何度も繰り返す(3)

さっきはfor文を使って何度も繰り返しました。
今度は「while文」というものを使ってループしてみましょう。

while文

while文は、指定条件を満たすまで繰り返すときに使用します。
for文が数値だったのに対して、while文では、例えば文字列が指定のものになったら、などという条件でループを終了させることが出来ます。
とりあえず数値を条件にして繰り返してみることにしましょう。
while文
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a = 0;
while(a < 3){
  Mes(a);
  a = a + 1;
}
条件式はwhileの()の中です。
ifと同じような感じで、条件式が真の時{}の中が実行されます。
ちなみに、上の例は、以下の例とまったく同じです。
forを使った書き換え
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for(a = 0;a < 3;a = a + 1){
  Mes(a);
}
つまり、while文はfor文の条件式のみを残したものといえます。
ですから、初期式と増減式は別の部分で書かなければなりません。

また、while文は無限ループをするのに便利です。
条件式が真の時、つまり()のなかに「True(または1)」を指定するだけで無限ループが可能です。
無限ループ
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i = 0;
while(True){
  if(i > 10)
    Break;
  Mes(i);
  i = i + 1;
}
文の内部でループを抜けるように処理していますが、その処理を除けば無限ループとなります。
ちなみにBreakはループを抜ける命令です。
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