM】:せっかくだから桜姫が援助してあげよう(笑)。NPC命運でダメージ50%増。
【DM】:で、ダメージは1D+3となります。
【かなん】:姫様、ありがとうございます……!
【千波矢】(ダイス):ころころ... 1D0+(3): 1D6: (1) = 1 = 4
【桜姫】:(『須王』の千波矢様、お願いします……どうかあの人に、安らぎを……!)……ってw 2点しか通らないです(笑)
【DM】:HP:4
【千波矢】:「まだ消えないのかっ!」
【かなん】:あと4点……コダマくんのザンでどこまで削れるか。
【DM】:そしてイニシアティブ6。
【DM】:防護点込みで、8以上振れば倒せます。
【かなん】:コダマくんのザンが発動します。2Dです。
【DM】:どぞー
【かなん】:とりあえず発動判定か。
【かなん】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (1, 4, 6) = 11 = 11
【DM】:命中判定で。レベルは13。
【DM】:これで避けたりして……
【DM】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (2, 6, 6) = 14 = 14
【DM】:ダメだぁー
【DM】:ダメージどうぞ
【かなん】:よーし。ここで命運1点使って5割り増し、ダメージ3D!
【かなん】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (1, 5, 6) = 12 = 12
【DM】:コダマの攻撃なんで、霊格1なんですよ……(笑)
【かなん】:……使えませんね(泣)
【暁龍】:あ……w
【DM】:振り直してみて(笑)
【かなん】:しゃあないので、2Dで振りなおし……
【かなん】(ダイス):ころころ... 2D6: 2D6: (4, 1) = 5 = 5
【DM】:ダメージのダイスを振り直すこともできますから
【DM】:次に回す? 振り直す?
【かなん】:……シャオロンくんがヤバイので。振りなおします。
【暁龍】:すみませんw(HP=1)
【DM】:どぞー
【かなん】(ダイス):ころころ... 2D6: 2D6: (4, 6) = 10 = 10
【DM】:あ
【暁龍】:あw
【かなん】:出たーっ!(PLがばたり)
【千波矢】:やったぁw
【首無し武者】:「ぐ、おおお……!」
【かなん】:キメは千波矢がやるとこだね。
【DM】:その巨体が倒れ、周囲に赤い霧のような……ぶっちゃけマガツヒが拡散する。だが、その身体に再びマガツヒが集まりつつある!
【かなん】:えっ……!
【DM】:という演出(笑)。
【千波矢】:「..!」身構えます
【かなん】:と、いいますと?<演出
【DM】:この間になんとかしてください、ということです
【千波矢】:我に返っても大丈夫ですか?
【かなん】:了解です。「はやく、首と刀を!」
【DM】:ああ、いいですよー
【暁龍】:「急げッ!」
【千波矢】:「待って!」と刀と石を差し出します。
【千波矢】:「これ、探していたんでしょう?」
【首無し武者】:「お、おお……そ、れは……」
【DM】:武者の姿がわずかに揺らぎ始めます。
【千波矢】:「これはあなたの物...お返しします。」
【首無し武者】:「ひ、め……」
【千波矢】:「どうか...どうか鎮まってください...」
【DM】:では武者が手を伸ばし、刀と石に触れた途端。一気にその身に集まっていた怨念が解放されるのが、千波矢さんにはわかります。
【かなん】:「……おわったのかな?」
【千波矢】:「(よかった...)あなたを怒らせてほんとうにごめんなさい。あなたの在るべき場所へ、お戻りください。」
【真十郎の声】:「ありがとう……再び私を救ってくれて……」という声を最後に、辺りに広がっていた嫌な空気は消え去ります。
【DM】:そこに残されているのは、人型に折られた一枚の小さな紙。
【千波矢】:「これは...?」
【暁龍】:「…ん?」
【DM】:千波矢さん、暁龍にもわかるかな。
【かなん】:「これって……?」はて、どっかのマンガでこんなんみたような?くらいには思うかも。
【暁龍】:神秘学、ですか?
【DM】:これはタオや陰陽道で使われる人形(ひとがた)。呪いをかけたり、式神を使ったりするときに使うものですね。
【DM】:2人とも振ってみましょうか
【千波矢】:はい。
【千波矢】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (6, 5, 6) = 17 = 17
【千波矢】:ぎゃあ
【DM】:ファンブル(笑)
【かなん】:ファンぶってませんかw
【暁龍】:10で
【暁龍】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (4, 3, 3) = 10 = 10
【千波矢】:気が抜けたんですよ〜
【暁龍】:ジャスト成功。
【DM】:では暁龍には分かります。これは一種のアンテナ。周囲の怨念を呼び込み、閉じこめるものであると。
【暁龍】:「なんで……こんなものが…?」
【かなん】:「……わざとやった人がいる?」
【DM】:そのとき、君たちの頭上から声が。
【かなん】:「!」上を見る!
【千波矢】:「!?」
【若い男の声】:「……ふん。我が父祖ながら、不甲斐ないことだ。所詮は裏切り者か」
【かなん】:「弓良さん、ですか……?」
【暁龍】:「……弓良蓮生!?」
【千波矢】:「あなた...何てことを!」
【弓良蓮生】:「ほう……俺のことに気付いていたか」
【DM】:そこにいるのは、黒いロングコートをまとった長身の男です。それなんて菊池秀行? って感じの(わけわからん)。
【暁龍】:菊地秀行(笑)「(クソッ!……やりあって勝ち目はねえぞッ!)……。」
【千波矢】:ヴァンパイアハンター?
【かなん】:「それは気づきます……人に呪いを押し付けて……眠るべき霊までたたき起こして……やっと結ばれた恋人まで引き裂いて……!」
【弓良蓮生】:いや、秋せつらとか(笑)。「おまえは……須王千波矢か?」
【千波矢】:「...(無言でうなずく)」
【弓良蓮生】:ちなみにかなんのほうはガン無視(笑)。
【かなん】:でしょうなぁ……どーせ庶民ですよーだ。
【千波矢】:ひどいw
【暁龍】:まあまあw
【弓良蓮生】:「刀と石を渡してもらおうか。それは本来、我ら弓良のものだ」
【千波矢】:「いやです。死者を揺り起こしてまで手にする物ではありません。」
【弓良蓮生】:「裏切り者の処断を子が行って何が悪い?」
【暁龍】:「『子』……?」
【弓良蓮生】:あ、子孫、ってぐらいの意味で(笑)
【暁龍】:了解っすw
【千波矢】:「彼はすでに罰を受けています。死者を辱めるものではありません!!」真十郎の最後の台詞が頭に響いています...
【弓良蓮生】:「須王の指図は受けん。(忌々しげに)ちっ、良い鬼が手に入ったものを……」
【千波矢】:「鬼だなんて...!」
【暁龍】:「死人掘り返して、『鬼』たあ、恐れ入ったね……。」
【かなん】:「……ナカマとすら呼ばないのね……」聞いてないのは分っていつつも、言わないと気がすまない。
【弓良蓮生】:「荒御霊として呼び起こされた死人(しびと)の霊に咒を打ち込めば、それはやがて怨念を集めて鬼と化す。ふふ、須王とて得意とする手だろう?」
【かなん】:そうだよなぁ……おそらく千波矢のお兄さんなんかはやってるんじゃないかな……?
【DM】:知らんけど(笑)。
【かなん】:まぁ、そこは想像なんでw
【千波矢】:多分wでも千波矢はそういうの嫌いです。「裏を打てば、必ず自身に返ってくるのでしょう?」
【弓良蓮生】:「おまえたちのように未熟な陰陽師ならば、な」
【千波矢】:「未熟だとかそんな問題じゃないわ!そんなこと、人間として、してはいけない...」兄のことを思い出してトーンダウン。「わたしは、そんなことしないし、させない...!」
【弓良蓮生】:「人間として、だと? ふ、ふふ……あの須王の女から、そんな言葉が聞けようとはな」
【千波矢】:「須王の女」に反応。「あなた、何か知っているの?」
【弓良蓮生】:「…………。話は終わりだ」彼は君たちの前にふわりと降り立ちます。もうルールを無視して。
【かなん】:「……どうする気ですか?」ほとんど明白だけど。
【DM】:彼は千波矢さんのすぐ前まで近づきます。
【千波矢】:固く刀と石を握ります。
【弓良蓮生】:「(じっとその顔を見下ろす)…………」
【千波矢】:「……(こわいけど、こんなヤツに負けたくない!)」
【暁龍】:「……!」背後から飛び掛ります。
【DM】:なるほど!
【暁龍】:振ります?
【弓良蓮生】:それは演出でかわさせてください。「……気が変わった」
【暁龍】:「うわッ!」スッ転びます。
【DM】:そこまでせんでも(笑)
【千波矢】:w
【弓良蓮生】:「須王千波矢……それはおまえに預けておこう」
【千波矢】:「...?」
【暁龍】:「!?」(コケたまま)
【弓良蓮生】:「須王の真の姿を知れ。その時のおまえの顔を眺めるのも、一興」
【千波矢】:「真の、姿?」
【かなん】:「……」
【暁龍】:「……。」
【弓良蓮生】:「フッ…………」
【DM】:で、歩き去っていきます。
【暁龍】:ゆっくり立ち上がりながら、夜闇に消えていく弓良蓮生の後姿を睨みつけます。
【DM】:悠然と消えていきます。後ろから攻撃されることなど無い、と分かっているかのように。
【千波矢】:「ああああ怖かった....」とへたりこむ。
【DM】:限界まで張りつめていたあたりの空気が、やっとほどけます。……さて怖がってる千波矢さん、また乗っ取らせてください(笑)。
【千波矢】:はいw
【桜姫】:「……方々、本当にありがとうございました……」
【千波矢】:(あ、桜姫...)
【桜姫】:「これで、あの人も苦しみから解放されます。本当に、本当に……」
【かなん】:「いえいえ……二人でゆっくりしてくださいね(にへら)」
【桜姫】:「はいv」動じない(笑)
【暁龍】:「悪いな、アンタの彼氏、だいぶ殴っちまったが(苦笑)」
【桜姫】:「あの人は昔から頑丈ですから(笑)」
【千波矢】:(ごめんなさいごめんなさい)心の中でw
【暁龍】:「はは、頑丈ね。違ェねえや……。」
【かなん】:「ホントに大好きだったんだね……バカップルっていうんじゃないかな、これ(小声で)」
【桜姫】:「(聞こえない)せめて何かお礼を、と思うのですが……」
【かなん】:「いいですよ、別に。コダマくんとも会えましたし……」
【千波矢】:(そうだ、コダマさんたち...)
【桜姫】:「そうですね。コダマたちには、あなたがたにお仕えするようにと申しつけておきます」
【かなん】:「えと、仕えるってほどじゃなくてもいいんですけど……(ポリポリ)」
【暁龍】:「んじゃあ……オレの怪我、治してくんね?」
【桜姫】:「ではせめてものお詫びに……」と怪我が回復します。
【暁龍】:「おおッ!思いつきで云ってみるもんだなッ!!」と、その場でぴょんぴょんと飛び跳ねます。
【かなん】:「ふぅ……それにしても、これでやっと終わったね。怒涛の一日が……」
【桜姫】:「それに、ここにあるものはすべてお持ちくださってけっこうです。(刀を持ち上げて)あの人も良いと申しておりました」
【かなん】:「刀をですか……?」逆に困る!と言っちゃいけないだろうか(苦笑)。
【DM】:困るよな(笑)。
【千波矢】:千波矢が持って帰りましょうか。
【暁龍】:それが妥当では。
【かなん】:いや千波矢は不味いでしょう!家の関係が怖い……
【千波矢】:あ、そうか!
【桜姫】:持ってるぶんには……まあプレイヤーの感じたまま、お好きに。
【かなん】:「……こうなったら。部室に置くしかないかもしんない……」
【千波矢】:密かに家の蔵に納めておこうとか思ったんですが。部室がいいかもですね〜。
【DM】:持ってるからどうこうってものでもなし、身に付けててもいいですけどね。
【かなん】:銃刀法が怖い!(笑)というわけで、部室に納めようかと。
【千波矢】:それがいいですね〜。
【桜姫】:「ありがとう。ぜひあなたがたに持っていてもらいたいのです」
【かなん】:「あそこなら治外法権もいいとこですし……しっかり保管して、しっかり活用させていただきます!」
【桜姫】:「それらはもう、私たちには必要ないものですから」
【暁龍】:「判った。まあ、生きてるモン達で保管させてもらうぜ。(ふと)……けどよォ、その石のことであんだけモメたけど、もういいのか?」
【桜姫】:「ええ。なぜなら――」
【DM】:と、姫の目から涙が溢れる。ただし、それは悲しみの涙ではない。
【かなん】:はい?
【桜姫】:「この地に留まるのも、これまでのようですから……」
【かなん】:「は、はい!?」
【桜姫】:「本当に……お世話になりました………」
【DM】:その声を最後に。千波矢さんの身体から姫の意識が抜けます。
【千波矢】:「え?あ...姫さま!」
【声】:「方々……また…………」最後にかすかに聞こえたような声は、若い男女のもののようでした。
【かなん】:「……さようなら」またね、とはいえなかった。
【暁龍】:「行っちまった……の、か?」
【かなん】:「成仏ってことでいいのかな……」
【千波矢】:「よかった。これでゆっくり居られるね。」
【DM】:そう言った千波矢さんの頬をかすめ、白いものが一片舞い落ちます。
【千波矢】:「ん?」手にとって見ます。
【DM】:それは……当ててみてください。ここではずしたら経験点やらん(笑)。
【暁龍】:(笑)
【千波矢】:桜ですか!?
【DM】:民話にもあったでしょ(笑)。
【かなん】:ですね。二人が一緒になれたから、また桜が咲いたんだ。
【DM】:というわけで、第四話シナリオ『櫻の下には――』を終わります。パクリって言うな。
【DM】:各自、やりたいエンディングがあれば申告を(笑)
【かなん】:えっと、帰ってお母さんに怒られて、あ、日常っていいなと思いますw
【暁龍】:じゃ、『趙大哥(ちょうあにき)』に事の顛末の報告をばw
【千波矢】:桜を見上げて良かったねって言います。>桜&コダマ
【DM】:ひとつひとつ演出したいところですが、時間のあるときに(笑)。お疲れ様でした。
【暁龍】:お疲れ様です。
【千波矢】:おつかれさまでした。
【かなん】:おつかれさまでした!
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