あとがき 〜背信冒涜者 戒夢 の涙の告解〜
「償いの賛美歌」製作から約一年。やっと続編「聖なる異端」が出来あがりました。五十頁を越す長話になってしまいました。この作品を待って下さった周りの方々に、まずは御詫び申しあげます。自称担当編集者Kからは「頭に植木鉢落とすぞ」と脅され、可愛らしい女友達からは「続編まだ?」と尻を叩かれる始末。つくづく情けない自分です。とは言え、ここまで来れたのは、自分の諦めの悪さのためでしょうか?
さて、この「聖なる異端」。話のメインはエイシェルでございます。女性読者にはエイシェルの方がルックス的に人気がある様で、エイシェルご入浴シーンなど、エイシェルサービスカットを多めにしました。他にも現教皇ケテルの登場や、かつてのケセド老神父の正体や世界感や吸血鬼の設定、異端審問局の設定など、書かねばならぬ事は山程有り、こんな長ったらしい物語になってしまいました。読む側の方々には、沢山の時間をお取りする事になりましょう。マジでごめんなさい。(土下座)それでも読むぞ!って方がいるならば、俺とっても幸せです。
ここまで読んで、話の流れは解かって頂けたのか心配です。なにせ小説ってのはストーリーに一本筋を立てなきゃならんもので。この「聖なる異端」はその一本筋がかなり枝分かれしたな〜と反省している次第でありまする。今度の話はなるべく短く、すっきりと、簡潔に!…まとめるつもりなのでよろしくお願いします…。見捨てないで下さい…。
次回、「闇と異端にこそ救いを」シリーズ、第三弾。タイトルは「濡れた十字架」。
「闇の征服と洗礼」計画の続きが気になる人はぜひ読んで下さい。何ヶ月後になるが解かりませんが、神が見捨ててもあなたは見捨てないで下さい。(笑)
アルムヒルドとエイシェルはこれからもっと仲良くなりますよ。アルムヒルドは人懐こいし、エイシェルは彼の事を好きになったみたいだし。え?好きってどう言う事?だって?もちろんLOVEじゃないですよ。今の所はLIKEですよ。LOVEの方が良かったら、どうぞ作者に言って下さい。何とか考慮しますんで。でもなるべくサッパリした関係の方が爽やかで良いかな〜。まあ、とにかく書いて行きますよ。待ってて下さい。
次回、「濡れた十字架」新キャラ登場予定。名前は未定だけどね。
シリーズ意外の物も書いていますんで、その内それも…。
それでは今回はこの辺で。よろしくお願い致します〜。
背信冒涜者 戒夢 拝