ドリーム小説
蒼紅華楽特別版 零番隊の秘密に迫れ!
第一回「隊章と席官章の謎」
時雨「え〜〜そんなわけで始まりました。『蒼紅華楽特別版 零番隊の秘密に迫れ!』の第一回をお送りします」
氷室「この『蒼紅華楽特別版 零番隊の秘密に迫れ!』、縮めて『蒼特秘』は、本編では多分明かされないであろう、蒼紅華楽の無駄知識(?)を暴露するコーナーです」
時雨「ではまずここでの自己紹介をするか、氷室」
氷室「そうですね、時雨副隊長」
時雨「司会進行の、零番隊副隊長兼隊長ファンクラブ会長兼隊長と日番谷十番隊長をくっつけ隊隊長の羽鳴時雨と」
日番谷「・・・・・おいっ」
氷室「今回の司会助手、零番隊三席兼隊長ファンクラブ副会長兼隊長と日番谷十番隊長をくっつけ隊副隊長の常盤氷室だ!」
日番谷「・・・だから、おいっ」
氷室「あ、ちなみに、司会助手は毎回零番隊員の中からローテーションで別の奴になるからな」
時雨「俺はずっと司会だけどな」
日番谷「だから話を聞け!」
時雨「で、こちらが拉致・・・ごほん、ごほん・・・基、わざわざ十番隊よりご足労願いました。日番谷十番隊長です」
日番谷「綺麗に無視したな・・・っていうか、今拉致って言おうとして言い直したろ?」
時雨「・・・気のせいですよ」
日番谷「その間はなんだ?大体拉致したってのは本当だろうが・・・」
時雨「え〜〜?どこら辺が拉致ですか?」
日番谷「本人の了承も得ず、仕事中にいきなり睡眠薬かがした挙句、別の場所に連れてくることは拉致とは言わないのか?」
時雨「言いません」
氷室「ええ、いわないっすね」
日番谷「・・・お前ら」
氷室「俺達の隊での拉致とは!相手を殴ったりして気絶させ、簀巻きにして連れ去る事を拉致というんっすよ!」
日番谷「・・・・・・・・」
時雨「あ、ちなみにこれはうちの隊長以外の隊員全員の暗黙の了解ですから」
日番谷「・・・本当にお前らはがいないと腹黒の集団だな・・・」
時雨「そうですか?」
日番谷「そうだよ・・・で」
時雨「はい?」
日番谷「前の2つは良いとしても・・・くっつけ隊って、なんだよ?」
時・氷「・・・・・・・・・・・・・」
日番谷「・・・その間はなんだ?」
時・氷「いえ、いえ、いえ、いえ、いえ」
日番谷「・・・思いっきり誤魔化してるだろう?」
時雨「そんなことないですよ。な、氷室」
氷室「勿論っす。時雨副隊長」
日番谷「妙な芝居入った事するな」
時雨「え〜〜・・それでは本題に入っていきましょう」
日番谷「(また無視か・・・)」
時雨「先程も氷室が言いましたけど、ここでは本編では明かされない(予定)、無駄知識を暴露していこうということなのですが・・・・・ 日番谷十番隊長」
日番谷「なんだよ?」
時雨「何か知りたいこととかありますか?」
日番谷「何か・・・と言われても」
時雨「それなりにあるんじゃないですか?例えば・・・隊長のスリーサイズとか、スリーサイズとか、スリーサイズとか」
日番谷「・・・・・・なあ、斬って良いか?」
時雨「言っときますけど、俺達の方が強いですよ」
氷室「『合わせて』じゃなく、『1人、1人でも』っす」
日番谷「(・・・何時か覚えてろよ)」
時雨「で、日番谷十番隊長。本当に良いんですか?」
日番谷「何がだ?」
時雨「隊長のスリーサイズです。気になりません?」
日番谷「べ、別に・・・っていうか、なんでお前が知ってるんだ?」
氷室「副隊長だけじゃなくって俺も知ってますよ。っていうか、うちの隊員なら全員知ってます」
日番谷「・・・どんな隊だよ?お前らの所は」
時雨「まあ、こういう所としか」
氷室「それに隊長黙認っすからね」
時雨「隊長、そういうところ大らかというか、無頓着ですから」
日番谷「良いのか?それで・・・っていうか、本当にあいつの感覚はどうなってるんだ?」
時雨「純粋といってください」
日番谷「純粋な奴がいきなり隊首会に乱入した挙句、切れて総隊長に刀向けるか?」
氷室「良いんですよ。隊長は総隊長と同等あるいはそれ以上の権力持ってるんですから」
時雨「それに隊長は切れても割りと冷静ですしね」
日番谷「それで良いのかよ?」
時・氷「隊長ですから!」
日番谷「・・・・・・」
時雨「で、日番谷十番隊長をからかうのはこのくらいにして」
日番谷「やっぱりからかってやがったのか・・・」
時雨「あ、でもスリーサイズが知りたかったらいつでもどうぞ」
日番谷「・・・しつこい!」
時雨「・・・今、少し間があったな(小声)」
氷室「はい、確かに(小声)」
時雨「無理しなくても良いのにな(小声)」
日番谷「・・・何こそこそしてやがる?」
時雨「いえ、別に・・・で、どうですか?」
日番谷「・・・(まだ少し納得いかない)そういえば、前から思ってたけど、お前らの隊章ってどうなてるんだ?」
時雨「隊章ですか?」
日番谷「ああ。よく見たらお前ら零番って、他の隊と違って全員席官章つけてるよな?」
氷室「まあ、そうっすね・・・」
日番谷「でも、その席官章に描かれてる花って、全員違うみたいだが、どれが本物なんだ?」
時雨「え〜その答えはですね。どれも違うです」
日番谷「・・・はっ?」
時雨「俺達の隊は他の隊と違って、隊章以外に1人、1人の各々の席官章の絵柄になる象徴花があるんですよ」
氷室「ちなみにこれは個人、個人で自由に決められるんっすよ」
時雨「俺の象徴花は蛍袋。花言葉は忠実です」
氷室「で、俺は釣鐘人参。花言葉は感謝」
時雨「ちなみに隊長は金瘡小草。花言葉は追憶の日々、あなたを待っています、です」
日番谷「・・・へ〜〜」
時雨「・・・なんですか?その間」
日番谷「・・・別に」
時・氷「?」
日番谷「・・・で、結局隊章はなんなんだよ?」
時雨「あ、はい。俺達零番の隊章はですね著莪です。花言葉は反抗」
日番谷「・・・・・はっ?」
時雨「何かおかしいところありました?」
日番谷「・・・もう1回言ってくれないか?」
時雨「隊章が著莪で、花言葉は反抗」
日番谷「・・・それだ」
時・氷「はっ?」
日番谷「なんで、反抗なんて花言葉の花が隊章になってるんだよ」
時雨「ああ、そういうことですか」
日番谷「不吉だろ」
時雨「不吉といわれましても・・・これは零番隊の初代隊長が決められたらしいので」
日番谷「零番の初代隊長?」
時雨「はい。隊長と同じように、圧倒的な実力と霊力を誇っていたお方らしいですよ」
氷室「どうも、零番隊が最初に結成された当時、尸魂界に通常の・・・まあ、ようするに十三隊じゃとても手に負えないような出来事があったようです」
時雨「それを打破するために、初代隊長を初めとして、実力はあるけど十三隊の力の均衡を壊すため、あえて十三隊に入ることの叶わなかった小数の者達で結成された部隊。それが零番隊の始まりだったそうです」
氷室「ようするに、死神の中でもはぐれものの集まりということっす。今の俺達もそうっすけど」
日番谷「・・・初耳だぞ」
時雨「そりゃあ、俺達が存在ばらしたのこの間ですし。それに、上は自分達にとって不都合なことは隠したがりますからね」
氷室「俺達上の勝手な都合で、ずーっとつまはじきにされてたっすからね」
日番谷「・・・・・・・」
時雨「で、その事件を見事解決した初代零番隊は正式に認められたわけです。ただし、表には一切公表はなかったですが」
氷室「だからこそ、初代隊長は隊章をあれにしたんっす」
時雨「少なからず初代隊長以下隊員全員が今までの仕打ちから瀞霊廷の上に反感持ってましたからね」
氷室「だから、自分達は自分達の意志をしっかり持ち、そうそう上の思い通りにはならない。逆らう時には逆らう」
時雨「そう言った意味を込めて、あの隊章にしたわけです」
氷室「ちなみに撤回の声も上から上がったらしいですけど、一切聞く耳持たずそのままにしたらしいです」
日番谷「・・・なんか、凄いな」
時雨「そうですね。ある意味下手な表の隊よりは零番は余程結束強いですしね」
氷室「特に俺達の代は隊長の下、絶対の結束を持ってますから!」
日番谷「・・・本当に厄介だよな。実力もあるうえに、結束力も強くちゃ」
時雨「だからこそ、上も下手に俺達に物申せないんですよ」
氷室「下手に抗議したら自分達の方が危ないっすからね」
日番谷「・・・・・・・・・・・・・・・」
時雨「ちなみに現在の零番隊の結成の仕方は、初代の時とは違い、零番を指揮できる、ようするに隊長になれる人材が現れて初めて結成されることになっています」
氷室「つまるところ、俺達隊長が現れなかったらずっとどこにも属してなかったんっすよ」
時雨「無職だな」
氷室「・・・いえ、さすがに無職はどうかと」
時雨「することもなく、ただぶらぶらしてるのは無職とは言わないのか?」
氷室「・・・まあ、それは」
日番谷「・・ある意味今とほとんど変わらないような気がするけどな」
時雨「何か言いましたか?日番谷十番隊長」
日番谷「いや・・・・・」
氷室「ところで、副隊長」
時雨「なんだ?」
氷室「初代の時に起こったある出来事でなんっすか?」
日番谷「・・・お前、知ってるんじゃないのか?」
氷室「いや・・・俺もそこまでその話詳しくないんですよ・・・うちの隊でも隊長と副隊長くらいしか知らないんじゃないっすか?」
日番谷「そうなのか?」
時雨「さあ?」
日番谷「・・・さあ、って」
時雨「俺も知りませんから、さあ、としか言いようがありません」
日番谷「・・・それ本当か?」
時雨「はい」
日番谷「神に誓って?」
時雨「はい」
氷室「それじゃあ、駄目ですよ。日番谷十番隊長。ある意味惜しいですけど、もう少し工夫を加えるんっす」
日番谷「工夫?」
氷室「はい。時雨副隊長。隊長に誓ってっすか?」
時雨「・・・・・・・・・・・」
氷室「ね?」
日番谷「・・・本当にお前らは至上主義だな」
氷室「あれ?日番谷十番隊長もそうじゃないんっすか?」
日番谷「・・・・・・・・・・」
氷室「で、時雨副隊長の嘘も見破ったところで・・・教えてください」
時雨「・・・断る」
氷室「いいじゃなっすか」
時雨「隊長が駄目だって仰ってるから」
氷室「解ったす」
日番谷「それで納得するのか」
氷室「勿論!」
日番谷「・・・・・・・・・・」
時雨「日番谷十番隊長もさっき言ってたじゃないですか。俺たちは、隊長至上主義だって」
日番谷「ああ・・・よく解ったよ・・・・・」
時雨「じゃあ、今回はこのくらいで終わるとしましょう」
氷室「そうっすね。次の司会助手は確か捺芽ですか」
時雨「ああ、そうだな」
日番谷「・・・やっと俺もこれで解放されるのか」
時雨「あれ?日番谷十番隊長は次回もですよ」
日番谷「・・・・・はっ?」
時雨「だってゲストじゃなく、レギュラーですから」
日番谷「・・・・・・なんだよ?レギュラーって?」
時雨「毎回必ず出る・・・・・」
日番谷「そういうことを聞いてるんじゃない」
時雨「あ、次回からはゲストも出ますので」
日番谷「・・・また、無視かよ」
時雨「それから、WEB拍手の方で質問のあった隊長のデフォルト名の『神芽』の読み方ですが・・・あれは『しんめ』と読みますので」
氷室「他にも俺達零番隊、蒼紅華楽について、質問などがあったら、拍手、メール、掲示板、どれでも良いので寄せてくれ」
時雨「本編のネタバレにならない限りは答えていきます」
氷室「本編のネタバレが絡むと答えられないので、そこらへんは予め了承してくれ」
時雨「で、あとは・・・日番谷十番隊長」
日番谷「・・・なんだよ?」
時雨「86・55・83です」
日番谷「?何が?」
時雨「隊長のスリーサイズです」
日番谷「・・・・・・・」
時雨「上から順で」
日番谷「・・・・・今物凄く始解したい気分なんだが」
時雨「落ち着いてくださいよ。日番谷十番隊長」
氷室「そうっすよ。妬いてるなら、妬いてるって言えば良いんっすよ」
日番谷「・・・・・・・霜天に坐せ!氷輪丸!!」
ザ--------------------------------------------
スタジオ壊滅(?)につき、次回未定・・・・・・・
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