-Travel at time-
スタート前対談
アシャVSミスラ
アシャ「・・・なんだよ?これ?」
ミスラ「どうも・・・私達の自己紹介も兼ねて・・短くても良いから20数年後の世界について語れ・・・ということらしいわ」
アシャ「いや・・語れといわれても・・・だいたい20数年後って・・・・・俺達にとっては現代だっての」
ミスラ「細かい事はどうでもいいでしょう・・・さっさとやって終わらせるわよ」
アシャ「・・・ミスラ・・お前、機嫌悪くないか?」
ミスラ「・・・機嫌悪くもなるわよ。なんで、六神将や・・・あのヴァンデスデルカなんかがいる時代にタイムスリップしなければいけないの?」
アシャ「いや・・確かに俺もあいつらは嫌いだけどさ。・・今のお前、なんか本当に怖いぞ・・・」
ミスラ「良いから始めるわよ」
アシャ「・・・はい」←押された
ミスラ「そうね・・・私達のいる時代は、ルーク様達が戦われた時代に比べて随分平和よね」
アシャ「そうだな〜。キムラスカとマルクトの平和条約は問題なく継続中だしな・・・昔、でっかい戦争があったって言われてもピンとこないぜ」
ミスラ「今回タイムスリップするのも、キムラスカとマルクとでは平和条約が締結された後のようだからね」
アシャ「そうだな・・しかし大伯父上も変な画策しないでさっさと締結させとけば良かったのにな」
ミスラ「まあ・・当時は預言があったからね。私達の時代では、かなり落ち着いてきたけど・・・」
アシャ「そうだな〜。俺達の時代だと何よりもそれがないんだよな」
ミスラ「今では預言を求める人も少ないわよね・・・」
アシャ「っていうか、いまだ預言もとめてる奴がいたら、そっちの方が寧ろ白い目で見られる率が高いからな・・・」
ミスラ「まあ、それもこれも・・・ルーク様達のご活躍あってのことね」
アシャ「お前、本当にうちの母上たてるよな〜」
ミスラ「当然じゃない。私にとってあの方は同じレプリカ・・いえ、人として最も尊敬に値するお方だもの・・・」
アシャ「・・・多分、ティアさんは絶対言わないような台詞だよな」
ミスラ「何か言った?」
アシャ「いや・・やっぱり、お前はミスラ以外の何者でもないよな、って話」
ミスラ「は?当たり前じゃない」
アシャ「ああ、もうそんなのどうでもいいだろう。で、どこまではなしたっけ?」
ミスラ「預言関係の話ね。まあ、プラネットストームが消えて第七音素が減少したから、預言にまわらなくなっても当然だけど・・・」
アシャ「母上たちにとってはその方がある意味都合よかったのも事実だしな。まあ・・そのせいで今頃になって問題も出てきてるけど・・・」
ミスラ「・・実の息子の貴方がルーク様を悪く言うの?」
アシャ「馬鹿っ。俺が母上を悪く言うわけないだろう!」
ミスラ「そうね・・貴方の家族大好きっぷりは周知の事実だしね・・・」
アシャ「・・なんか、微妙に引っかかるな・・・まあ、とにかく俺はちゃんと母上達には予想がつかなかっただろうから仕方なかったって思ってるぜ」
ミスラ「当然ね・・・・・」
アシャ「っていうかその問題を解決しようと動いている時に・・・なんでタイムスリップなんか起きるんだよ?!」
ミスラ「起きたものは仕方がないでしょう・・・貴方が間抜けなだけで」
アシャ「おいっ!」
ミスラ「はぁ・・・折角タタル渓谷のパッセージリングまであと一息だったのに・・・シルフとの契約は先送りね・・・」
アシャ「だから恨みがましい目で俺を見るな・・・」
ミスラ「とりあえず・・私達が行くまで無事でいてちょうだいね」
アシャ「・・お前、俺の守護者なんだよな?」
ミスラ「一応・・・でも、まったく違う時代にいてどうやって守れと?」
アシャ「・・・・・・・頑張ります」
ミスラ「解れば良いのよ」