2009年度年賀状:快斗、探


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「――何?キッドを逃走させるための経路でも練ってんの?」

『黒羽君……。君のような人がここに何しに?』

「まあ色々と資料集め。――なあ、アドバイス言ってやると、
 マジでそれだと楽々逃げられんぜ?」

『キッドではないと言い張っている君に何が分かるんだい』

「何がっつーか、それ誰が見ても穴だらけじゃん」

『…………だから考案中なんじゃないか』

「ホー。さっきから30分位必死で考えてたように思ったのは気のせいか」

『黒羽君……』

「あのさ、どうせならそこの警備員――」

『生憎だが、君のアドバイスだけは受ける気にならないね』

「あ、そう?なら知り合い連れてきてやろうか?」

『知り合い?』

「さっきそこで見つけたんだよ。そういう策略立てるのに、
 すっげー頭の切れる知り合い。まだマシになると思うぜ、それ」

『……意外だね。君の知り合いに、そんな人間がいるとは思えないが』

「少なくとも、オメーよりはまだ切れると思うぜ?」

『黒羽君。用があるなら早く済ませて帰りたまえ』

「ふーん。じゃあ、マジでキッド逃げても良いわけ」
『……。君のアドバイスを受けるくらいなら、その方がマシだよ』
「んなこと言ってっから、いつも逃げられんだろ。
 ツメが甘めーんだよな、オメーの計画」
『随分分かった口をきくじゃないか……』
「キッド専任の警部とはガキの頃から知り合いですから♪」
探怪仕様なストーリー性年賀状part01
図書館で作戦練ってる探見つけて、茶化しついでにアドバイスしに行く快斗。
実際問題、穴がある計画書なら、自分自身もつまらないからという理由で、
一つくらい参考案でも出すんじゃないかな、という個人的な希望。


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