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●藤本ひとみさんの本


↑この「いい女」がドラマ化されると新聞に載っていました。
原作は藤本ひとみさんです。
私は幼い頃から藤本さんの小説を読んでいました。
コバルトがとっても隆盛していた時期のシリーズで、私が生まれる前の作品も多く、私と同年代の方で知っている方は稀だと思います。
母が集めていたもので、あらすじをすらすらと言える程読みました。
今考えると、とても古臭くて恥ずかしいような科白があったり、とてもじゃありませんが現代の若者にはおすすめしません(笑)
でも未だに読み返したりしてしまうのです。
マリナシリーズ、花織高校シリーズ、銀バラシリーズ、星苑学園シリーズ、新花織恋愛サスペンスシリーズ、KZ少年少女ゼミナールシリーズの辺りが揃っていて、それも好きです。が、どれも完結していないのです。
現在は歴史ロマン系を書かれていて、「昔のシリーズの続きは書かない」と仰られているそうですが、気になるのでせめて新花織だけでも完結させて欲しいです(笑)
藤本ひとみさんのこの頃のシリーズは、面白いことにどこかで繋がっているのです。主人公の親戚が別のシリーズの主人公や脇役だったり、話の中でも他の作品の人が出てきたり。
確か「相関図」「家系図」までありました(笑)

ちょこっとだけ好きな作品を紹介しています、「続きを読む」からどうぞ。
花織高校シリーズで1番好きな作品です。
このシリーズの主人公は平凡な女の子。
片思いの相手と結ばれるまでを描いていて、シリーズとしながらもひとつひとつが独立していて毎回違う女の子を描いてます。
主人公の友人の峰子ちゃんが凄いです。この作品には新花織シリーズの超人気キャラクター美馬が登場していたりもします。

星苑学園シリーズで1番好きな作品です。
ピアノ初心者の女の子が、憧れの人と連弾するお話なのです。
何故か好きです。

KZ少年少女ゼミナールシリーズで1番好きな作品です。
中学受験をする小6を描いている作品なのですが、有名進学塾が舞台なので、やたら頭のレベルがお高いお子様が出てきます。
その塾の特別クラスのメンバーがリサーチ事務所を開き、事件を解決するのです。
3冊以下出ていないこのシリーズの最終巻であるこの作品は、第3志望の中学に合格した主人公が、志望校に全部落ちてしまった気になっている男の子を励ます為に、大きなな事件を解決して世間から注目されようと目論みます。
読んでいた当時同じような状況にあったので、1番共感しました。

新花織高校恋愛サスペンスシリーズで1番好きな作品です。
番外編ですが、舞台が外国で、しかも本編でモテモテな美馬が失恋しているのが何となく素敵だなと思いました。

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