ヴァイオレット奇譚２

　　　　ヴァイオレット奇譚２

ヴァイオレット奇譚第二部◆「あとがき」

お疲れ様でした。

長らく連載しておりました「ヴァイオレット奇譚」はこれで完結となります。
一時はどうなることかと思いましたが、内容はさておき、こうして無事完結できたことを嬉しく思います。二部での連載中、一時更新が停滞していた事もあり、皆様には大変もどかしい思いをさせてしまったかと思います。ごめんなさい。

広げた風呂敷の、半分も回収出来なかったなぁというのが私の感想です。
ちょっと広げすぎました。反省反省。

二部は、一部で回収出来なかったアンジェリアのエピソードを消化したくて急遽開始しました。どうしてもそれが一部で消化出来なかったため、見切り発車で開始されたのが二部です。

若干一部の蛇足めいた感じになってしまったような気がしますが、書いて良かったと思います。少なくとも、私の中では準主人公に位置するセロというキャラを掘り下げて書く事が出来たので、その点については満足しています。

反省点はそれこそ星の数ありますが、一つ一つあげるときりがないので、この場では控えようと思います。深く反省し、次回作に活かせるよう、日々精進していきたいところです。

それから連載中、応援コメントやメールを送って下さった方々には幾度励まされたか知れません。
ありがとうを繰り返し伝えるよりも、物語をきちんと完結させる事が一番その声に報えるのだろうと、半ば意地になって更新してきましたが、あらためてお礼を言わせてください。
本当に有り難うございました。一つ一つの応援がとても嬉しかったです。

それでは。

また皆様にどこかでお会いできることを祈りつつ、この辺で締めさせて頂きたいと思います。
最後までご拝読いただき、有難うございました。
長らくのご愛読も、まことに有り難うございました。

2009/11/23 　和泉　拝

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