最後にプロパティの定義方法です。
この「プロパティ」は、Delphiなどで取り入れられているもので、代入された際に何か処理をしたい場合に使います。
また、本来はカプセル化(隠蔽)の概念により、内部で宣言されたフィールドへの直接的なアクセスをできなくする、目的もあります。
プロパティを定義しよう
最後にプロパティの定義方法です。
この「プロパティ」は、Delphiなどで取り入れられているもので、代入された際に何か処理をしたい場合に使います。 また、本来はカプセル化(隠蔽)の概念により、内部で宣言されたフィールドへの直接的なアクセスをできなくする、目的もあります。 セッターとゲッター
なにやら怪しい響きの言葉ですが、とりあえずセッターとゲッターについて説明します。
ゲッターとは、プロパティ取得時に実行されるメソッドであり、 セッターとは、プロパティ設定時に実行されるメソッドです。 ゲッターは、引数が0で、メソッド名の先頭に「Get」をつけなければなりません。 同じように、セッターは引数が1で、メソッドの先頭に「Set」をつけなければなりません。 また、「Get」「Set」の後にはプロパティと同じ名前を書かなくてはなりません。 例を示します。
長くなってきてソース書くのが大変になってきました。 このように、フィールドを操作するように扱うことが出来ます。 読み込み(Name = Obj.Name)が実行される部分では、GetNameが呼び出されます。 書き込み(Obj.Name = 値)が実行される部分では、引数に値が渡され、SetNameが実行されます。
また、セッターのみを設定したいときは、プロパティ宣言部分を
こう書きます。
これは書き込み専用プロパティとして宣言されます。 同様に、ゲッターのみの場合は、読み込み専用プロパティとなります。
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