名称：スパイクロッド
霊格：−
形状：小型クラブ
ダメージ：品質・良の小型クラブ＋１
価格：４０００円（自作可）
重量：１．０
解説：バットに釘を打ち込んだだけのお手軽な武器で、釘バットとも呼ばれます。見た目は非常に凶悪ですが、釘自体にさほどの貫通力はありません。この武器は、３点以上の防護点を持つ対象に対してはダメージが−１（通常の小型クラブと同じ）されます。
名称：青竜刀（せいりゅうとう）
霊格：−
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・良の刺し斬り用ブロードソード（解説参照）
価格：８万円
重量：２．０
解説：「柳葉刀」などとも呼ばれる中国の刀です。通常の刺し斬り用ブロードソードに比べて切りダメージが１点大きくなりますが、刺しダメージは１点小さくなります。
ヨーロッパのスクラマサックスや東南アジアのマチェーテなど、重量のある片刃の剣はすべてこのデータとして扱います。これらの武器が主に使われていた時代には、さほど製鉄技術が進歩していなかった（品質の悪い武器が多い）ことに注意してください。もちろんそのように年経た武器は、「霊格」やその他の特殊能力を有していることも珍しくないのですが。
名称：桃の木剣（もものぼっけん）
霊格：１
形状：小型クラブ
ダメージ：品質・安価の小型クラブ−２
価格：２万円
重量：０．７
解説：道教の儀礼で用いられる桃製の剣です。１秒の集中の後に２点の疲労点を消費することで、悪魔に対してのみ、通常の品質の刺し切り用ブロードソードとまったく同じダメージを与えることができるようになります。霊格は変わりません。
非常に薄く作られているため、破損の判定にさらに＋２され、武器自体のＨＰは通常の半分として扱います。
名称：銅剣（どうけん）
霊格：１
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・安価のブロードソード
価格：通常価格の３倍
重量：１．５
解説：古代、世界各地で使用されていた銅製の剣で、多分に儀礼的な意味を持っています。現代でも若干の霊力を備えており、その装備者に１点の魔法的な防護点を与えてくれます。
名称：三鈷剣（さんこけん）
霊格：１
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・良の刺し斬り用ブロードソード
価格：２９万円
重量：１．５
解説：柄が仏教の法具「三鈷」を模した剣です。降魔の力を持ち、邪悪な悪魔に対して命中判定とダメージにそれぞれ＋１されます。
名称：十字剣（じゅうじけん）
霊格：１
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・良のブロードソード
価格：３６万円
重量：１．５
解説：キリスト教圏の騎士たちが好んで使用した、十字架を模した剣です。ヘブライまたは一神教系の神族に属する悪魔のうち、「天使」「大天使」を除くものに対して、命中判定とダメージに＋１されます。バスタードソード大のものも存在しており、その場合の価格は４５万円になります。
名称：四葉のクレイモア（よつば〜）
霊格：１
形状：グレードソード
ダメージ：品質・良の刺し切り用グレートソード
価格：５０万円
重量：３．５
解説：あるスコットランド人の傭兵が愛用していたといわれる大剣で、柄やリカッソに精緻なエッチングが施されています。この剣の使用者は「幸運」の特徴を得ます。
名称：七星剣（しちせいけん）
霊格：２
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・良の刺し斬り用ブロードソード＋１
価格：８０万円
重量：１．５
解説：道教の儀礼で用いられる刀身に北斗七星を刻んだ剣で、柄に赤い房飾りが付いているのが特徴です。カルトマジック「タオ」または「陰陽道」を身に付けている者がこの剣を使用した場合のみ、この武器によって傷つけられた悪魔が転倒や気絶を防ぐための判定に２点のペナルティを課すことができます。
名称：錆びた剣（さびたつるぎ）
霊格：２
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・安価のブロードソード
価格：１００万円
重量：１．５
解説：ある修道院の倉庫にうち捨てられるように置かれていた、血と脂でぼろぼろに錆びた剣です。「天使」「大天使」に属する悪魔に対し＋２のダメージボーナスがあります。また、この武器で傷つけられた者は生命力で判定を行わなければならず、失敗すると毒によって１点の追加ダメージを受けてしまいます。ファンブルするとダメージは１Ｄ点です。
この武器の持ち主は「天使」「大天使」に属する悪魔からの反応に−２されます。
名称：神剣（カムハヤ）
霊格：２
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・良のブロードソード＋２
価格：１７０万円
重量：１．５
解説：古代日本の祭祀に使われたとおぼしき青銅製の剣です。刀身には単純な円と直線を組み合わせた古代文字が刻まれており、手にすると青い輝きを放ちます。この剣の所有者は、日本の悪魔からの反応に＋１されます。
名称：ダマスクス刀（〜とう）
霊格：２
形状：バスタードソード
ダメージ：品質・優の刺し斬り用バスタードソード＋２
価格：２５０万円
重量：２．５
解説：刀剣製作で名高い中東の都市、ダマスクスで作られたシャムシール（中東で使われていた曲刀）です。素晴らしい切れ味を誇りますが、刺しダメージは通常のバスタードソードより１点少なくなります。より小型のものはブロードソードとして扱い、その場合の価格は２２０万となります。
名称：オーラカッター
霊格：２
形状：ブロードソード
ダメージ：解説参照
価格：７０万円
重量：０．５
解説：ロシアの科学者によって開発された、目に見えないオーラの刃で敵を切るというふれこみの武器です。見た目には懐中電灯のように見えます。
この剣は霊体や幽体にしか効果がありません。ダメージは使用者の体力にかかわらず１Ｄ＋１点の切りです。なお、使用者はこの剣を「起動」したとき、および１分ごとに１点ずつ疲労していきます。
名称：鬼包丁（おにぼうちょう）
霊格：２後期
形状：グレートソード
ダメージ：品質：安価のグレートソード＋５
価格：３７０万円
重量：７．０
解説：日本の鬼が使っていたという巨大なだんびらで、同名の刀とは別物です。バランスが悪いために、この武器に慣れるまでは命中判定に−２、慣れてからでも−１のペナルティを受けてしまいます。また、必要体力は「１６‡」となります。
名称：ソニックブレイド
霊格：−
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・優の刺し斬り用ブロードソード（２）
価格：２００万円
重量：１．５
解説：刀身に高周波を発生させることによって、貫通力の増加を狙ったブロードソードです。１回の充電で１分間作動します。
この武器は早くから悪魔との近接戦闘に力を注いできたメシア教会によって開発されましたが、思ったほどの効果が得られなかったために、テンプルナイトのなかでも一部の部隊に支給されるにとどまっています。
名称：エクスキューショナーズ・ソード
霊格：３
形状：バスタードソード
ダメージ：品質・良のバスタードソード＋４
価格：６５０万円
重量：２．５
解説：中世ドイツで罪人の首を斬るために用いられていた剣です。幅の広い刀身と丸まった刃先という斧にも近いような形状を有しており、そのため＜斧・メイス＞または＜両手斧・メイス＞の技能でも使用することができます。
この武器を手にした者は、戦闘において「残忍」の特徴を得てしまうことになります。もとからこの特徴を持っている場合、自制値が２段階低下します。
この武器で全力攻撃（渾身の一撃）を選択した場合、ダメージの増加量は通常の＋１／Ｄではなく、＋１．５／Ｄ（端数切り捨て）となります。この時に首を狙っていれば、ダメージの増加量は＋２／Ｄとなります。
名称：シルバーソード
霊格：３
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・安価の刺し斬り用ブロードソード＋２
価格：６７０万円
重量：１．５
解説：聖別された銀を用いて作られた剣です。ブロードソードが一般的ですが、フェンシング武器やバスタードソード型もまれに存在します。邪悪な悪魔に対し、命中判定とダメージにそれぞれ＋１されます。
名称：化血神刀（かけつしんとう）
霊格：３
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・良の刺し斬り用ブロードソード＋１
価格：９００万円
重量：１．５
解説：かすめただけで命を落とすほどの毒性を持つとされる中国刀です。
この武器によって１点でもダメージを受けたら、生命力−２で判定を行わなければなりません。失敗すると、毒によって１Ｄ点の追加ダメージを受け、かつ激しい痛みによって敏捷力に１点のペナルティを受けてしまいます。さらに１日が経過するごとに同様の判定を行い、成功するまでこのダメージは続きます（この毒に「周期」はありません）。なお、いずれかの判定でファンブルすると、ダメージは３Ｄとなります。
この毒を現代的な医療方法で取り除くことはできません。＜伝統療法＞やカルトマジックといった呪術的・魔法的な手段だけがこの毒の効果に対抗できます。
この剣を持っていることが知れると、たいていの人間や悪魔からの反応に−２以上の修正を受けます。
名称：ＤＢＷ１ハルパーソード
霊格：−
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・超特優の刺し斬り用ブロードソード（２）
価格：１０５０万円
重量：１．２
解説：対悪魔戦用に開発された武器のひとつで、非常に微細な分子構造をもつ特殊合金で作られた曲刀です。その湾曲した刀身には、相手の物理的な防御ボーナス（主に盾によるものでしょう）を１点無視する効果があります。
名称：エル・シード
霊格：３後期
形状：騎兵用サーベル
ダメージ：品質・優の騎兵用サーベル＋２
価格：各１０００万円
重量：１．０
解説：あるスペインの英雄に因むとされる、２振りでひと組となった中東風のサーベルです。ヘブライ系の宗教に対する自発的な信仰心を持っているキャラクターしか使用することはできません。
この剣の所有者は体力と意志力に＋１されます。また、神族「堕天使」や宗教上の明確な敵に類する悪魔に対してダメージに＋１のボーナスを得ることができます。
名称：莫邪＆干将（ばくや＆かんしょう）
霊格：３後期
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・優のブロードソード＋２
価格：各１４００万円
重量：１．５
解説：楚の国の鍛冶、干将によって鍛えられた一対の剣です。莫邪には所有者の敏捷力を、干将には体力と生命力を１点ずつ上昇させる効果があり、これら２本の剣を同時に身に付けることで双方を扱うための技能レベルに＋１されます。
名称：ルナブレイド
霊格：４
形状：バスタードソード
ダメージ：品質・優のバスタードソード＋２
価格：２６４０万円
重量：２．７
解説：剣先に向かうにつれ刀身が広がっていき、切っ先は丸まっているという、変わった形状の西洋剣です。刀身の中央には月を表す文様が彫られており、柄には赤く染め抜かれた革紐が巻かれています。
この剣を装備している者は知力が１点上昇します。また、日が沈んでから夜明けまでの間、ダメージにさらに＋２されます。満月およびその前後の夜なら＋４です。
名称：ソルブレイド
霊格：４
形状：バスタードソード
ダメージ：品質・優の刺し斬り用バスタードソード＋２
価格：２７７０万円
重量：２．８
解説：黒い革紐が巻き付けられた長い柄を持つ片手半剣です。刀身の中央に丸く広がった部分が作られ、そこに意匠化された太陽と刀身全体に広がる光線が描かれています。
この剣を装備している者は体力と生命力が１点ずつ上昇します。また、夜明けから日が沈むまでの間、ダメージにさらに＋２されます。新月およびその前後の夜なら＋４です。
名称：エーテルブレード
霊格：４
形状：ブロードソード
ダメージ：解説参照
価格：１６００万円
重量：０．５
解説：オーラカッター（上記参照）の改良版で、ダメージは２Ｄ＋２の切りとなっています。使用者の支払う疲労点は変わりません。
名称：蛇の剣（くちなわのけん）
霊格：４
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・良のブロードソード＋３
価格：３２００万円
重量：１．５
解説：龍族の魔力を封じ込める働きのある、波打つ刀身を持つ剣です。「邪龍」「竜王」「龍神」に属する悪魔がこの剣によってダメージを受けた場合、その衝撃は２倍に計算します。「痛みに強い」の特徴を持っていた場合でも、ダメージと同じ衝撃を与えることができます。また転倒や朦朧に陥るかを計算する際にも、まるで２倍のダメージを受けたかのように扱います。
名称：プラズマソード
霊格：−
形状：フォースソード
ダメージ：解説参照
価格：３０００万円
重量：１．０
解説：メシア教会の開発による武器で、スイッチを入れると１秒間で、鍔もとから青白いプラズマエネルギーの刃が形成されます。これはフォースソードとして扱いますが、ダメージは「４Ｄ焼き（３）」となります。
名称：クロービスの剣（〜つるぎ）
霊格：４後期
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・優の刺し斬り用ブロードソード＋２
価格：３５００万円
重量：１．５
解説：フランスの英雄ジャンヌ・ダルクが使用していたという剣です。「邪悪な」悪魔に対し、命中判定とダメージに＋２のボーナスを得ることができます。また、この剣の所有者は「天使」「大天使」に属する悪魔からの反応に＋２されます。
名称：風塵剣（ふうじんけん）
霊格：５
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・優の刺し斬り用ブロードソード＋４
価格：３６００万円
重量：１．５
解説：風の力が宿った魔法剣です。連続攻撃の際のペナルティを１点ずつ軽減させる効果があります。
名称：雷迅剣（らいじんけん）
霊格：５
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・優の刺し斬り用ブロードソード＋４
価格：３６５０万円
重量：１．５
解説：雷の力が宿った魔法剣です。攻撃を命中させた相手に「サージ」の増強が付いた追加ダメージ５Ｄを与えることができます。
名称：火龍剣（かりゅうけん）
霊格：５
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・優の刺し斬り用ブロードソード＋４
価格：３７００万円
重量：１．５
解説：炎の力が宿った魔法剣です。追加ダメージとして焼きダメージ６Ｄが加えられます。
名称：氷狼剣（ひょうろうけん）
霊格：５
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・優の刺し斬り用ブロードソード＋２
価格：３８００万円
重量：１．５
解説：氷の力が宿った魔法剣です。斬りつけた箇所は固く凍り付き、１箇所にダメージを与えるごとに相手の敏捷力に−１のペナルティを課すことができます。このペナルティを受けた者は毎ターンの開始時に体力−４で判定を行い、成功することですべて無効にすることができます。
名称：草薙剣（くさなぎのつるぎ）
霊格：６
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・優のブロードソード＋７
価格：２５０００万円
重量：１．５
解説：英雄ヤマトタケルが身に付けていた剣で、天下る以前は「天叢雲剣（あめのむらくものつるぎ）」の名で知られていました。
この剣は相手の霊格が高ければ高いほどダメージが増加するという特殊な効果を持っています。防護点を引く前のダメージを、相手の霊格レベルから４を引いた値だけ増加させてください。相手のレベルが４以下の場合、特に効果はありません。
この剣の所有者は炎や熱によるダメージに対し防護点が＋６されます。また、霊格６以下の同様の攻撃に対して＜射撃受け＞を試みることができ、成功すればすべてのダメージを攻撃者へと反射することができます。
名称：湧天剣（ゆうてんけん）
霊格：６
形状：ブロードソード
ダメージ：品質・優のブロードソード＋６
価格：２８０００万円
重量：１．５
解説：朝鮮の伝承にたびたび登場する宝剣です。
この剣の持ち主は、伝説に名高い「舞剣騰空（ぶけんとうくう）」の秘術を行うことができます。剣を抜いた者は「飛行」と「高速移動／空中１レベル」の特徴を得、さらに１日１回のみ、肉眼で見えるすべての目標を対象にして、この武器による「切り」攻撃を行うことができるのです。
この攻撃に命中判定はありません。その代わり、トリック攻撃やフェイント、全力攻撃などを行うこともできません。防御側は通常どおり能動防御を行うことができます。
この攻撃は何らかの「大義」のもとに行われなければなりません。外敵を打ち払う、ある神族の立場から敵対する神族へ攻撃をしかける、などです。この「大義」から外れる目標を攻撃対象として選択することはできません。詳しくはＧＭが決定してください。
名称：エクスカリバー
霊格：６後期
形状：バスタードソード
ダメージ：品質・特有の刺し斬り用バスタードソード＋７
価格：３００００万円
重量：２．５
解説："王のなかの王"アーサー・ペンドラゴンの佩剣です。彼の手によって岩から引き抜かれてのち、無数の戦いを切り抜けてきました。その存在は数多くの伝説に彩られており、世界でもっとも有名な武器と言っても過言ではないでしょう。
この剣を手にした者は、騎士に求められる武勇、知略、人徳、詩才のすべてを得ることができます。所有者は基本能力値すべてが１点ずつ上昇するとともに「カリスマ」２レベルを得、さらに種族「天使」「大天使」およびダヌー神族に属する悪魔からの反応に＋２されます。
またこの剣には、所有者がよりサイズの大きな敵と戦うとき技能に２点のボーナスを与え、かつその生来の防護点を無視するはたらきがあります。
エクスカリバーは騎士として優れた人物にのみ、その力を貸してくれます。もしこの剣の持ち主が騎士道にもとる行為をした場合、次の一撃をもって剣は折れてしまいます。彼があるべき騎士道に立ち戻り、騎士として成長を遂げたなら、剣は自ずと持ち主の手に戻るでしょう。その時、エクスカリバー自身もさらなる力を身に付けているはずです。
名称：火之迦具土神（ヒノカグツチ）
霊格：７
形状：グレートソード
ダメージ：品質・特有のグレートソード＋９
価格：４００００万円
重量：４．０
解説：ある火神が父の身を守るためその姿を変えたといわれる、長大な剣です。所有者は体力と生命力に＋４され、この剣を扱うための技能のレベルに＋２されます。
この剣によるダメージには追加の焼きダメージ９Ｄが加えられます。