Puzzle game
2:All-star





「さ〜〜んぷ〜〜んか〜〜んクッキ〜〜ング!」
「・・・・・おいっ」
何やら目の前で楽しげに妙な容器にお湯を注いでいるリリスを、ルークは引き攣った表情をしながら呼びかけた。
「ん?な〜〜に?」
「な〜〜に?じゃねえ。色々聞きたい事があるけど・・・まずは・・・」
「まずは?」
「・・・この目の前にある服や装飾品の数々は何だ?!」
喋るごとに段々と声を荒げながらそう言ったルークは、目の間に大量に用意された服や装飾品の数々を睨みつけながら机を叩いた。
ここ数日間でルークの身体は完全に普通の10歳の子供と同じくらいの活動が出来るようになっている。
普通のレプリカならまだ当分時間がかかるはずだが、ルークは体の動かし方を元々しっているため、後は体の方を頭についてこさせるだけだったため、それほど普通に動けるようになるまで時間はかからなかった。
そしてそれからすぐ後にリリスがこの目の前に広がる品々を持ってきたのだった。
「あ〜〜それね。ピオニーが寄越した服とか宝石とかよ」
「そんなこと見れば解る!俺が聞いてるのは、なんで女物ばっかなのかってことだよ!」
そう目の前に広がっているのは言ってみれば、女性のもの装飾品の山、そしてドレスの海だった。
何やらどでかい箱をリリスが抱えて入ってきた時は、それが何なのだろうと首を傾げていた。
そのルークを見てにやりと笑ったリリスに嫌な予感を覚えていると、案の定リリスが勢いよくぶちまけたそれらは、この間まで男であったルークにとって鬼門といっていい存在だった。
次から次へと出てくるドレスをその目に見て、ルークは頭の中が真っ白になり、先程までその場に呆然と立ち尽くしていたのだった。
そんなルークを振り返り、リリスはきっぱりと楽しそうに答えを返した。
「だってあんた、女じゃない」
その言葉にルークの顔はまた酷く引き攣った。
確かに今の自分は女なのだが、しかし元々は男だったのである。
そんな簡単に受け入れられるはずがない。
しかも自分を女にした張本人にここまで平然と言われると、無性に怒りが込み上げてくるのは決しておかしい事ではない。
「良いじゃない。女物って言っても、子供もののドレスなんだから。これからおっきくなったら、もっと色気のあるドレスも着るようになるのよ。今から慣れとけ」
「・・・冗談じゃねえ」
リリスの台詞に最早ルークは呆然自失といった様子だった。
しかもリリスの言うとおり、あの陛下のことだから本当に着させられるだろう事が解るので、余計に哀愁を漂わせていた。
そしてちらりと自分が着る事になるであろうその品々を見つつ、なんとなく子供が着るドレスや装飾品にしてはやけに豪華すぎるような気もした。
これが子供用ならこれから成長するたび、果たしてどんなドレスを着せられるのだろうかと、ルークは今から想像して今度は眩暈がした。
「・・・ううっ、仕方ないから一応着るけど」
「おっ!観念した?」
「・・・どうせ着る事になるなら今から覚悟決めておいたほうがましな気がしてきただけだ」
ここで例えリリスの要求を断ったとしても、絶対ピオニーによって着る事を要求される。
かりにも一国の王で、しかも自分の言葉を信用してたうえ、全面的に協力を約束してマルクトにおいてくれているピオニーの要求をルークが断れるはずもなかった。
「じゃあ、さくさく選んでちょうだいね。これからピオニーが例の件で厳選した人物達に会うことになるんだから」
「・・・ドレス姿でか」
おそらくその中には自分が未来で会ったことのある人物たちも数名いるような気がする。
その事実に1度決心したとはいえやはりまだ抵抗がある。
「良いじゃない。あんたは初めてじゃなくても、ここの連中にはあんたと会うのは初めてなんだから」
「・・そういう問題じゃねえ」
完全に楽しんでいるリリスを睨みながらそう言うと、ふと彼女が持っているそれに目が留まった。
それはルークがずっと気になっていたお湯が注がれた謎の容器である。
そしてお湯を注いだ後1度紙の蓋をしめて数分間置いていたその容器の蓋を、リリスは今度こそ完全に容器から取り外すと、何やらあまり見かけない2本の細い棒を器用に使い、その2本の棒で謎の容器から何やら黄色の麺を取り出してそれを食べ始めた。
その麺がラーメンだという事は解ったが、何故先程お湯を注いだその容器から、出来立て同然の麺が突然現れたのかルークには不思議で仕方がなかった。
「・・・なに?それ」
ずるずると麺をすすっているリリスに、ルークが唖然としながら尋ねると、リリスは食べていた麺を完全に飲み込んで「ああ」といった様子で答え始めた。
「これ?これはねえ。カップラーメンという代物よ」
そのカップラーメンとやらをずずいっと目の前に突き出し、また手許に戻して一口麺をすすった。
一方のルークはその聞きなれない名前と、見たことのない物体に首を傾げていた。
「・・・カップラーメン?」
「そう。なんと、お湯を注いで3分間待つだけでラーメンが出来るという、画期的な地球のアイテムよ!」
「・・・何かの譜業の一種か?・・っていうか、地球ってどこだよ・・・?」
「譜業じゃないわよ。まあ、原理は私も良く解んないからそういうもんだと思ってて」
「・・・ふ〜ん」
「あと地球って言うのは、私が行った事のある世界の1つね。これがまたおっもしろい世界でさ〜。私の今のところの1番のお気に入りの世界ねv」
その世界を語る時のリリスの本当に心底楽しそうな表情に、ルークも少し興味を持ったように目を輝かせた。
「具体的にはどんなとこなんだ?」
「んっとね。ここと違って国だと200は越えてるわね」
「200も?!」
オールドランとの国の数はキムラスカ・ランバルディアとマルクトの2カ国、ダアトを入れたとしても3カ国しかない。
そこで育ったルークにとって、否このオールドラントに住むもの全てがこの事実を聞けば驚く事実だろう。
「そうそう。で、そこってここでいう譜術みたいなものはないんだけど、科学技術方面が進んでてね。遠くの様子を映す『テレビ』とかいう映像機具とか、空を飛ぶための『飛行機』とかいうのも当たり前のように飛びまくってるし」
「うわぁ〜〜」
リリスの言葉を聞き、ルークはその光景を思い浮かべて感嘆の声を上げた。
自分達の世界にもアルビオールが存在するが、それでも浮遊機関の数の関係で2機だけしかない。
もっともそれはルークが体験した未来の話であって、今の実際の時間でいえばおそらくシェリダンで製作段階なのだろうが。
それはとりあえず置いておくとしても、どのみちこの世界には2機しかない。
そんなものが『地球』という世界ではたくさん存在しているなど、譜業マニアでなくとも興味を引かれる。
「・・・ガイに話したらめちゃくちゃ喜びそうだな」
「ああ、あいつね。まあ、確かにあいつにとっては楽園といっても良い世界よね〜」
何しろあっちこっちにこの世界では見たこともないであろう機械が山のように存在する。
譜業マニアのガイなら飛んで喜ぶだろう事が容易に想像できる。
「すげーな。俺のちょっと行ってみたいかも・・・」
「ま、もし機会があって気が向いたら連れてってあげなくもないけど」
「期待せずに待ってるよ」
リリスの言葉に少し皮肉に聞こえるような言葉を口にしながらも、ルークはどこか本当に期待しているかのように笑っていた。
そのルークの笑顔見てリリスはにっこりと微笑み返し、場に和やかな空気が訪れようとした時だった。
「じゃ、さっさとドレス選んでちょうだい」
ルークにとってある意味爆弾投下とも言えるその言葉は、あっという間に和やかになりかけていたその場の空気を一変させ、ルークはその場にぴしりっと音を立てて固まった。
やはりまだ完全に決心はつかないようだった。











重厚な扉がリリスの手に開けられた瞬間、目にしたその光景にルークは絶句した。
そこはグランコクマ宮殿の謁見の間だった。
過去、この世界の現在の時間でいえば未来だが、自分が何度か訪れた場所である。
それに関しては何の問題もない。
問題があれば今この場にいる人物たちと、自分の着ている服装である。
どのドレスが良いのか、できればあまり可愛らしくない、基如何にも女の子ですといったドレスは避けたいと、数あるドレスを長時間かけてルークは選んでいた。
しかし女の子らしくないドレス、ましてやピオニーが用意したものの中にそんなものがあるわけもなく、どれが1番ましかとずっと頭を抱えていると、もう時間がないといったリリスに適当に選ばれたドレスを無理やり着せられた。
それがまた身体は女でも中身は男であるルークの自尊心を傷つけるような、可愛らしいひらひらふりふりのレースがふんだんに使われたドレスだった。
そのドレスを着せられて姿見に晒される自分の姿を見て、ルークが顔を引き攣らせて茫然自失する中、リリスはまた可愛らしく髪をいじって装飾品を身につけさせ、そしてそこで正気に戻ったルークを荷物の如く担ぎ上げて、暴れるその身体を押させて謁見の間の前まで連行したのだった。
その時のリリスの非常に楽しそうな顔から、ルークはわざとこんなドレスを彼女が選んだのであろう事が予測できた。
この短い数日のうちに、悲しいがルークはすっかりリリスの性格を把握できてしまっていた。
そして連れてこられた謁見のまで、ルークは更に悪い状況を目の当たりにした。
そこにいるのは当然皇帝であるピオニーと、その懐刀でもあるジェイドなのだが、この2人だけでも今の自分の格好を見られたくもないのに、更に他にフリングスとマクガヴァンの2人がいる。
後者2人とはこの時間では初対面であるルークだが、前の時間で会った事があるため、知り合い4人にこんな恥ずかしい格好を見られた事は激しい屈辱だった。
例の事を信頼のおける人間に説明するためと、ピオニーがこの場を設けたため、その中に知り合いが含まれている可能性は大いにあると覚悟はしていたが、まさかその両方が知り合いとは思っても見なかったので、ルークの恥ずかしさは極限まで達していた。
そんなルークの様子に気づいていないのか、ピオニーは嬉々とした声を上げた。
「おっ!ルーク似合ってるじゃないか。可愛く着てくれて俺も嬉しいぞ」
「・・・はっ、ははは・・・ありがとう、ござい、ます・・・」
ピオニーの言葉に乾いた笑いを零しながら、ルークは内心とは真逆の言葉を口にした。
その様子を目にしたジェイドは軽く溜息をついてからピオニーに向かって口を開いた。
「陛下・・・ルークは嬉しくなさそうですが」
「ん?そうか?」
「それは・・・話が本当なら元は男の子なのでしょう?お言葉ですが、ドレスを着せられて嬉しくはないかと・・・」
「ふむ・・・しかしこの子が話しにあった子供ですかな・・」
ジェイドの言葉にルークを見ながら乾いた笑いを漏らして同意するフリングスと、少し興味深そうにルークを見るマクガヴァンの視線に、ルークは現在の自分の格好を改めて自覚させられて顔を引き攣らせる。
ちなみにマクガヴァンに関してはルークの格好を特に気にしてはいないのだが、ルークにとって現在彼等から向けられる視線は全て悪い方向にとってしまう。
そんな中でにっこりと微笑んだリリスが口を開く。
「似合っていますでしょう?私が選ばせていただいたんですが、これにして正解でした」
「ああ。よくやったリリス」
「いえいえ。お褒めに預かり光栄です」
リリスの正体を知っているだけに、敬語を使う彼女に違和感を覚えるルークだったが、それ以上に彼女の楽しげな言葉に親指を立てて機嫌良く賛辞の言葉を送るピオニーを見て、この2人が同類だという事を悟ってしまったルークは今後の自分の生活に多少なりの不安を覚えていた。
果たして自分は本当にマルクトに厄介になって正解なのかと。
そんなルークの考えとリンクするように、ジェイドが溜息を零した事には誰も気づかないはずだったが、1人だけそれに目ざとく気づいた人物がいた。
「あれ?どうしたんですか、大佐」
「・・・解ってて言ってますね。カバラ少佐」
にっこりと笑いあって互いの腹の内を探り合う一応は上官と部下のやり取りに、ピオニーは笑うのを必死になって堪え、ルークとフリングスはなんともいえない気持ちになりながら見守る中、マクガヴァンがその空気を真っ先に打ちくだいた。
「相変わらずのようじゃの、リリス嬢ちゃん」
「マクガヴァン元帥もお元気そうで何よりです」
「わしはもう退役した身じゃから元帥はないじゃろう。しかしいきなりの陛下からの勅命で、隠居中のセントビナーから引っ張り出され何事かと思うたが・・・思うっておった事以上の事を聞いて未だに驚いておるところじゃ」
「ええ・・・私もです」
「あ、フリングス大佐」
マクガヴァンの言葉に同意して口を開いたフリングスの方にリリスは向き直る。
その表情が一瞬にやりとしたようなものになったのを運悪く見てしまったフリングスは、ぎくりとして後ずさろうとするが既に遅かった。
「やっぱり大佐も呼ばれたんですね〜。あ、そういえば今は大佐じゃなくて、准将でしたか。昇進おめでとうございます」
「・・とんでもないです。私などまだまだで将軍の名に相応しい活躍が出来るかどうか・・・・・それに、実力ならカーティス大佐やカバラ少佐の方が上ではないですか」
「またまた、謙遜して。あ、でも将軍にまでなったんですから、早いとこ奥さん見つけても良いんじゃないですか?」
「なっ!か、カバラ少佐からかうのは止めてください!」
何やらフリングスがリリスに遊ばれているような様子に、ルークは少し呆然としていたが、周りにいた他の3人の様子がいかにも見慣れていますといったようなものなので、これは日常茶飯事なのかと思いまた驚いて顔を引き攣らせてしまった。
しかもリリスはどう考えても未来でのフリングスとセシルの関係を知っていてこのネタを言っているとしかルークには思えなかった。
そう思うと余計に性質が悪いなと思う反面、ルークは未来で見た2人の悲しい結末を思い出して胸が痛んだ。
出来ればあれも回避したい歴史の1つである。
今はキムラスカでフリングスの存在すら知らないだろうが、いずれ未来で出会う事になるセシルの為にも、フリングスを死なせないような未来を作ろうと、アクゼリュスの崩壊を止める以外にもルークは硬く決心した。
否、フリングスだけでなく、出来れば不条理な死を遂げてしまった全ての人達を救いたいと、ルークは改めて自分自身に誓った。
そんな真面目なことを考えている中でふとある事が頭によぎり、ルークはそれを確かめるべくジェイドの近くに行き彼に尋ねた。
「なあなあ、ちょっと聞いて良いか?」
「はい、なんですか?」
「ジェイドはさ、前の時にマクガヴァンさんが『その歳に大将にまで』って言ってたし、俺も一緒に旅して実力目の当たりにしてたから解るけど・・・・・リリスの奴もそんなに凄いのか?」
「ええ・・まあ。おや?貴方マクガヴァン元帥ともお会いした事があるのですね?」
「ん・・ああ・・・ちなみにフリングス将軍ともな。むこうで会った事がないのはこの場ではリリスだけだ」
もっともリリスと会ったことがないのは当然である。
本来彼女はこの世界には存在しないはずのイレギュラー的立場の存在。
ここでその話をして彼女が神様などといっても誰も信じはしないだろう。
それを思えば自分が1度これからの未来を体験した事があると言ったのを信じてくれたのも奇跡に近いが、これ以上の奇跡は起きないと思いリリスの正体は自分の胸にしまっておく事にする。
彼女がジェイド達の記憶をいじってしっかりこの世界に溶け込んでしまっているならなおの事。
しかしだからこそ知りたかったのだ。
神である彼女がこの世界での自分の実力をどれくらいに設定しているのかを。
さすがに時間を元に戻してしまうほどの頂上的な力をそのまま設定しているとは思えない。
「そうですね〜。・・・実のところ、私でさえ彼女が未だ少佐の地位に甘んじているのが不思議でならないんですよ」
「あいつ本当ならお前よりも強いからな〜。っていうか、うちの国で最強だろ」
それを聞いた瞬間ルークは、なんて高く設定してるんだと、顔を引き攣らせてリリスを見ると、その意図を察したようににっこりと笑うリリスと目が合った。
「だって昇進したらジェイド大佐の副官やれなくなるじゃないですか。私以外の誰に勤まるというんですか?」
「まあ、確かにな・・」
「陛下、お願いですから同意しないでください。・・・私としては貴方が副官から外れると非常に嬉しいんですがね」
「あれ?酷いですね〜〜。そんな事言うと、サフィっち見つけてきて、彼のヘンテコメカに襲わせますよ」
「・・・あれに私がやられる事はまったくありえませんが、本気で止めてください」
楽しげなリリスに対し、見た目は何時もの通りの笑みだが、内心は引き攣った顔だろう事が予測できるジェイドを見ながら、ルークはリリスの言った「サフィっち」とは誰の事だろうと考えていたが、それがあの六神将の1人ディストのことだと解るのにそれほど時間がかからなかった。
そういえば本名が「サフィール」という名前で、だから「サフィっち」という呼び名なのかと思い、確かにジェイドには嫌がるないようだろうとは思っていた。
それと同時にふと、ひょっとしてディストもリリスとは知り合いという設定にされていて、やはり彼女に苦手意識をもって良いように遊ばれていたのではという考えに至った。
その光景が用意に予想できたため、ルークはこの時あのディストにさえ同情していた。
「う〜〜ん。やっぱこれ見ると、ジェイドの副官はリリスにしか勤まらないよな」
「そうですな。なかなかに何時見ても良いコンビじゃ」
「あ、あははっ・・・」
しみじみと楽しそうに感想を述べるピオニーとマクガヴァンに対し、フリングスのみが乾いた笑いでジェイドに同情していた。
その様子にジェイドが溜息を零すと、背の高さの関係上、ルークがぽんっとジェイドの腰の辺りを叩いた。
「・・・気持ちは解るぜ」
「・・そうですか。・・なんだか、貴方とは上手くやっていけそうな気がしてきました」
「俺の知る限りジェイドはそんな事絶対言わないだろうけど・・・この状況じゃそう言いたくなってもしかたないよな・・」
何しろむこうではリリスの存在など欠片もなかったのだ。
ジェイドの心境に多少なりと変化が出ていても、ルークには最早不思議でもなんでもなかった。
かくして自分達の今後を憂う物2名、それに同情する者1名、何故か楽しげにしている者3名による、実りがあるのかないのか解らない話し合いは開始された。
この話し合いが国どころか世界の命運に関するものだと、果たして本当に理解している状態の者がこの時この場にいたのかどうかは本人たちにしか解らないのだった。











あとがき

意外に難産でした・・・
単にルークのドレスと、マクガヴァンさんとフリングス将軍の登場と、後カップラーメンネタをやってみたかっただけです;
ちなみにリリスは一口に『地球』といっていますが、その『地球』にしてもまた幾つもパラレルワールドがあるので、何個もの『地球』にいった事があります。
その中でも1番のお気に入りは設定ページのリリスの項にも書いている『奴等』の世界です(笑)
陛下がリリスの事をマルクト最強といっていましたが、実は彼女はあまり有名ではありません。
彼女はなんというか一応秘密兵器扱いのなので、あまり公にはその存在を明かされていません・・・
というのはただの建前で、リリスが六神将とかに対面した時自分の実力があからさまに知れ渡っていたんじゃそれほど反応が面白くないので、彼等に知られないようにするためにわざとこういうふうに設定していたりします;
昇進断ってジェイドの副官続けているのはそういった理由と、後はジェイドの副官だと彼を近くでからかえて面白いから;
なんだか原作ではありえないくらいジェイドがリリスのせいでへたれていくかもしれません・・(おいっ)
フリングス将軍の階級ですが、この何年か後に少将に昇格するということで・・(めちゃくちゃなスピード出世だな・・;)
ちなみにここでの階級制度は某錬金術師漫画(笑)を参考にさせていただいています。
次回は早々(?)にですが、彼のご登場です・・;





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