ドリーム小説
蒼紅華楽特別版 零番隊の秘密に迫れ!
第二回「斬魄刀の能力他」
時雨「え〜、皆様大変長らくお待たせいたしました。それというのも、サボりにサボってたヘボ管理人のせいですが・・・」
捺芽「・・副隊長、何もそこまで言わなくても;」
日番谷「・・・俺としては永久に二回目がこないかも、と期待してたんだがな」
捺目「いや、日番谷十番隊長も・・・」
時雨「(2人の意見は綺麗に無視)『蒼紅華楽特別版 零番隊の秘密に迫れ!』の二回目をお送りします!」
日・捺「・・・・・・・・・・・・・」
時雨「司会進行は前回に引き続き、零番隊副隊長兼隊長ファンクラブ会長兼隊長と日番谷十番隊長の仲を見守りたい隊隊長の羽鳴時雨です」
日番谷「・・・ん?ちょっと待て」
時雨「何でしょうか?日番谷十番隊長」
日番谷「・・・最後の方、前回と名乗り違ってたような・・・・いや、私的には言うなってのが本音だが・・・」
時雨「最後の方?」
日番谷「・・・くっつけ隊が、見守り隊になってたぞ」
時雨「ああ、そんなことですか」
捺芽「・・・・・・;」
日番谷「そんなことって、どういうことだよ?」
時雨「だって日番谷十番隊長、隊長と本編でくっついたじゃないですか」
日番谷「なっ・・?!」
捺芽「・・どうやら、俺達に知られていたということを知らなかったみたいですね(お気の毒に)」
時雨「そうみたいだな」
日番谷「なななっ・・・お前、何時その事を?!」
時雨「何時って・・俺、お2人がくっついたまさにその瞬間、部屋のすぐ外にいたじゃないですか」
日番谷「聞き耳立ててたのかよ?!」
時雨「はい!しっかりと!!」
日番谷「・・・落ち込んでたかと思えば。ぬけぬけと・・・」
捺芽「・・そういう方です。副隊長は」
時雨「・・・・・捺芽、何か言ったか?」
捺芽「い、いいえ!」
日番谷「(・・・やっぱり、同じ隊の奴にもこいつの腹黒ぶりは恐れられてるか。いや、比較的燈空がまともだからってのもあるな)」
時雨「じゃ、紹介の続き」
捺芽「は、はい;・・・今回の司会補佐役の零番隊第四席・燈空捺芽です(本当は他にも時雨のような肩書きあるが、日番谷の事を考慮して省いた)」
日番谷「・・・面倒くさいけど、一応。前回同様、いつの間にか拉致されて連れてこられた十番隊隊長・日番谷冬獅郎だ」
時雨「嫌ですね、日番谷十番隊長。だから拉致じゃありませんって」
日番谷「・・・人の茶に眠り薬を盛って、用意周到に用意した担架に括り付けて運んでくるのは、拉致とは言わないのか?」
時雨「いいません」
捺芽「・・すいません。俺達の隊では言わないんです;」
日番谷「・・・・・・」
時雨「で、今回協り・・じゃなくて、今回のゲストは」
松本「十番隊副隊長・松本乱菊です」
日番谷「・・・・・松本」
松本「はい、なんですか?隊長」
日番谷「・・お前、減給」
松本「ちょ・・・なんでですか?!理由もなく横暴ですよ!」
日番谷「とぼけるな!薬盛ったのはお前だろ!?」
松本「・・そんなことしてませんよ」
日番谷「今の間はなんだ?そして目が一瞬泳いだぞ!」
松本「それは〜〜・・」
日番谷「なるほど・・確かにお前なら簡単に俺の茶に盛れるだろうな・・・」
時雨「それくらいで良いじゃないですか、日番谷十番隊長。すんだことなんですから」
日番谷「良くない!っていうか、主犯格が人事みたいに言うな!」
捺芽「・・日番谷十番隊長、微妙にキャラ違うような」
松本「ここだとカラ●リ寄りの性格よね。いや、本編でもわりとそうかも・・・」
日番谷「お前らも呑気に話すな!特に松本」
時雨「はい、それではさくさく進めていきましょう!」
一同「・・・・・(今までの流れをあっさり綺麗に無視した!)」
時雨「え〜っと、それでは今回は拍手できた質問のうちの1つです。『零番隊の斬魄刀の能力教えて』ということで」
日番谷「タイトルの『能力他』ってのはなんだよ?」
時雨「・・まあ、それは適当に」
日番谷「・・・・・・・・・・・」
時雨「え〜っと、こういうお題ですが、さすがに隊員全員の斬魄刀の能力を教えるわけにはいきません。ぶっちゃけ、管理人がまだ考えてないのもいるってのが正直なところです」
松本「それ、ぶっちゃけすぎ」
捺芽「あ〜〜・・・でも、ちゃんとネタバレ防止っていう正当な理由も多少あるからな」
日番谷「多少だろ?」
捺芽「・・・・・・・・・」
時雨「じゃ、まず隊長から行くか?」
捺芽「そうですね」
日番谷「確か、複数能力保持斬魄刀の『天桜』だろ?始解時に出現する巻布は全ての傷病を癒す・・だったか?」
時雨「そうです・・・って、なんで日番谷十番隊長知ってらっしゃるんですか?」
日番谷「えっ・・・?」
捺芽「隊長が最近始解されたところ、俺達拝見してませんけど」
日番谷「・・・・・・・・・・」
時雨「・・・まあ、そこら辺は後で詳しく聞くとして」
日番谷「っ!ちょっと待て」
時雨「他には鞘と握り手部分の飾り紐は捕獲系能力があり、刀身に関しては攻撃、防御で色々あって説明するとちょっと長くなるかもしれないので省きます」
日番谷「・・・・・・・・」
松本「綺麗に無視されましたね」
捺芽「本当になんというか・・・」
日番谷「いや・・・今回は忘れてくれるなら別にこのままでも良いが」
松本「それはないと思いますよ」
捺芽「確かに・・・それに、俺も気になりますし」
松本「あ、私も」
日番谷「お前らな・・・」
時雨「で、次の俺は一応ちゃんとまだ明かしてないので名前の『禍滴』だけ言って飛ばすとして・・・」
松本「・・そして、羽鳴は全く気にせず進めてるわね」
捺芽「俺にはさっさと終わらせて、さっきのこと聞き出そうという魂胆に思えるけどな」
日番谷「・・・・・!!」
松本「・・・隊長、しっかりしてください」
日番谷「・・・お前に言われても説得力がない」
捺芽「・・・松本。お前、日ごろどんな副官業してるんだ?」
松本「失礼ね。普通に真面目にやってるわよ」
日番谷「どこがだ!」
捺芽「日番谷十番隊長・・・お気持ちは解りますが、このままだと副隊長の独壇場になりますが」
日番谷「それは・・・まずいな」
松本「『羽鳴の独壇場』はある意味危険ですからね」
日番谷「ある意味じゃなくて、全面的に危険だろ」
松本「そうですね。その場合、困るの隊長でしょうから・・隊長とのことで、あることないこと言われ」
日番谷「とりあえず、こっちの話はおいて。俺達もあっちの話題に復帰するぞ」
松本「・・・必死ですね(ぼそり)」
日番谷「なんか言ったか?」
松本「いえ、別に・・」
時雨「次に氷室の『空割』ですが、空間切断能力です。ようするに空間を斬ります」
日番谷「それじゃあ、そのままだろ」
捺芽「補足すると、『空割』で斬ると念じて刀を空中に斬りつけると、現在いる空間とは別空間に繋がる穴を作ることが出来るわけです」
時雨「これはあれだな。某人気小説の闇魔法禁術奥義を連想してくれると解ると思います。ようはあの要領と同じ」
捺芽「というか・・・あれがほとんど参考ですよね;」
時雨「管理人があの小説の大ファンだからな〜。入ったのはアニメかららしいけど」
日番谷「・・・なんの話だよ?」
時雨「解る人には解る話です」
日・松「・・・・・?」
時雨「で、もちろん実際にその穴を通って、繋がった別空間に行くことも可能」
捺芽「ちなみにこれは通常空間であろうと、特定の場所を思い浮かべて斬れば、その場所と直接繋がるので、ある種の主観移動方法にもなります」
日番谷「・・なるほど。そう考えると結構便利かもな」
時雨「物凄く遠いところに、どうしてもすぐさま行きたいって時は、俺達はこれ利用してますから」
松本「・・・それって、常盤が交通手段代わりにされてるとも取れるんじゃ・・」
時雨「・・・次、行くか」
松本「(そうなのね・・・)」
日番谷「(だと思ったぜ・・)」
時雨「で、捺芽と牡丹飛ばして琥珀・・・っていうか、琥珀までだな」
捺芽「他は明かしてませんからね。俺もですが・・・」
時雨「琥珀の斬魄刀『元鐘』は斬りつけた相手の異常を取り除き、それを『元鐘』にとどめ、次に斬りつけた相手にその異常を受け渡すというものです。だから、状態異常系の能力使う奴は琥珀とやると自爆する奴が多い」
日番谷「ああ・・・涅みたいにか」
時雨「まったくもってその通りです」
松本「・・・今、健やかに笑顔が黒かったわよ。羽鳴」
日番谷「余程嫌いなんだろうな・・・涅」
捺芽「主である琥珀に関しては、始解状態なら自動的に全ての異常から護られます。ちなみに始解時も全く形状は変わらないけど、異常をとどめている時だけ、刀身の色が変わりますよね」
時雨「そうだな〜。っていうか、うちの隊って、大抵斬魄刀の形状って、始解しても皆あんまり変わらないよな」
捺芽「そういえばそうですね・・・」
時雨「だから、相手は始解してるかどうかも解らず、大惨事になることも可能性としてはあるよな」
捺芽「その傾向が1番高いのって、副隊長の斬魄刀ですよね」
日番谷「そうなのか?」
捺芽「はい・・・なんていうか・・・・・副隊長の斬魄刀の能力はある意味凶悪というか、えげつないというか・・」
松本「え、えげつない・・?」
捺芽「始解してても斬魄刀の形状が変わらず、始解してるのかどうか解らないってのが、それに追い討ちかけてるな・・」
日番谷「・・確か液体系なんだよな?」
時雨「そうですよ」
日番谷「液体化した涅がダメージ受けたって聞いたけど・・」
時雨「事実です」
日番谷「同じ液体にダメージ与えられる液体って・・・どんなのだよ?」
時雨「やですね〜日番谷十番隊長。あんなのと俺の斬魄刀の能力を一緒にしないでください」
捺芽「ま、天地以上の差がありますね」
日番谷「・・・・・・・・」
松本「本当に、嫌いなのね・・」
時雨「ま、この話題はこれくらいにしておいて」
松本「・・・そして勝手に切るのね」
捺芽「はははっ・・・(苦笑)」
時雨「じゃあ、今回のおまけとして、隊員数人の特技でも言っておくか」
捺芽「そうですね」
日番谷「そして勝手に決めるしな・・」
時雨「司会だから良いんですよ」
日番谷「・・・・・・・」
松本「というよりも、最初からその予定だったんじゃない」
捺芽「斬魄刀の能力云々だけじゃ、短くなりすぎるの目に見えてたからな〜」
日番谷「なんとか引きの伸ばそうって魂胆か・・」
松本「そうみたいですね」
日番谷「俺としては、短い方が願ったりなんだがな」
松本「・・・燈空はともかく、羽鳴は絶対にそうはさせないでしょう」
日番谷「・・そうだな」
時雨「その通りです(腹黒い笑顔)」
日・松「・・・・・・・・・・・」
捺芽「・・・すいません」
日番谷「・・・いや、別にお前が謝らなくても」
捺芽「や・・なんというか、なんとなく謝りたくなったんで・・・・・本当にすいません;」
日・松「・・・・・・・・・・・」
松本「・・良いのよ、燈空。あんたはそのままでいなさい」
日番谷「お前まで完全に染まったら、あの隊絶対におしまいだぞ・・・」
捺芽「・・あ、でも今思い出したんですけど。短すぎてもさっきの隊長の始解を何時見たか云々の話題に良くと思うんですけど・・」
日番谷「っ!」
松本「どっちにしても隊長には最悪ってことですね」
日番谷「笑うな!松本」
時雨「大丈夫です!その話題は後で絶対に話して頂きますから!!」
日番谷「・・こいつ、しっかり聞いてやがった」
時雨「当たり前じゃないですか!!」
日番谷「・・・・・・」
時雨「じゃ、先程の話題に戻りますが。まず、隊長の特技は料理ですね」
松本「ああ、確かに凄く美味しいわよね〜」
時雨「特に煮物系は絶品だ!」
日番谷「焼き物系も美味かったけどな」
一同「・・・・・・・・・・・・・」
日番谷「何だよ」
一同「いえ、いえ、いえ」
日番谷「・・なんか、前にもあったようなパターンだな。っていうか、お前らなんで顔がにやにやしてるんだよ?」
松本「隊長・・何気に惚気てません?」
日番谷「なっ!?」
時雨「良い台詞頂きました」
日番谷「って、時雨!その手に持ってるのはなんだ?!」
時雨「『おとひろいくん』です」
日番谷「・・・・・・・」
松本「ここでも出ましたね。謎の道具」
日番谷「・・・今、むしょうに某駄菓子屋(?)店長を殴りに行きたい気分だ・・・」
捺芽「(それはさすがにしないほうが良いと思いますけど)」
時雨「で、本題に戻って。隊長の特技は実はもう1つ特殊なのがあるんですけど、これはネタバレ防止のために省いて・・」
捺芽「次は牡丹あたりですかね」
時雨「そうだな〜・・あいつは、お茶いれとか、家事全般ですね。まあ、料理は隊長が上ですが」
日番谷「そういえば、前に零番の隊舎行った時、妙にタイミングよく茶が出てきたな」
捺芽「早く、美味しく、都合よくが牡丹のお茶入れですから」
松本「・・・最後の都合よくってのはちょっと気になるけど」
捺芽「松本も一回体験してみれば解るよ」
日番谷「・・・まあ、確かにな」
時雨「次に琥珀は・・・記憶力自体が特技ですね」
松本「そんなに良い記憶力なの?」
時雨「全死神の個人詳細情報完全把握」
捺芽「所属、過去の所属、得意技、斬魄刀名から果ては身長、体重、出身地、家族構成、趣味、特技まで、なんでもござれ」
日・松「・・・・・・・・・・・・」
時雨「しかもあの複雑な地下水道を四番隊でもないのに完全把握」
捺芽「本当にとんでもない記憶力ですよね・・・」
松本「・・・なんていうか、凄いを通り越した記憶力ね」
日番谷「っていうか・・・今の聞いてると俺達の個人情報も全部」
時雨「筒抜けです」
日番谷「・・・・・・・」
松本「零番隊って・・・」
時雨「でも、うちの隊って、こういう一芸(?)持ちみたいなのが結構いるんですよ」
日番谷「9人しかいないのにか?」
時雨「ええ、その証拠に、霧生の特技は似顔絵ですし・・」
日番谷「・・・似顔絵?」
捺芽「いや、それが本当に似てるんですよ。まるで写真で写したような、物凄くよく似すぎた似顔絵で」
時雨「しかも、霧生の凄い所は、それを本人を見ずに、人から聞いた特徴だけでも、完璧にそっくりに描けるとこですね」
捺芽「だから記憶力の良い琥珀が相手の顔を憶えて、その特徴を霧生が描けば、人探しの時とかかなり楽ですからね」
日番谷「なるほど・・・」
松本「ああ、だからあの2人大抵一緒にいるのね」
時雨「それもあるけど・・あの2人が幼馴染だっていうのもあるな」
松本「あら?初耳」
捺芽「あの2人だけ俺達の中で瀞霊廷出身だからな」
時雨「で、今回最後に久遠ですけど。・・・こいつは変装道・・・・・もとい、服作りですね」
日番谷「・・・今、お前別のこと言おうとしなかったか?」
時雨「・・・気のせいです」
日番谷「・・・・・」
捺芽「・・日番谷十番隊長。どうしても気になるなら、今度久遠の部屋覗いてみてください」
日番谷「・・はっ?あいつの部屋」
捺芽「一発で理由が解りますから」
日番谷「・・・?なんだか良く解らないが、一応解った」
時雨「じゃ、今回結構いいとこまで来たのでこれで終わるとして・・・(ちらっ)」
日番谷「・・・・ん?・・・・・・・っ!」
松本「あ、隊長逃げた」
捺芽「しかも瞬歩!・・そこまで例の事言うの嫌ですか」
時雨「それならこちらもそれなりの対応をするまで・・・行くぞ!捺芽」
捺芽「えっ・・あ・・・・松本―!悪い、後頼む!!(何かの紙放り投げて後を追う)」
松本「えっ、あ・・・羽鳴も燈空も行っちゃったわね。にしても・・・何?これ」
紙広げました
松本「え〜〜っと・・『次回の司会補佐は五席の東雲牡丹です。それでは皆様次回でお会いしましょう』だって・・・・・私、ゲストなんだけど・・・・・まあ、良いか。じゃ、終わったし帰りましょか。さようなら〜〜」
司会。司会補佐、レギュラー逃亡のため、ゲストに締めくくられるという前代未聞の事態のまま終了・・・
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