名称：スポーツ用プロテクター
霊格：−
部位：さまざま
防護点：２
価格：さまざま
合法レベル：５
重量：さまざま
解説：各種の武道やスポーツに用いられるプロテクターです。膨大な種類があり、そのすべてをデータ化することは不可能です。必要に応じてＧＭとプレイヤーが自作してください。
剣道ならば面（部位：頭蓋骨、顔（ただし「刺し」と「貫通体」には効果なし）、首、防護点：２、重量１．７、＋「視界制限／側面が見えない」）、胴および垂（部位：胴、鼠径部、防護点：２F、重量：２．５）、籠手（部位：手、防護点２、重量：０．７）、弓道ならば胸当て（部位：胴体、防護点：２F、重量：１）とゆがけ（＝革グローブ、ただし通常は右手のみ）といったところでしょう。
名称：サンダー・ガード
霊格：−
部位：胴体、鼠径部、腕
防護点：１１（貫通、もしくは切り）／８（それ以外）*
価格：７０万円
合法レベル：３
重量：８
解説：セラミックと絶縁性の化学繊維を多用して作られたボディアーマーです。コートや厚手の衣服の下になら隠して着用することができます。
電気による攻撃に対して常に完全な防護点を適用できるほか、「サージ」をもたらす攻撃を受けたとき、生命力判定に＋４のボーナスがあります。
名称：ハイレグ・アーマー
霊格：１
部位：胴体、鼠径部
防護点：６（貫通、もしくは切り）／４（それ以外）*
価格：２２万円
合法レベル：４
重量：２
解説：バニースーツ型の鎧で、女性が着用することで魔法によるダメージに対して防護点が＋２されるほか、相手（と着用者）によっては外見による反応に＋１以上のボーナスをえることができます。 それほどかさばるものではなく、薄い上着の下に隠して着ることができます。
バニーシリーズの基本となる防具であり、シリーズの防具はすべてこの鎧と併用することで効果を発揮します。
名称：フロストぐるみ
霊格：１後期
部位：全身
防護点：５
価格：２０万円〜
合法レベル：４
重量：３
解説：妖精「ジャックフロスト」の格好ができる着ぐるみです。いかなる魔力が込められているのか、常に全身から冷気が発せられており、ニセモノと見破られることはまずありません。体の大きさもジャックフロスト程度（サイズ修正−１）にまで縮みます。
吹雪や氷によるダメージに対し、この防具の防護点は２倍に計算します。また、どんな低温に置かれても中の人間が影響を受けることはありません。逆に、炎や熱といった攻撃に対して防護点は一切無効となります。
この防具にはひとつ、おそろしい効果があります。着用者はこの防具を身に付けている１時間ごとに知力判定を行わなければならず、失敗するごとに１点ずつ知力が下がってゆくのです。これによって知力が１Ｄ点（ＧＭが振っておきます）以上低下すると、身も心もヒーホーになってしまいます。もはやこの防具を脱ぐことはできません。失われた知力はこの防具を脱いで１時間ごとに１点ずつ回復していきます。
この防具が店頭に並ぶことはまずありません。開発の経緯も不明です。価格はあくまで参考であり、人によってはかなりのレアリティを付けるでしょう。
名称：ヨダンモラン
霊格：２
部位：胴体
防護点：７F
価格：８０万円
合法レベル：４
重量：４．５
解説：ドルイドが儀式の際に着用した、黄金の胸当てです。ブレストプレートとしてはやや小さめで、薄い上着の下に十分隠すことができます。
木々の溢れる生命力を宿したこの防具は、魔法的な防護点＋３点と、生命力に関係するあらゆる判定に１点のボーナスを着用者に与えます。
名称：覇王の鎧（はおうのよろい）
霊格：２
部位：胴体
防護点：１６F
価格：１６０万円
合法レベル：３
重量：９
解説：魔界の公子のため、魔界で作られた黒いブレストプレートです。着用者は魔法的な防御点３点と「特殊な背景／悪魔である」の特徴を得ます。これにより、本来は悪魔にしか効果がない攻撃が悪魔以外のキャラクターにも適用されるようになります。
名称：ドラゴンメイル
霊格：２
部位：胴体
防護点：１４
価格：２７０万円
合法レベル：３
重量：１７．５
解説：ドラゴンの鱗が使用されたスケイル・アーマーです。炎や熱、電気による攻撃に強く、これらの攻撃に対し＋５の防護点を得られます。ただし、長時間熱に晒されることによるダメージを防ぐことはできません。
ドラゴン・ヘルム、ドラゴンの籠手、ドラゴン・ブーツからなるドラゴン・シリーズすべてを揃えることで、この防具はあらゆる金属を超えるというドラゴンの鱗の強度を取り戻します。これにより、これらの防具に「硬化（『ベーシック』p.91）」１レベルが加わります。この効果は、着用者が男性の場合のみ得ることができます。
名称：巴の鎧（ともえのよろい）
霊格：２後期
部位：胴体、腕、鼠径部
防護点：１２
価格：３００万円
合法レベル：３
重量：２２．０
解説：巴御前が愛用していたという朱塗りの胴丸です。肩から腕を守る大袖（おおそで）と下半身を守る草摺（くさずり）が大きく作られた、大鎧のような珍しい形状を持っています。
女性が着用することで魔法的な防護点に＋１され、あらゆる白兵攻撃について防護点を引く前のダメージを１点増加させる効果があります。
この防具には籠手（防護点９、重量１．２、価格５０万）がセットになっています。脛当てや兜といったものは伝わっていません。
名称：ベルゼルガ・アーマー
霊格：３
部位：頭、首、胴体、鼠径部
防護点：１０*
価格：２３０万円
合法レベル：４
重量：８
解説：獣の皮をなめさずにそのまま使い、顔が獣の口に入るよう覆うな形に整えた鎧（衣服）です。材料は狼や熊が普通ですが、鹿や虎、豹の毛皮も使われることがあります。この防具には同点の防護点を持つ籠手（重量０．２、価格３２万）とブーツ（重量０．６、価格２０万）がセットになっています。
この防具の着用者は体力と生命力が＋１されますが、「バーサーク」の特徴を得てしまいます。もとからこの特徴を持っているなら、自制値が一段階低くなったものとして扱います。
名称：ヴァルキリーメイル
霊格：３
部位：胴体、鼠径部
防護点：１７
価格：５００万円
合法レベル：３
重量：２０
解説：北欧神話に登場する戦士ヴァルキリーが着用しているとされるヘビー・コースレットです。女性キャラクターが着用した場合、反応判定に＋１され、魔法的な攻撃に対して２点の防護点を得られます。
名称：シルバー・メイル
霊格：３
部位：胴体、鼠径部
防護点：１５
価格：６５０万円
合法レベル：３
重量：１８．５
解説：銀色に光り輝くコースレットです。着用者は視線による攻撃やレーザー火器に対し、抵抗判定や「よけ」に４点のボーナスを得ることができます。また炎や電気に耐性があり、これらの攻撃に対して防護点＋３とします。
名称：火達磨の鎧（ひだるまのよろい）
霊格：３後期
部位：胴体、鼠径部
防護点：１９
価格：７００万円
合法レベル：４
重量：１５．５
解説：黒漆の下地に燃えさかる炎が朱漆で描かれた、粋なデザインの胴丸（コースレット相当）です。男性が着用した場合、炎や熱によるダメージに対する防護点＋９を得ます。
この防具は烈火の具足、灼熱の籠手、不知火の兜からなる「炎シリーズ」の一環であり、このすべてを揃えた者は「オーラ」「白兵攻撃（攻撃範囲Ｃ）」の増強・限定を施した「特殊攻撃／焼きダメージ（３Ｄ）」と「直情（元からこの特徴を持っている場合、自制値が２段階下がる）」の特徴を得ます。
名称：ラ・ピュセル
霊格：３後期
部位：胴体、鼠径部
防護点：１５
価格：２６００万円
合法レベル：３
重量：１７
解説：１５世紀初頭のフランスで作製された、無骨な板金鎧です。当時のものとしても小さめに作られており、小柄な人物しか着用することはできません。
この防具は、「演出効果／女性である」「カリスマ」「聖職者」「修得段階（オラクル）」「真の信仰」「−１０ＣＰ以上の義務感」「慈悲深い」「平和愛好（なんでも）」「名誉重視(騎士)」「熱狂／教会（など）」といった特徴を持つキャラクターが着用したとき、はじめてその真価を発揮します。上記にあてはまる特徴ひとつごとに防護点と魔法的な防護点が１点ずつ上昇し、着用者はその半分の値のボーナスを体力に得ることができるのです。
この防具は、バレルヘルム（防護点１８、重量５）、腕および脚用プレート（防護点１８、重量計１７．５）、ヘビー・ゴーントレット（防護点１６、重量１．２５）、サラレット（防護点１４、重量３．５）でワンセットです。ばらばらに買うことはできません。このときの総重量は４４．２５ｋｇとなります。
名称：暁の鎧（あかつきのよろい）
霊格：４
部位：胴体、鼠径部
防護点：１８
価格：７００万円
合法レベル：３
重量：１７
解説：魔除けの印が水銀で全身に象眼された、中世風の板金鎧です。女性が着用した場合、魔法的な攻撃によるダメージに対し防護点に＋３、抵抗判定に＋１のボーナスを得ることができます。
この防具は、他にバレルヘルム（防護点１８、重量５、価格２８０万）、腕および脚用プレート（防護点１８、重量計１７．５、価格計９００万）、ヘビー・ゴーントレット（防護点１６、重量１．２５、価格２９０万）、サラレット（防護点１４、重量３．５、価格１８０万）でフルセットです。これらをすべて身に付けた場合、総重量は４４．２５ｋｇ、価格は２２５０万円となり、抵抗判定へのボーナスがさらに＋１されます。
名称：テトラ・ジャマー
霊格：４
部位：胴体、鼠径部
防護点：２０
価格：８００万円
合法レベル：２
重量：１７
解説：白魔術の秘儀を用いて作られた白銀製の板金鎧です。魔法的な攻撃によるダメージに対しさらに４点の防護点を得られるほか、即死効果のある魔法や特殊効果のうち、霊格が４以下の攻撃を完全に防ぐことができます。
メシア教会や類似の組織に属していないキャラクターがこの鎧を手に入れるのは至難の業でしょう。
この防具は、他にグレートヘルム（防護点２０、重量７、価格４３０万）、腕および脚用プレート（防護点２０、重量計２２、価格計１０００万）、ヘビー・ゴーントレット（防護点１８、重量１．５、価格３５０万）、サラレット（防護点１５、重量３．７、価格２００万）でフルセットです。これらをすべて身に付けた場合、総重量は５２．２ｋｇ、価格は２７８０万円となり、魔法的な防護点がさらに＋２されます。
名称：カイザー・アーマー
霊格：４
部位：胴体
防護点：１８
価格：１０００万円
合法レベル：３
重量：１３
解説：古代ローマ帝国の皇帝が着用していたとされる鎧（ロリカ・セグメンタータ）です。鎧に宿る皇帝たちの魂が着用者に威厳をもたらし、あらゆる影響技能に＋２、魔法的な防御点に＋３のボーナスを与えます。この効果は男性キャラクターしか得ることができません。
この防具には鋲打ちレザースカート（防護点１４／１１*、重量２、価格２００万）、ローマ式ヘルメット（防護点１６、重量３、価格３５０万）がセットになっています。これらを揃えるなら、総重量は１８、価格は１５５０万円となります。
名称：歩人甲（ほじんこう）
霊格：−
部位：全身
防護点：６０（胴体、頭蓋骨、足の裏）／５０（それ以外）
価格：４０００万円
合法レベル：１
重量：８０
解説：装甲厚と衝撃の分散性を限界まで高めた戦闘用スーツです。パワードスーツと似ていますが、動力を使用しないためにすべての重量が着用者にかかることになります。着用者は電気による攻撃に対する完全な防御効果と、「視界制限／側面が見えない」の特徴を得ます。
名称：白魔の鎧（はくまのよろい）
霊格：５
部位：胴体、鼠径部
防護点：３０
価格：２３００万円
合法レベル：３
重量：１４
解説：白磁のように白く滑らかな素材で作られた板金鎧です。制作者は不明ですが、極限まで洗練されたそのデザインから、人の手によるものではないとも言われています。
この防具はどんな高熱にさらされても常に金属的な冷たさを保っており、着用者は魔法的攻撃に対する防護点８、炎や吹雪、高低温といった攻撃に対する防護点１０を得ることができます。
この防具は、他にグレートヘルム（防護点３０、重量６．５、価格７００万）、腕および脚用プレート（防護点３００、重量計１９、価格計１６００万）、ヘビー・ゴーントレット（防護点２５、重量１、価格６５０万）、サラレット（防護点２２、重量３．０、価格３４０万）でフルセットです。このときの総重量は４３．５ｋｇ、価格は５５９０万円となります。
これらすべてを身に付けた場合、低温や吹雪などによるダメージに対して適用できる防護点（胴体へのダメージの場合、３０＋１０で４０点ぶん）に「吸収」の増強が加えられます。これによって蓄えられたＣＰは、即座にＨＰまたはＦＰを回復させるのに消費されます（ダメージを受けるような極低温の中にいた場合、どんどん回復していきます！）。
また、精神的な不調を引き起こすような効果に対する抵抗判定や自制判定に＋２のボーナスを得られます（「クールになる」のです）。
名称：大天使のブラ（だいてんし〜）
霊格：６
部位：胴体
防護点：１８F＋２０（フォースフィールド）
価格：３５０００万円
合法レベル：３
重量：６
解説：ある大天使がその身を変化させたと言われる女性用の胸当てで、肩に小さな翼が付いているのが特徴です。
大天使に認められた者がこの防具を装備した場合、生命力に＋１され、反応判定や影響技能に＋２のボーナスを得ることができます。また、発動時と持続する１分ごとにＦＰを３点消費することで、「飛行」することができます。
また、全身に「フォースフィールド」の増強をほどこした防護点２０点が加わります。また、この防具による防護点は電気による攻撃に対する「吸収」の増強を持っており、蓄えたＣＰは即座にＨＰまたはＦＰの回復に消費されます。
軽い上着などの下に着用することができますが、この防具の下に別の防具を重ね着することはできません。
名称：マサカドの鎧（〜よろい）
霊格：６
部位：首、胴体、腕、鼠径部
防護点：３４＋２０（フォースフィールド）
価格：５００００万円
合法レベル：２
重量：２９
解説：かつて平将門が着用し、その加護を得た大鎧です。着用者が関東圏内にいる限り、あらゆる攻撃に対する「フォースフィールド」の増強を持った防護点を２０点ぶん得ることができます。 ただし、この鎧の着用者に対して弓矢による攻撃がクリティカルした場合、上記を含む一切の防護点が無効となります。他の防具やアイテムなどによる防御効果も無効です。
この鎧は他に具足、兜、籠手からなるマサカド・シリーズの一環です。もしキャラクターが将門公から認められ、直接これらを授かることができたなら、霊格による装備の制限を考える際に、これらの防具の霊格をすべて１レベル低いものとして扱うことができます。