陰陽道

 
主技能:宗教儀式/陰陽道、哲学/陰陽道、占い師、天文学/TL3〜5
副技能:神学/道教、神学/神道、神学/仏教、瞑想、呼吸法
背景技能:作詞、外交、政治、礼儀作法/上流社会、TL3〜5のあらゆる学術系技能
推奨特徴:精霊共感(対象限定:日本や中国の霊・妖怪)*、託宣*、透明が見える(「実体のみ」の限定を持つ「透明」に対してのみ)*、仲間(悪魔の)*、未来予知*、霊媒*、信仰による規律
 
流派技能:超演奏、風水学*、咒符作製*、特殊攻撃/実体弾*
 
呪術
レベルT:見鬼術、うちまき、幻蝶戯在、式神使役法、身固め
レベルU:物精戯在、見通占、解縛法、撫物
レベルV:七星反閇、射覆、止縛鈴、遁甲隠行、爪弾き
レベルW:封殺、九跡反閇、物精変化、星宿反閇、四角四境の祭り
レベルX:散紙散供、五行相拝、粛殺、天地災変
 
特殊ルール
・式神と式返し: 陰陽師は他の悪魔召喚師に比べ、「式を打つ」、つまり悪魔を使役することに長けています。 悪魔に対する陰陽師の支配力は強く、仲魔の行動を決定する際、つねにその反応は一段階良いものとして扱うことができます。
 ただし、これには危険もつきまといます。《式神使役法》《物精戯在》《物精変化》の呪術を身に付けた陰陽師は、それらの呪術を「逆に使う」ことによって、他の陰陽師の式神を奪うことができるのです。式神までの距離などによる修正を加えた通常呪文として、同様の呪術による即決勝負を行ってください。奪おうとする側が勝てば、その瞬間に式神の支配権が移ります。あらためてエネルギーを消費してください。奪われた式神の用いる魔法や特殊攻撃に対する抵抗に対し、元の所有者や所有者と目的を同じくする者(依頼者や仲間)は−4のペナルティを受けてしまいます。
 奪われた側は、式神とのつながりが途切れたことには気付きますが、それがどのような原因によるものかまではわかりません。
 
・符術:特に道教の影響が強い流派であるなどといった設定の場合、DMは《撫物》《封殺》《粛殺》の3つを「符術(カルトマジック:タオの特殊ルール参照)」として用いることを許可してもかまいません。その場合、<特殊攻撃/符術>の技能を「陰陽道」に加えてください。
 
・現代の陰陽師:流派に含まれるTL3〜5の技能がシナリオに活かしにくいと感じられるなら、これらのTLをすべて8に引き上げてください。現代の陰陽師は最新の科学を学び、それから伝統の領域に入ってゆくのです。
 
 
◇技能

 
風水学(知力/至難):陰陽五行説を背景とし、人工物や自然物の配置によって「気」の流れを制御しようとする学問です。現在で言う建築学や都市政策、政治学、治水学などに通じる内容を持っており、この学問に基づいて設計された都市や家は魔物の侵入からから守られ、その運気を高める働きを持つといいます。
 風水の影響を受けた範囲の外から、その内部に向かって呪術や「特殊効果」などによる攻撃が行われた場合、まず<風水学>による抵抗を受けることになります。悪魔がこの範囲に侵入しようとする場合、意志力による即決勝負を行わなければなりません。
 <風水学>で防御できる範囲は1平方メートルを基本とし、面積が10倍になるごとに技能判定に−1のペナルティを受けます。都市や家の設計段階から関わるのでなければ、さらに−2のペナルティを受けます。
 またこの技能の持ち主は、風水に基づいて設計された都市などの構造を推測したり、気の流れから近くにある水場や山の位置を探り当てることができます。
 
咒符作成(知力/難):1時間ほどかけて精進潔斎して身を清め、儀礼的な方法に則って陰陽道で用いられる咒符「償物紙(あがものがみ)」を作成します。
 咒符1枚を作るのに必要な時間は10分程度です。筆がわりの柳の枝・硯と紙、白衣を用意してください。紙は白紙ならばなんでも構いませんが、上質の和紙を用いれば判定に+1の、墨の乗りにくい紙なら−1〜の修正があります。判定に成功すれば、すぐに使用できる咒符が1枚完成します。
 この技能はカルトマジック「タオ」にある同名の技能と、本質的には同じものです。もし「タオ」から咒符を用いた呪術を取り入れているなら、そうした咒符もこの技能によって作成することができます。
 
特殊攻撃/実体弾(敏捷/易):呪術《うちまき》を命中させるための技能です。
 
 
◇呪術

 
見鬼術(けんきじゅつ) 情報/特殊抵抗
 式神を通して悪魔の姿を見、会話を行う呪術です。霊体やそれに準ずる悪魔、何らかの方法で透明になっている悪魔を見ることができます。その悪魔の姿を隠しているのが呪術ならそのレベル、魔界魔法や特徴によるものなら、術者やその悪魔の意思力で抵抗します。術者の視界は遮蔽物によって遮られますが、暗闇による影響は一切受けません。
 この呪術の持続時間内は、シンクロや感覚に依存するような能力の影響を受けることはありません。
持続:1分 消費:2
 
うちまき 射撃
 清められた米粒や小豆の粒を悪魔に投げつけ、消費エネルギー1点ごとに1Dのダメージを与えます。<特殊攻撃/実体弾>か<投げ>で命中判定を行ってください。射撃武器としてのデータは正確さ0、射程距離×0.5/1(ただしダメージ半減なし)、弾数T(1)、扱いやすさ−1です。 命中した米粒などは赤く染まり、悪魔にダメージを与えたことを示します。
 この呪術は悪魔に対してのみ有効で、実体を持たない悪魔にもダメージを与えることができます。
消費:1〜2 準備:1秒
 
幻蝶戯在(げんちょうぎざい) 通常
 小さな物体に幻影を「かぶせて」、見た目や音、触った感じを別のものに見せかけることができます。幻覚の下にあるものが動かないかぎり、幻覚も動くことはありません。
 生物にこの呪術をかけることはできません。幻覚は知的生物による「不信」によって破ることができます。
持続:1分 消費:1(手のひら大)、2(1ヘクスあたり)
 
式神使役法(しきがみしえきほう) 通常
 契約状態にある悪魔1体を召喚します。このとき償物紙を1枚使用することで、悪魔に人や動物の形を取らせることができます。髪の毛や体の一部が手に入れば、償物紙と合わせて特定の人物にそっくりに変身させることも可能です。悪魔が悪魔としての能力を使うとこの変身は解除され、元の姿に戻ってしまいます。
 陰陽道に関する知識を持つものは、視覚判定による即決勝負でこの呪術のレベルに勝つことで、それが式神であることを見抜くことができます。
持続:1分 消費:呼び出す悪魔のコスト+2・維持は半分 準備:3秒
 
身固め (みがため)  通常
 呪術的な防護をめぐらし、心身の不調や病気などを防ぐ加持法の一種です。毒や病気、心身に不調をもたらす呪術などへの抵抗に失敗した際、その失敗度が「修得段階」までであった場合、一度だけそうした悪影響を打ち消します。
持続:1日、または呪術が効果を発揮するまで 消費:4 準備:10分
 
物精戯在(ぶっしょうぎざい) 通常
 花や枝、葉などを使い、小動物やある程度の大きさ(5cm程度)の虫などを生み出します。この呪術の素材となるのは「精」、すなわち「生」のあるものでなければならないため、枯れ葉や紙切れなどを使用することはできません。償物紙だけは例外的に使用することができます。
 生み出された生き物は術者の思ったとおりに行動し、軽く意識を向けることで感覚を共有することができます(このとき術者の知覚や行動に−2)。1点でもダメージを受けると、小動物はもとの物体に戻ります。
 陰陽道に関する知識を持つものは、視覚判定による即決勝負でこの呪術のレベルに勝つことで、それが作られた生命であることを見抜くことができます。
持続:10分 消費:5・2 準備:4秒
 
見通占(みとおしせん) 情報/知力で抵抗
 占いの一種で、人の年齢や職業、特徴や主な技能、抱えている悩みなどを推測することができます。以降の対象への影響判定に呪術の成功度と同じボーナスを得られるほか、対象が呪術や特殊能力によって変身している場合、その本来の姿を見抜くことも可能です。悪魔の識別の際、<神学><人類学>などの技能の代わりに使用することもできます。
消費:3 準備:10秒
 
解縛法(げばくほう) 通常/特殊抵抗
 何かに捉えられた状態にあるものを解き放ちます――ロープの結び目や錠、魔術的な封印などです。ただし、普通の人間の力によって外すことのできないものには無効です。また複雑な錠や結び目を解く場合、<鍵開け>や<脱出>にかかるものと同じペナルティがあります。自分が施した束縛であれば、どれだけ離れていてもまったくペナルティを受けることなく解除することができます。
消費:2
 
撫物(なでもの) 通常
 人型に折った「償物紙」を対象の体に擦りつけ、悪気を吸い取ります。
 呪術判定に成功することで、対象の精神的な不調を取り除くことができます(自然な眠気、怪我による気絶などは「精神的な不調」とはみなしません)。その不調が呪術や「特殊効果」によって引き起こされたものである場合、そうした効果をもたらした者の呪術レベルや意志力との即決勝負に勝たなければなりません。毒や病気を回復させることもできますが、その場合の呪術判定には、生命力や<医師>技能にかかるものと同じペナルティがあります。
 呪術の成功・失敗にかかわらず、使用された償物紙は赤く変色してその力を失います。
消費:4 準備:3秒。毒や病気を取り除く場合は1分
 
七星反閇(しちせいへんばい) 範囲
 北斗七星をなぞったステップを踏むことで空間を清め、呪術的な攻撃に対する抵抗力を高めます。範囲内に存在するキャラクターは、呪術や魔界魔法、「呪い」の増強を施した「特殊攻撃」や「特殊効果」に対し、+1のボーナスを得ます。
持続:1分 消費:基本消費2(最低6)・維持も同じ。消費2倍でボーナス+2 準備:3秒
 
射覆(しゃふく) 通常
 箱や引き出しの中身、まだ封を開けていない手紙の内容といった情報を直感的に把握します。これは占いの一種であり、実際に中を透かして見ているわけではないことに注意してください。
 この呪術によって分かるのは色や形、用途などです。手紙ならば差出人の容姿や職業、何を伝えようとしているかなど、写真であればどのような景色が写っており、それがどういう場所であるかがわかります。
消費:2(手に持てる程度の箱や手紙)・3(1ヘクスあたり) 準備:30秒
 
止縛鈴(しばくりん) 通常
 悪魔を喜ばせるという印を結び、諸天の加護をもって対象を「多幸症(『ベーシック』p.406「集中を乱される効果」参照)」の状態にしてしまいます。4差以上で失敗すると「麻痺(無力化される効果(『ベーシック』p.406))」になります。悪魔にしか効果がありません。
消費:3 準備:2秒
 
遁甲隠行(とんこうおんぎょう) 範囲
 即席の結界を張り、範囲内のものを悪魔の目から隠すことができます。人間や機械などには効果がありません。
 相手が積極的に探そうとしている場合、あるいは隠されたものを見つけ出す呪術などを使用した場合にのみ、視覚判定やそうした呪術などと《遁甲隠行》で即決勝負を行います。隠れている者が「偶然に」見つけられることはありません。
 隠れている者が移動したり声を上げたりすると、この呪術の効果はただちに途切れてしまいます。
持続:1分 消費:基本消費3・維持も同じ
 
爪弾き(つまはじき) 防御
 念を指先に集めて弾いて音を出すことで、まさに届かんとする魔法的な影響を相殺します。呪術や魔界魔法、「呪い」の増強を施した「特殊攻撃」や「特殊効果」といった攻撃を受けた瞬間に使用し、それらの攻撃の成功度を上回れば、その効果を完全に打ち消すことができます。
 この呪術は防御呪文として使用しますが、他のキャラクターを守るためにも使用できます。その場合、通常呪文と同じペナルティを受けて判定してください。この呪術で守ることができるのは1人のキャラクターのみであることに注意してください。
 なんらかの楽器を併用すれば、この呪術のレベルに+1されます。
消費:3
 
封殺(ふうさつ)  通常/意思力で抵抗
 償物紙1枚を用い、その中に悪魔や霊体を封印します。紙が破られたり、燃やされたりすると悪魔はふたたび解放されます。
 完全な肉体を持つ悪魔、造魔、悪魔人などに対しては無効です。また、術者の霊格以下の悪魔に対してしか効果がありません。
持続:償物紙が破壊されるまで 消費:2+対象のコスト
 
九跡反閇 (きゅうせきへんばい) 範囲/呪術レベル(など)で抵抗
 易の中でもっとも陰陽の安定した「九跡」の相を踏むことで場にバランスをもたらし、効果範囲内にはたらくあらゆる魔法的な効果を解除することができます。呪術を祓う場合はその呪術のレベル、魔界魔法や抵抗判定の存在する「特殊攻撃」「特殊効果」なら攻撃者の意志力と、それぞれ即決勝負を行ってください。
 この呪術によって、半永久的な効果をもたらす魔法を解除することはできません。
消費:基本消費2(最低6) 準備:3秒
 
物精変化 (ぶつしょうへんげ) 通常
 「物精戯在」と同様に、物精に人の姿をとらせて式神として用いることができます。
 この式神の霊格は術者と同じで能力値は8+術者の「修得段階」、剥離装甲はヒットポイントの「修得段階/2」倍です。人並の知性と常識を持ち、自動車の運転程度の作業もこなしますが、仮の命である彼らは死を恐れたりすることはなく、社会的な倫理や禁忌にも囚われない存在です。
 持続時間が過ぎるかヒットポイントをすべて失うと、彼らは元の姿に戻ります。その後以前と同じ樹からもいだ葉を用いるなど、術の元となる「精」を同じものから取れば、以前使役されたときの記憶を継続することができます。
 「物精戯在」とは異なり、このタイプの式神と感覚を共有することはできません。やはり陰陽道に関する知識を持つものは、視覚判定による即決勝負でこの呪術のレベルに勝つことで、彼らが作られた生命であることを見抜くことができます。
持続:12時間 消費:7・3 準備:10分
 
星宿反閇(せいしゅくへんばい・至難) 範囲
 星の運行を描く歩法によって善星の輝きを増し、悪鬼の力を弱めます。
 効果範囲内に存在するすべての悪魔の「霊格」が一時的に1レベル減少し、それにともなって能力値や特徴のレベルも下がることになります。範囲から外に出れば、この効果はすぐに途切れます。範囲内の対象を選択することはできません。またこの呪術は、術者の「霊格」以下の悪魔にしか効果がありません。
持続:1分 消費:基本消費3(最低9) 準備:3秒
 
四角四境の祭り(しかくしきょうのまつり) 範囲
 「四角四堺鬼気御祭(しかくしかいききぎょさい)」と呼ばれる儀式による都市や国家を清め守る結界法を、家や土地などを守るために略式化した呪術です。
 この呪術の範囲は、悪魔にとってまったく興味を惹かない場所になります。積極的にその場に入っていこうとしたり、内部にいるものを探していたりするなら、意志力と呪術レベルで即決勝負を行ってください。悪魔が結界の内部に侵入すると、術者はそれを察知します。これにより、結界そのものが影響を受けることはありません。
 この呪術には、4枚の償物紙が必要です。屋内ならば壁に貼り、屋外であれば枝や竹の棒に人形を差して床や地面に立てたり、四方に巡らせた横糸に吊るして使用します。
 結界内にいるものが外の悪魔を呼び込んだり、内部から外へ攻撃をしかけたりすると、結界はただちに壊れてしまいます。
持続:1日 消費:8・維持は半分 準備:償物紙を貼り終えてから10秒
 
散紙散供(ちりがみさんぐ)  範囲
 細かく切り刻んだ償物紙を五色の紙吹雪へと変化させる呪術です。この紙吹雪は破魔の力を持ち、範囲内にいる悪魔すべてに1D+「修得段階」の切りダメージを与えます。2倍のエネルギーを消費し、さらにもう1枚の償物紙を使用すれば、ダメージはさらに+1Dされます。この呪術は「範囲に影響する攻撃(『ベーシック』p.391)」として扱います。
消費:基本消費3(2倍消費でダメージ+1D) 準備:2秒
 
五行相拝(ごぎょうそうはい) 範囲
 「木火土金水(きひづかみ)の神霊(かむたま)、厳(いづ)の御霊を幸い給え」の「五行拝詞(ごぎょうはいのことば)」をもって五行の神を祀り、範囲内における五行(木火土金水)いずれかの働きを完全に無効化してしまいます。以下からひとつを選んでください。
 
 木行:木製の武器や矢
 火行:火、温熱
 土行:投げ飛ばしや落下、激突などによる地面との激しい衝突
 金行:金属製の武器や弾丸
 水行:水、冷気、電気
 
 そのダメージが属性が複数の属性を持つものであるような場合、半分のダメージを受けるとしておけばいいでしょう。術者の「霊格」以上の攻撃に対しては、この呪術はまったく効果を発揮しません。
持続:1時間 消費:基本消費3・維持は半分 準備:3秒
 
粛殺(しゅくさつ・至難) 通常/生命力で抵抗
 強力な呪法で目標から力を奪い去る、いわゆる「呪殺」に属する呪術です。
 この呪術の使用には、目標のエネルギーを吸い取るための償物紙1枚が必要です。抵抗に失敗したキャラクターは、HPとFPの両方に消費エネルギー1点につき1Dのダメージを受けます。このときFPが0になったなら、足りない分はさらにHPから減らします。このダメージに物理的な防護点は通用しません。これでHPがマイナスになったら、対象はただちに「昏倒(無力化される効果(『ベーシック』p.406)」してしまいます。
 この呪術は《物精戯在》と組み合わせることも可能です。動物などに姿を変えた償物紙に対してあらかじめこの呪術をかけておくことで、1回のみ動物を通じた《粛殺》が可能になるのです。ただし、この動物が他の陰陽師によって奪われた(上記「特殊ルール:式返し」参照)場合、《粛殺》もまとめて奪われてしまいます。
持続:一瞬、または《物精戯在》の効果が切れるまで 消費:1〜3 準備:4秒
 
天災地変(天災地変・至難) 範囲
 自然の天災や、天災の形を取ってあらわれる呪術や特殊能力に対して使用し、それらを鎮める呪術です。この呪術によって天災を引き起こしたり、天候を悪化させることはできません(「悪化」の解釈によります。日照りによる干ばつを天災と考えるならば、雨は「好転」と捉えられるでしょう)。
 その天災を引き起こしているのが呪術などである場合、そのレベルとの即決勝負が必要です。また、その効果範囲全体を覆うように呪術を使用しなければなりません。
消費:基本消費2分の1(最低8) 準備:消費エネルギーと同じ秒数
 
 

 
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