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ファミ通レビュー
【クロスレビュー】
◆いーです井手 / ９点
オートアタック、多彩なスキル、属性を持つ豊富な武器など、オンラインゲーム的な要素を多分に盛り込んだ作品。
遊びの幅を広げるそれらは、ともすれば煩雑になりがちだが、物語自体がライトであるためか見事にバランスが取れている。
戦闘時の攻撃可能範囲は若干シビア。

◆ふじのっち / ７点
とにかく不思議な雰囲気を持ったゲーム。
戦闘すらままならない状態から唐突にスタートするけど、その後のプレイヤーの導き方は絶妙。
２画面の使い方もありそうでなかった。ただ、移動と戦闘のじれったさは気になった。とくに人を連れての移動と複数の敵との戦闘は辛い。

◆奥村キスコ / ８点
かわいいのにしっかりＳＦ。ファミコン世代のツボをつく演出も相俟って、不思議な魅力で満ちています。
十分に自分を強化してからイベントに臨むという、良い意味で昔気質な一方で、
もとの場所に戻るとちゃんと新しい発見が用意されているので、広がりが感じられて楽しい！

◆ローリング内沢 / ９点
直感的な操作方法で遊びやすい作り。
コスチュームチェンジや料理、シールの組み合わせなど、やり込み要素が満載でじっくり楽しめる。
こだわりが感じられるグラフィックや演出も◎。プレイヤー自身がゲームの世界に介入するというシステムも目新しくてワクワクする。

計３３点 / ゴールド殿堂入り

【「今週はコレを買え」からの抜粋】
◆いーです井手
異色作であり意欲作。多少プレイする人を選ぶ面もあるが、触れてみる価値は十分にある。
やり込み要素も多いため、長く遊べるでしょう。

◆ふじのっち
個人的には「Contact」の不思議な世界を体験してほしかったりします。

◆奥村キスコ
ドット絵のハカセをひと目見たときから個人的にかなりチェックしてきたつもりなんですが、思ったとおり楽しかったです。
なんかいいんですよねー。宇宙の危機だっていうのに、このゆるりとした雰囲気。
ちょっと懐かしい感じのＲＰＧをお捜しの方はぜひ遊んでみてください。

◆ローリング内沢
「キラー７」を制作したグラスホッパー・マニファクチャの作品だけあって、細部に渡ってこだわりのある作り。
とくに、個人的にはグラフィックデザインのセンスが秀逸で好き。もちろんゲームとしてもよいデキ。　ありがちなＲＰＧに飽きた人にオススメ。

以上、ファミ通９０３号からの抜粋です。何か問題がありましたらご連絡下さい。
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