最後に、foreachという制御構文について説明します。
このforeachは、他の制御構文と違い、回数や条件を指定するループ命令ではありません。
リストを反復するという特殊な繰り返しをします。
何度も繰り返す(4)
最後に、foreachという制御構文について説明します。
このforeachは、他の制御構文と違い、回数や条件を指定するループ命令ではありません。 リストを反復するという特殊な繰り返しをします。 foreach文
foreach文は、配列の要素の数だけ処理を繰り返します。
perlなどのプログラム言語で取り入れられている構文で、配列やハッシュとの相性は抜群です。
こんなに簡単に総和が求まります。 上の例のArrayは「リスト変数」と呼び、配列を指定します。 vはリスト変数の要素が切り取られ代入される変数です。 上の例ではvには「53」、「65」...と順番に代入され、「34」が代入されるとループが終了します。
for文を使って書き換えると以下のようになります。
このようになります。foreach文ではリスト変数から要素を抜き出してループしていますが、for文では手動で要素数を取得し、配列の要素も手動で参照します。
foreach文は、ハッシュの操作をするのにも便利な制御構文です。
以下の例を見てください。
実行してみてください。 このプログラムは、リストにある名前の票を集計するプログラムです。 ハッシュと組み合わせて使うだけで、こんなに簡単に便利なプログラムができてしまいます。
ちなみに、9行目でTypeOfを使っているのは、変数が数値でない場合に処理がうまく行われないためです。
数値でない場合は、新しく0を設定して計算を続けます。 |