Goluahの特徴 |
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Goluahは2001年12月1日に某大某大学院生のaki氏と某大学学生tai氏により開発・公開されました。現在ではすっかり2chキャラが大暴れする格ゲーとして認知されていますが、当初は自分たちが使いやすい格闘ゲームエディタを、自分達で作り出すという目的で開発されたようです。
Goluahは「使えるキャラの豊富さ」「動作の軽さ」「コンボの爽快さ」など、発表当初からかなり完成度が高いものでした。発表後もモナー板・ゲームサロン板両住人の要望を取り入れてゆき、「ストーリーモード対応」「キャラ追加」「サウンド・効果音・ジョイスティック対応」などを実装してきました。
また、このGoluahは「キャラクター・ストーリー・背景などを自作できる」という点でほかのフリー格闘ゲームと一線を画しています。この仕様が、職人を産みだし、さらなるGoluahの発展をもたらし続けています。 |
Goluah職人とは、そしてこれから必要とされる職人 |
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Goluahをより楽しく、より多くの人に楽しめるようにソフトを作ったり、ゲームの追加データを作成する人々をGoluah職人と呼んでいます。最初のGoluah職人はキーコンフィグクローン(01/12/29発表)を作った (´ー` )◆MONArdF氏です。また、aki氏が(02/01/09)にキャラクターの仕様を公開したため、キャラクター職人の( ・∀・)氏、(-_-)甲斐氏が 初めて*1の追加キャラクターを制作しました。今では、当時の倍以上のキャラクター職人達が数々のキャラクターを改良し続けています。
また、背景の分野でも優れたセンスとスキルを持った人々が背景を作成しておりかなりの数の背景がダウンロードできるようになっています。
現在ではキャラクターのインストを作成する職人が増加し、Goluahのキャラクター達をよりいっそう引き立てる絵を制作しています。
そしてこれからの職人に必要なスキルといえばズバリC言語/C++であるといえます。昔はキャラクター職人だけが知っていればよかったC言語ですが、現在では背景制作分野でも動く背景を制作するために、C言語が必要になっています。もし今これを見てるあなたが少しでもGoluah制作に参加したいと思ったら、是非C言語を勉強してください。Goluahがあなたを待っています。
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ちなみに初めて制作されたキャラクター(cell改変)は( ・∀・)氏のマララーで、ソースファイルをコンパイルさせて作り出された最初のキャラは(-_-)甲斐氏のニダーでした。 |
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Goluahのこれからの展望 |
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この一年間で初期からは想像できないほどの成長を遂げてきたGoluahですが、いくつかの問題点上がっています。
まず一つは、新規キャラクターの制作がほぼストップしていることです。具体的な動作をイメージできるメジャーなキャラがほぼ出揃ってしまい、制作できるキャラがなくなってしまったことが原因だと思われます。
二つ目は、プレイヤーの持っているキャラへのイメージと、Goluahのキャラのイメージが乖離してしまう可能性があるという点です。キャラクター職人が制作しようとしているキャラに対し、そのキャラの技のイメージをうまく思い描けなかったり、それを実現するための技術がなかったりすると、違う格闘ゲームのキャラの技にAAを肉付けしただけという事態に陥ってしまうということがその一つの原因のようです。
上記二項目は、職人達のプログラムのスキル、格ゲーヤリコミ度、キャラへの愛情、などを高めることによって解決できると思われます。
あと、キャラクターをよりよく知る人などが、キャラクター作成掲示板などで、技のアイディアを議論するのもいい方法だと思います。
そして、三つ目は、動作が重くなったことでしょうか。最新版のGolkuah(0.80)はビジュアルエフェクトや多機能化をしていったため、初期に比べて極端に動作が重くなっています。こればっかりは自分のPCのスペックを上げることしか打つ手がないので、スペックを上げられる人は上げることを推奨します。
しかし、今もいろいろな職人達がGoluahの改良を手がけています。また、効果音・BGM分野でもすばらしい職人が現れてくるでしょう。さらに、現在様々な掲示板では、ネット対戦に関して議論がなされていて、きっと近い将来ネット対戦ができる環境が整ってくると思われます。
2003/04/25更新
執筆◆UxHIKKYbig |
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