追加モジュール

解説：悪魔が現世において仮の肉体を構成するために必要な半物質です。生体マグネタイト協会やサマナー同士で売り買いするときの、およその相場です。

解説：初めからＣＯＭＰに内蔵されているマグネタイト・バッテリーと同じものです。どういうわけか、何点ぶんのバッテリーであっても重量や大きさはまったく変わりません。ただし軽量化タイプも存在しており、価格が１．５倍になる代わりに重量は半分になります。

　新たなバッテリーを、今あるものに追加することはできません。容量を増やしたければ、丸ごと新しいものに変える必要があります。

解説：ＰＣカードほどの大きさをした物体です。上記「マグネタイト・バッテリー」と同じですが、再充填は不可能です。一度にひとつのみ使用でき、通常のマグネタイト・バッテリーとの併用も可能です。最低で５点から売ってくれます。

解説：周囲の霊的な状況をモニターし、悪魔の発する生体磁気やマグネタイト構成といった情報を取り込むセンサーです。マグネタイト・バッテリーと同じく、その製作方法は謎に包まれています。ロシアで開発された医療機器が元になっているともいいますし、超能力工学の産物であるともいわれています。

解説：マグネタイト・センサーに組み合わせることで、本来「パッシブな」このセンサーをアクティブ・センサーとして機能させます（いかなる信号を発しているのかは、まったく不明です）。有効距離内であれば、目標までの距離によるペナルティを受けることがありません。反面、有効距離の２倍までの範囲内に「エネミー・ソナー」を使用しているものがいた場合、アクティブセンサーが働いていることに自動的に気付かれてしまいます。また、信号の発信者を特定する際の判定に、有効距離１０メートルにつき＋１のボーナスを与えます。

　有効距離は１０メートルのものから、最大で２００メートルのものまでが存在します。有効距離を絞って使用することも可能です。

解説：『ベーシック』p.390にある同名のアイテムと同じものですが、こちらはＡＴやＧＵＭＰに取り付けることができるようになっています。追加モジュール「エレメンタル・ボルト」を使用する際に役立ちます。

解説：ＣＯＭＰ内に蓄えられたマグネタイトに擬似的な属性を与え、弾丸状に形成して射出する装置です。使用するには、それぞれの属性に対応するプログラムを走らせていなければなりません。これひとつですべての属性に対応可能です。射撃武器としてのデータについては同名のプログラムの項を参照してください。

　「エレメンタル・ボルト・モジュール」および下記「エレメンタル・ブレード・モジュール」を通して一度に使用できるマグネタイトの点数は、最大で「文明レベル－３」点となります。きわめて希少ですが、それぞれのモジュールにはより大きな出力に耐えられるように設定されたものも存在します。この場合、使用できるマグネタイト量は２倍になり、合法レベルは１に、価格は１０倍になります。

解説：「エレメンタル・ボルト」と似ていますが、こちらはマグネタイトをブレード状に形成するものです。白兵武器としてのデータについては同名のプログラムの項を参照してください。

解説：使用者の肉体的・精神的な状態を監視するセンサーで、身体の各所に取り付けて使用します（その構造の単純さから、脳波計や血圧計といったものではなく、どうやら霊的活動をモニタリングする装置のようです）。このセンサーは薄い服の下にもじゅうぶん隠すことができ、無線でＣＯＭＰに情報を送信することができます。

　これにより特殊なプログラムが使用可能になるほか、「使用者のコンディションがある状態になったら○○のプログラムを起動する」といった設定を行うことができるようになります。

解説：ＣＯＭＰの防塵・防水性を高め、過酷な条件下でのリスクを減らします。「泥や砂による装備の故障（『ベーシック』p.459）」の判定の際、＋２のボーナスを得ることができます。５万円のモデルの場合、ボーナスは＋４です。

解説：ＣＯＭＰの耐電性を高め、非常に通電性の高いアースによって電流を逸らします。これにより、ＣＯＭＰに対する「サージ」の効果を完全に避けることができるようになります。

解説：頭蓋骨の内部にＣＯＭＰを埋め込みます。これにより考えるだけでＣＯＭＰの機能を使いこなすことができるようになり、あらゆる判定に「文明レベル－６」のボーナスを得ることができます。この恩恵を得るためには、術後１ヶ月間の訓練が必要です。

　価格は手術代です。ＣＯＭＰの代金は別に用意してください（通常のＣＯＭＰをそのまま埋め込むわけではありません。念のため）。ＧＭの判断によって、ＣＯＭＰの複雑度×１０ＣＰを支払わせてください。「高速化」しているなら＋５ＣＰ、「メモリの増設」を行っているならさらに＋５です。