〜夜 須王家〜
【DM】:千波矢さん、お願いします(投げたー!?)
【千波矢】:うおぉっ!?...えと、そうですね〜。街の外れにいかめしい門を構えた邸宅があります...。だだっぴろい日本庭園付きで、池なんかあったり。
【かなん】:「……うちが何個入るだろ……」(←建売一戸建て30年ローン)
【千波矢】:「いまだにここに帰るのなれなくって...(ははは...)」
【暁龍】:「そりゃ、来たばっかりじゃあなぁ……(苦笑)」
【かなん】:「これは確かになれないと思う……(汗)」
【巨大な門】:ゴゴゴゴゴゴゴ
【DM】:「これから起こることに……後悔はない……」って感じの。
【暁龍】:テンメイだッ!!
【DM】:ノリアキだッ!!
【千波矢】:そっちのゴゴゴなんですかw
【暁龍】:そっちのゴゴゴですw
【晃】:「みんな、何突っ立ってんだ? 遠慮すんなよ(ガラガラ)」
【かなん】:うーん、慣れてる人は違う……「はい……(ビクビク)」
【暁龍】:「遠慮するわいな……チィーッス!!(ヤケ)」
【千波矢】:「ただいま帰りました〜...」
【かなん】:「おじゃましまーす……」
【DM】:暁龍は感じるッ! 前方からすさまじいプレッシャーを! 暁龍の足がすくみ体中の毛が逆立ち全身が凍りついたッ!!
【暁龍】:「オレはッこの感覚を知っているッ!」
【おキヨ】:「晃おぼっちゃま!!!」
【晃】:「そして俺も知っているッ! って出た!」
【おキヨ】:「帰ってきたら挨拶をなさいと、何度も言っているでしょう!!」
【晃】:「タダイマカエリマシタ。オソクナッテモウシワケアリマセン」
【おキヨ】:「まったく...須王家の男子たるもの...(千波矢をみてにっこり)お帰りなさいませお嬢様〜。」
【おキヨ】:シャオロンとかなんをちらと見て「この方達は?」
【晃】:「暁龍クント檜原サンデス。ガッコウノトモダチデス」
【千波矢】:「私も色々よくしてもらっているんです。」
【暁龍】:「チィーッス!須王さんたちにはお世話になってます、李暁龍と申しますッ!」
【晃】:「あ。」
【暁龍】:「ん?」
【おキヨ】:(ぴしぃっ!)なんとも言えぬオーラが
【暁龍】:「……なんだッ、この感覚はッ!?」
【かなん】:「はじめまして、檜原かなんといいます。千波矢ちゃんと同じクラスになります」(ペコリ)
【おキヨ】:切れそうになっていたけど、かなんの言葉を聞いて表情がゆるむ「それはそれは...良くお出でくださいました。わたくし、須王家にご奉公させていただいております、キヨ、と申します〜。(ぺこり)」
【かなん】:「ハウスルールに従うが吉です……(小声で)」
【暁龍】:「(たった10秒で、人間とはこうも変わるものなのか……)オハツニオメニカカリマス。」
【晃】:「デハオキヨサン、ワレワレハコレデ」
【千波矢】:「おキヨさん、言葉遣いに厳しいから...」
【かなん】:「そうみたいだね……」
【おキヨさん】:「おぼっちゃま? お食事はどうなさいますか?」
【晃】:「ハイ、イタダキマス。ユウジントイッショニ」
【おキヨさん】:「かしこまりました...ではすぐに用意をいたしましょう...」すたすた
【晃】:「ヨロシクオネガイシマス……」
【かなん】:「……息が詰まる……」
【晃】:「フツウダヨ?」
【千波矢】:「普段は優しいんだよ?」
【晃】:「イツモヤサシイヨ?」
【暁龍】:「(言葉遣いに厳しいだとッ?あれは、そんな生易しいもんじゃあないぞッ!)……ヤサシサウナ、オテツダイサンデスネ」
【かなん】:「……この家の力関係がすごく良く分る一幕だった(汗)」
【千波矢】:「うん、少し厳しいとこあるけどね(笑)」
【暁龍】:「……(ぼろが出ないよう、口数が減る)」
【かなん】:「と、とりあえず上がらせてもらおっか、ね?(あせあせ)」
【千波矢】:「あ、そうだね!どうぞ...!」
【晃】:「サア、アガッテクレタマエ……くれよ。遠慮せずに」
【千波矢】:(靴は揃えてね?)
【暁龍】:「あ、ああ……。」
【かなん】:「あ、戻った……おじゃましまーす」靴は揃えとこ……
【DM】:(せっかくだから背景情報でも出すか……)お兄さんの名前、晃以外は決めてないんでしたっけ?
【千波矢】:え〜っと...ちょっと待ってくださいね。
【DM】:いや、別に良いですよ、やることがあるわけではないし。さっさと本編を進めろ、と良心回路もうるさいので(笑)
【DM】: お兄さんはまた今度出しましょう。名前や設定もゆっくり考えてください(笑)
【千波矢】:そうですね。すいません(ぺこぺこ)
【かなん】:じゃあ、おいしくかなんが知らない類の日本料理をいただいたと言うことで……w
【DM】:なし崩しに須王家篇、終わる(笑)
【暁龍】:(笑)
【千波矢】:w
【暁龍】:「じゃあなッまた会おう、しみったれたニイちゃんよッ!」
【おキヨさん】:じろっ
【暁龍】:「ゲッ……!!」
【かなん】:「え、えっと、おじゃましました……!」こっちまでビクビクしながら退散w
【千波矢】:「ま、また来てくださいね〜。」
【晃】:「オマチシテイマス」
【暁龍】:逃げるように帰路につきますw
【かなん】:こっちも逃げ帰るw
【DM】:……で、なにがやりたかったんだ?(笑)
【暁龍】:(笑)
〜夜 中華料理屋〜
【DM】:さて、もう夜ですが……何かやります?
【かなん】:かなんは家に帰っちゃいますが……家で矢束近辺のニュースを調べよう。新聞やネットをちょっと見るくらいですけど。
【千波矢】:今日あったことを晃やおキヨさんに話しますかね〜。少し学校に行くのが楽しくなりそうだと。
【暁龍】:一応『幇』の人間に、最近、街で刃傷沙汰や、闇のルートで日本刀の類が出ていないか、など問い合わせてみます。
【DM】:なるほど……では暁龍。
【暁龍】:はい。
【DM】:刃傷沙汰はいつもどおり。日本刀の故買もいつもどおり(笑)。
【暁龍】:今日も夜の街は平和、と(笑)。
【DM】:そこそこ平和(笑)。
【暁龍】:良かった良かった(よくねえ)w
【かなん】:まぁ、必要悪だよ(苦笑)
【暁龍】:それはそうと「なあ兄哥、『オレ達』よりも、もっとずっと昔からこの街にいる『諏訪』とか『須王』とかって連中、知ってるか?」
【細目の青年】:「この街は……とても古い街だからね」その答えと表情が、すでに暁龍の問いを肯定しています。
【DM】:あ、彼は仲間内で「趙」、とだけ呼ばれています。
【暁龍】:『趙兄哥(ちょうあにき)』!?
【DM】:しまッ……!?
【暁龍】:(笑)
【千波矢】:わははw
『超兄貴』とは(略)
……そういや『Gガンダム』でアレンビーがやってたなあ。超兄貴2。
【DM】:「大哥」、とでも呼んでください(苦肉)。
【暁龍】:「そうか……。その連中で、最近、この街の外から来た新参者が(2人)いるらしいんだが……。」
【趙】:「へえ? 詳しく聞かせてもらいたいね」
【暁龍】:「……何スよ。」洗いざらい正直に、知っていることを話します。
【趙】:よい心がけです(笑)。「うん、有力な一族だからね。知っているよ」
【暁龍】:「んなわけで、そのうち1人は、その女の子なんスけど」
【趙】:「ほうほう。で?」
【暁龍】:「そのもう1人の『レンジョー』っつう男の方の噂とかって、何か無いスかねえ?」
【趙】:「(瞑目)…………」
【暁龍】:「大哥?」
【趙】:「陰陽道、というものを知っているかな?」
【暁龍】:「はぁ、何となくしか判んないスけど……。」
【趙】:「ああ、何となくでいい。それらの家はね、代々陰陽師を輩出してきた名家なんだよ」
【暁龍】:「はい。」
【趙】:「覚えておくといい。東の須王に西の弓良といえば、それなりに有名だからね」
【かなん】:そんなに有名なのか(汗)。
【千波矢】:なんてこと。
【DM】:まあそれなりに。土御門から数えて10番目ぐらいに(微妙、っていうか意味わからん)。
【暁龍】:10番目w「うす。覚えときます。」
【趙】:「ああ、回りくどくなったね……で、その弓良蓮生という男、弓良の跡取りのはずだよ」
【暁龍】:「え!?そうなんスか?」
【趙】:「まだ少年と言ってもいい歳だが、なかなか切れ者らしいね」
【暁龍】:「切れ者……ねぇ(名前通りのいけすかんイメージが固まってきた)。」
【DM】:狙い通りです(笑)
【暁龍】:「しかし、そんな奴が何をしに『東』(矢束)に……?」
【趙】:「さあ、ねえ……何かわかったら教えてよ」
【暁龍】:「うす。調査を続けます。」
【趙】:「実行犯については、目星を付けてるのかな?」
【暁龍】:「いや、それはまだなんとも……ただ、調査の線上にその弓良蓮生があがっているだけで。」
【趙】:「そうか。その線で当たってみるのはどうかな」
【暁龍】:「『ユラ』の線で、ですか?」
【趙】:「ああ、いや、盗みの犯人。弓良の跡取りが何か目的を持ってこの街に来たのだとすれば、それを果たせばさっさと引き上げるはずだろう? でも、彼はまだこの街にいる。ということは――」
【暁龍】:「まだ、『目的』は果たされていないッ!! ……さすが大哥、やっぱ大哥はスゲエぜッ!!」
【趙】:「じゃあ、今日はこのへんで」
【暁龍】:「ウスッ!有難うございましたッ!!」
〜朝 矢束高校〜
【DM】:次の日ッ!
【暁龍】:普通を装って登校ッ!
【千波矢】:登校してかなんに挨拶します「檜原さんおはよ〜。」
【かなん】:「おはよ〜」さぁ、さっそく聞き込みです。先生に、「弓良、って人、この高校にいませんでしたっけ?」
【DM】:ん?
【担任】:「弓良ねえ……見たことないなぁ」
【かなん】:「そうですか……」さすがにこの高校にはいないのね。となると、弓良さんをどう探していいか……
【千波矢】:あの、直感って、誰かがどこそこにいる!という使い方できませんかね?ニュータイプみたいな。
【DM】:いろいろな選択肢がある中から正しいひとつを選ぶ! っていうのが「直感」の使い方なので……範囲を絞ればアリですね。
【かなん】:聖羅じゃないのが悔やまれる……(泣)。
【DM】:ゲスト出演させてもいいけど(笑)。
【千波矢】:なるほど...では、自分が今まで立ち寄ったところの中で、彼の気配を感じ取れるか?というのはどうでしょうか。
【DM】:ホントはちょっと違うけど、千波矢さん、知覚判定してみてください。
ちょっとどころかかなり違いますが、ここはメガテンを楽しむためのフレーバーということで。
【千波矢】:(ころころ…3成功)むむ〜、どうでしょう...
【DM】:やはり桜の樹(首塚)があった場所、それに上の神社に立ち寄ったと思いました。近くまで行けば、もっと詳しいことが分かるかも(誘導)。
【かなん】:……もう一回行って見る?
【千波矢】:じゃあ、それをかなんに伝えてみます...「私の勘なんだけど、もう一度行ってみない?」
【DM】:ではいつ?
【千波矢】:早く行かないと、また何処かに行ってしまうかな?
【かなん】:うーん、昼休み。放課後までかける気がしない。
【DM】:では昼休み!
【かなん】:昼ごはんもそこそこに、裏庭へ〜
【千波矢】:かなんと一緒に。
〜昼休み 裏庭〜
【かなん】:「現場百ぺん、とはいうけれど……あのときの男子生徒はどうしたんだろ、そういえば(汗)」
【DM】:晃の話を聞いたあとだからか、先日の瘴気にまぎれて、なるほど強力な「気」が感じられます。強力な術者の持つ独特の雰囲気、と申しましょうか。
【千波矢】:「ううう...頭が痛い...」
【かなん】:「大丈夫……?」
【千波矢】:その「気」はどこからでしょう?
【DM】:やはり神社の方から。
【千波矢】:「檜原さん、シャオロンさん、神社の方に何かいるみたい...」頭を抱えながら
【かなん】:「……行ける?」
【DM】:「いた」んですけどね。
【かなん】:まぁ、でしょうな……。
【暁龍】:あ、そうか。
【千波矢】:「うん、大丈夫...あ、でも、もういない...?」
【DM】:で、神社の前です。
【かなん】:前回からなにか変わりはありますか?
【DM】:特になし。とはいえ、前回みんなで揃って探索に失敗したんですね。
【かなん】:そうなんですよね(苦笑)
【千波矢】:そういえば。
【かなん】:とにかく、弓良さんはどうしたんだか……。
【DM】:そうだなあ……彼はここでしばらく立ち止まったようです。で、その時は何もせずに立ち去っています。
【かなん】:うーん……もしかしてアレか? 盗るつもりでいたのにモノがなかった、とか……さすがにないかな?
【暁龍】:ご先祖参り?w
【かなん】:いや、それはないでしょう。裏切りものだもの、真十郎さんは。
【DM】:(なかなか良い線だ)
【千波矢】:何か見つからないか調べてみましょうか...?
【DM】:ともあれ、もう一度調べていいですよ(笑)。
【暁龍】:はいw
【かなん】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (3, 5, 1) = 9 = 9
【千波矢】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (3, 3, 2) = 8 = 8
【DM】:<発見>で。
【DM】:+2してよいです。つまり知覚−2。
【暁龍】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (1, 2, 6) = 9 = 9
【DM】:って、素で千波矢さんが成功してるじゃないか(笑)
【千波矢】:え?あ、ほんとだ。
【かなん】:うん、かなんは失敗ですが。
【暁龍】:同じく失敗w
【DM】:えーと、まず社の扉を開けた底がさらに開くようになって、下に石室が続いてます。空だけど。
【千波矢】:二人を呼び寄せます。「これ、何だろう...?」
【かなん】:……こうきたか。「ここに、例の刀があったんじゃないかな?」
【暁龍】:「……ここに納められていた、っつうわけだな。」
【DM】:そしてさらに暁龍と千波矢さんは<宗教儀式/陰陽道>でチェック! って持ってるわけないので知力……マイナス3で判定!
【千波矢】:9ですね
【千波矢】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (6, 6, 3) = 15 = 15
【暁龍】:目標値7
【千波矢】:むはー
【暁龍】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (5, 6, 4) = 15 = 15
【かなん】:両方それかい(汗)
【DM】:おおう
【DM】:設定上、千波矢さんは陰陽道関係の技能だけでも持っておいてもいいかもしれませんねー
【千波矢】:神秘学ならあるのですが...
【DM】:おう、もう一度振ってください!(必死)
【千波矢】:目標は11です
【千波矢】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (6, 5, 3) = 14 = 14
【DM】:持ってる人はみんな振ってください(笑)
【千波矢】:きゃーごめんなさい(泣)
【暁龍】:『神秘学/タオの神々』っすよ?w
【DM】:うーん……まあいいや(笑)
【暁龍】:振るんですね?w
【DM】:振ってください!
【暁龍】:目標値10
【暁龍】(ダイス):ころころ... 3D6: 3D6: (2, 6, 1) = 9 = 9
【暁龍】:やったぜッ!ピンチに頼れる男ッ!
【暁龍】:成功ですw
【千波矢】:ブラボー!
【暁龍】:おおブラボー
【DM】:暁龍は、ここの扉になんらかの術が施されていたのではないかと思いました! 符の切れ端のようなものが扉に残っています。
【かなん】:おおう。
【暁龍】:「なんらかの術が施されていたのではないかとッ!」……最初にかなんが発見した札とは別物ですね?
【DM】:かなんが見たのは神社の表札みたいなものです。こっちは明らかに呪術的なもの。
【かなん】:間違いなく封印されてたな……誰かがやぶったか、弓良がやぶったか。
【DM】:どういった種類の術かも、詳しい人が見れば分かるのではないかと!
【かなん】:晃さんだ、放課後になったら引っ張ってくれば……!
【DM】:そこで晃ですか(きみの〜なかまだ〜♪)。……いや、確かに一番頼れそうだ(笑)。
【かなん】:あ、会長でもいいのかw
【DM】:会長は術がどうのってのはさすがに分からないから(笑)。
【千波矢】:お札の切れ端って、文様とか文字とか分かりませんか?
【DM】:いえ、のりしろだけが残ってるみたいな感じで。札によってのみ術をかけていたんではないだろう、とも暁龍には思えます。
【かなん】:じゃあ晃さんでw 放課後になったらすぐさま引っ張ってこよっと。
【DM】:では放課後?
【暁龍】:はい。カモン晃。
〜放課後 2−D教室〜
【DM】:では放課後!
【かなん】:はいです。晃さんから確認取ったら、また別の調査の方向が。
【かなん】:「晃さーん、ちょっときて欲しいところがあるんですけど!」と教室に割り込む勢いで。
【暁龍】:「おいッ貴様ッ!」
【千波矢】:二人の後からオロオロついてきますw
【晃】:「え? 俺これから部活なんだけど……ってなんだ貴様ッ!」
【暁龍】:「部活よりも大事なことだッ貴様ッ!」
【かなん】:「すぐ終わるので……ごめんなさい!
【千波矢】:「晃くん、お願い!力を貸してほしいの!」
【晃】:「わかった!(即答)」>千波矢
【暁龍】:(笑)
【かなん】:妹に甘いお兄さんでよかった!w
【千波矢】:「こっちへ!」と神社に連れていきます...w
【晃】:「さっさと行くぞ貴様ッ!」
【暁龍】:「コレだッ貴様ッ!(やめれ)」と、神社の封印跡を見せます。
【晃】:「これは……」と、晃の顔色が変わります。
【暁龍】:「ん、どうした?」
【晃】:「これ、誰が破ったんだ?」
【千波矢】:「え、もう破れていて...」
【かなん】:「弓良さんか、全く関係ない男子生徒のどちらかです」
【暁龍】:「恐らくは……な。」
【晃】:「弓良の……じゃあないな。少しでも知識のある奴なら、こんな不作法はしないだろう」
【千波矢】:「じゃあ、うちの...?」
【かなん】:「……つまり、これ破っちゃったのは素人?」
【晃】:「だとしたら……そいつの命が危ない」
【千波矢】:「どうして?」
【かなん】:「呪いでも、かかりますか?」
【晃】:「これは大陸由来の強力な咒(しゅ)でね。破った者に疫病をもたらす、と言われてる」
【かなん】:「……欠席中の男子生徒を調べてみます!」ダッシュで校舎に戻ろうとする
【晃】:「ああ、それがいいと思う。俺も手伝うよ」
【かなん】:「ありがとうございます……!」
【千波矢】:「私も手伝います。」
【暁龍】:「行くかッ!」
【DM】:さて、どう調べる?
【かなん】:まずは先生に聞くのが常道ですが……うーん。
【千波矢】:職員室に行って、出席名簿見せてもらう?
【暁龍】:保険の先生、かな?
【かなん】:って、違う違う!女子生徒だ!「暴れてた男子生徒は誰ですか?」だ。
【千波矢】:そうか、彼!って、晃は彼を知らないのですか?
【DM】:いや、かなんも同じ目に遭ったじゃないか(笑)。
【かなん】:あれ。アレは関係ない生徒なんでしょうか(汗)。
【DM】:あるかどうかは分からないけど、とりあえず関係ないかなんは取り憑かれましたね(笑)。
【かなん】:関係ないか……なら保健室か。ひどい病気なら、情報は集まるはずですね。
【DM】:そんなもの?
【かなん】:もしくは……この辺で一番大きい病院にハッキング……(汗)
【DM】:ハッキングするなら、もっといいところが(笑)。
【かなん】:……教員室のPCか。
【暁龍】:「強力な咒、ってよぉ、破って直ぐに効果が出るもんなのか?」
【晃】:「すぐに、じゃない。でも確実だ……保って4、5日か……」
【かなん】:3日目じゃないか、もう!
【かなん】:よし、学校内のLANなり何なりを通じて教員室のPCにハッキングをかけます!目標は生徒の出欠情報!
【DM】:<ハッキング>でどうぞ。
【暁龍】:「よっしゃ、やれッ!電脳戦士ッ!」
【千波矢】:「がんばって〜!」
【かなん】:(ころころ)1成功……!
【暁龍】:グッド!!
【千波矢】:やった〜!
【DM】:欠席中の男子生徒は7名。うち明らかに違うっポイもの(怪我とか)を除くと3名です。
【かなん】:よっしゃ、その3名の休み方のパターンは!?
【DM】:三日前から休んでるのが1人。他は今日のみ。
【暁龍】:そいつだッ!
【かなん】:……ビンゴ。三日前の彼だ!
【DM】:では名前と住所をゲットしました。
【かなん】:「わたしがハッキングなんてする日がくるなんて、2ヶ月前は想像もできなかった……これで人の命が救える!」というわけで、晃さんが対処できるなら早急に男子生徒の自宅へ!
〜夕方 矢束市住宅街〜
【DM】:自宅前です(早)
【晃】:「……できるかな、俺に」
【かなん】:「見るだけでも……だめなら、千波矢ちゃんの地雷踏む覚悟です」
【晃】:「ああ、兄キたちなら確実だと思うんだけど……」
【千波矢】:「地雷?」
【かなん】:「千波矢ちゃんのお兄さんたちに頼るかもしれないってこと……わたしもちょっと怖いけど」
【千波矢】:「うう、しょうがないよね。」
【暁龍】:「どちらにせよ、やってみるしかないんじゃあ、無いかな?」>晃
【晃】:「…………」
【かなん】:「それでは……(ピンポーン)」
【DM】:母親らしき人が出てきます。
【かなん】:「すみません、○○くんの友達なんですけど……お見舞いに来ました」
【かなん】:「もう3日なんで、心配になって……あわせていただけませんか?」
【母親】:「ああ、それはどうも! そんなにひどくはないんだけど……学校に行きたがらなくてねえ」というわけで通されます。
【かなん】:……そりゃいきたがらんだろーな。「おじゃまします!」
【暁龍】:「チィーッス!」
【生徒F】:「……アンタら、誰?」
【かなん】:「……はじめまして、オカルト研究会のものです。除霊に参りました――」
【生徒F】:「じょ、除霊ッ!?」
【暁龍】:「じたばたすんなッ直ぐに済むッ!」
【かなん】:「あなた、裏山の社を荒らしたでしょう? しかも刀まで持っていった!」
【生徒F】:「うっ……! や、やっぱりそのせいだったのか!」
【千波矢】:「それで障りがあって、お体が...」
【生徒F】:「ヒィ!」って千波矢さんが言うと迫力があるな(笑)。「ど、どうすりゃ助かるんだ!?」
【かなん】:「……まず、刀はどちらに?」
【生徒F】:「か、刀……あ、あいつが持ってる」
【暁龍】:「アイツ、だァッ!?テメエが持ってるんじゃあねえのかッ!?」
【かなん】:相方がおるわけか。それでは「あいつ」の名前と住所をメモらせていただきましょう。
【生徒F】:「わ、わかった……」
【DM】:と教わります。
【かなん】:んでは、晃さんにご登場願いますか……
【千波矢】:「彼を助けてあげて〜」
【晃】:「…………俺には無理だ。失敗すればただじゃすまない」
【暁龍】:「何ィィィッ!?」
【晃】:「兄キを……呼んでくる。おまえたちは先に行っててくれ」
【千波矢】:「ど、どうしよう..」
【晃】:「千波矢も。もう一人の奴のところに行くんだろ?」
【千波矢】:「う、うん。」
【暁龍】:「……判ったヨ。コッチは任せる。ほら、行くぞ須王。」
【かなん】:「あ、そうだ。一緒に変わった形の石を拾わなかった?」
【生徒F】:「え? ひ、拾った! それもあいつが持ってる」
【千波矢】:「よかった...」
【かなん】:「ありがとね。それじゃあ、あとからプロの方が来るから、それまでまっててね」といって、ででっちゃっていいんだろうか?w
【生徒F】:「あ、あの石がどうしたってンだ?」
【千波矢】:「あ、大丈夫です。気にしないで。」
【かなん】:「あれは墓石の一部だった、って言ったら驚く?」
【千波矢】:言っちゃった!?とかなんを見るw
【生徒F】:「は、墓石ッ……もしかして、あの噂や俺の病気も?」
【暁龍】:「オマエの病気は…まあ、オマエがその原因を知る必要はねえし、知ったところでどうにかできるもんじゃあねえ、ってことだ。」
【かなん】:「……これからは下手にこの手のものに触らないこと。でも安心して、この件に関してはカンペキに終わらせるから」
【千波矢】:「もう大丈夫だから、ね?」
【生徒F】:「は、はい……」
【かなん】:「そういうことだから。何かあったら、オカルト研究会をごひいきに!(CM!)」
【生徒F】:「は、はい?」(笑)
【暁龍】:健気やw
【DM】:で、家を出ます。
【DM】:どうします?
【暁龍】:『もう1人』君は、まだ、学校ですかね。
【かなん】:もちろん、刀を持ってった男子生徒の家へ……おそらく、この男子生徒は訳知りなんだろうが。
【DM】:さて、どうでしょう? では男子生徒宅前。
【かなん】:「あ、シャオロンさん。なにか持って行きたいものとかありますか?ちょっと嫌な予感がするんですけど……」
【暁龍】:何か……。今から『幇』の人間と連絡できますか?
【DM】:なるほど。携帯電話ぐらいは持ってるかな?
【千波矢】:私は一緒に行っていいのだろうか、と不安になります(足手まといのようで)
【暁龍】:それは持っていると思います。<ケータイ
【DM】:では連絡取れますよー。
【暁龍】:ふうむ。んじゃあ、電話をかけます。「あ、暁龍です。現在、××に居るんですが……」
【趙】:「うん。何か入り用かい?」
【暁龍】:「ええと、すんません。なんか、ヤな予感がするんですが、ナニか直ぐに見繕ってもらえる武器とかって、ありますか?」
【趙】:「黒星……はやめておいたほうがいいかなあ。武術家なら、武器は自分で選ぶものだよ」
【暁龍】:「黒星はちょっと(苦笑)」
【千波矢】:(シャオロンさん、そういう人だったのか、とやっと理解する)
【DM】:ルール的には、文明レベルの低い武器ならなんでも手に入ります。あと質の悪い銃器(笑)
【かなん】:ナックルくらいのもんじゃないかな?空手とかなら。
【DM】:暁龍は何か武器を扱えましたっけ?
【暁龍】:「なんか、ブラスナックル的な、『手』につけられるもので。」
【趙】:「今から取りに来れるかい?」
【暁龍】:白兵武器の技能は持っていないですね。
【DM】:それぐらいなら、いくらでもその辺りで買えるのでは?(笑)
【暁龍】:そんなもんですかw
【かなん】:石握ってパンチ撃つだけで結構な威力になるそうな……
【暁龍】:ならば、その辺で買っちゃっても良いかなぁw
【千波矢】:何か握るだけでよいそうですものねぇ
【DM】:DMから言わせてもらえば、握った方が強いというのは中国武術の考え方ではないッ!
【かなん】:まぁ、スポーツ用品店でもいいんで、そこらで買っちゃいましょうwちょうど所持金ルールもあるので。
【DM】:じゃあ拳サポかなんか買ったということで。パンチのダメージ+1、手に防護点2。あと通常より2点高い防護点のものを殴っても大丈夫です(つまり5点以上で生命力判定)。それで2000円也。
【暁龍】:はい。
【かなん】:それではちらっと寄り道した後、今度こそ家へ。
〜夜 矢束市公営団地〜
【かなん】:さて、どーやって家に上げてもらったものか。
【千波矢】:とりあえずピンポン押してみる?
【暁龍】:さっきと一緒で良いんじゃないでしょうか?
【かなん】:いや、こっちの彼は病気をしてないから……
【かなん】:(病気を友達に押し付けたな……?)
【千波矢】:「○君に頼まれて忘れ物を取りにきました」とか?
【かなん】:そだね、さっきの男子をダシにしよう。
【暁龍】:「だな。」
【かなん】:じゃあピンポーン♪
【インターホン】:「………………」
【かなん】:「すみませーん、○○くんの代理で忘れ物取りに来たんですけど……?」
【千波矢】:「誰も居ない?」
【かなん】:一応話しかけては見ますが……無反応?
【DM】:ですね。
【暁龍】:家、って、どんな家ですか?
【DM】:団地ということにしましょう。公営住宅。
【かなん】:やな予感……ちょっと、ドアをあけようとしてみますが。
【DM】:しかし鍵がかかっている!
【かなん】:うーん? メガテンTRPGならトリックの中に鍵開けも入ってたんだけど生憎もってない……
【暁龍】:何階でしょうか?
【DM】:えーと、1D階(笑)。
【かなん】:シャオロンくん、言いだしっぺが振ってw
【暁龍】:はいw
【暁龍】:(ころころ…)2階ですね。
【千波矢】:2階かぁ。窓は?
【DM】:窓はあります。ってそりゃそうか。開いてませんよ。ちなみに今の時刻は夜9時ぐらい。
【かなん】:あれ、もう夜? やっかいな……。
【DM】:放課後から行動し始めて、晃を迎えに行き、ハッキング、生徒情報を調べ、生徒Fの家まで行き、いろいろ話し、さらにここへ……もっと遅くても良かったかな?
【かなん】:窓に明かりついてる様子は?
【DM】:ありません。
【千波矢】:テレキネシスで鍵開けれます?壊さないで。
【かなん】:うーん、窓から侵入の線が消えたか……あ、ソノ手があったか!
【暁龍】:おお!
【DM】:ドアのキーのような複雑なものは無理ですが、窓の鍵なら。
【かなん】:それじゃあ、2階まで上がる手があればいいんだよね。団地で遅い時間なら、人通りは少ないだろうけど……キビシイ。
【暁龍】:ちょっと、まだ時間が早いですね。
【DM】:人目さえ気にしなければ廊下側から直接入れます。が。
【かなん】:やっぱり人目が?
【DM】:そうですねえ。向かいには別の棟もあるので、どうしても人目に付きます。
【かなん】:うーん、遅い時間になってから再襲撃か、それとも明日学校で締め上げるか。
【DM】:千波矢さん、携帯持ってます?
【千波矢】:はい、一応持たされています。
【DM】:なるほど(笑)。じゃあ晃から着信です。
【かなん】:(聖羅なら人払いができるんだがなぁ……)
【千波矢】:「あ。(ごそごそ)もしもし?」
【晃】:「あ、俺。そっちの奴、見つかった?」
【千波矢】:「それが...」今の状況を説明。
【晃】:「そいつ、多分学校に行ったんだと思う。例のものを受け渡しに」
【千波矢】:「受け渡し!?誰に?」
【かなん】:……弓良か! 弓良が先に見つけたんだ!
【晃】:「……こいつは黒服の男に頼まれたんだって言ってる。そっちの奴ともども」
【暁龍】:繋がった!
【千波矢】:みんなにこのことを話します。
【暁龍】:「……急ぐぞッ!」
【かなん】:「地元の学生のいたずら」で済ませるための行動か!「早く行きましょう!」
【晃】:「千波矢、気をつけろよ。もし弓良のと出くわしても、絶対にまともにぶつかるなよ?」
【千波矢】:「うん、分かった。晃くんありがとう!」電話を切って後を追います。
【かなん】:……てっきり偶然と思ってたよ、刀を持ち出したの。わたしきかなきゃいけないことを聞きそびれてたのか……!
【DM】:よし。では学校へ?
【かなん】:はい!
【暁龍】:はい。
【千波矢】:はい。
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