2008年度年賀状:青子&探


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「――ああ、中森。悪いがこれを教室に届けてくれ」

『はーい』


「おや」

『あ、白馬君』

「……随分重たそうですね。ご迷惑でなければ、お持ちしましょうか」

『え?あ、いいよ。青子がって言うより白馬君が迷惑でしょ?』

「いえ。それに女性に重たい荷物を持たせるわけにはいきませんから」

『そ、そうかなぁ……。えっと、じゃあ――』

「ああ、全てで構いませんよ?」

『ううん。それはいいの。先生から頼まれたの青子だから。でもありがと!』

「――ところで黒羽君はご一緒じゃないんですか?
 こういう時、彼なら君の荷物を取りにきそうなものですが」

『うーん。教室出る時、もういなかったから、いつもの早退か
 何処かでふざけて遊んでるんでしょ?』

(…………聞こえねぇ!!)
青子の先を行こうとしたものの、それが裏目に出て探に先を越された快斗
という、シチュエーション的なメインは、実は快斗と探という年賀状。
ただ、探に自分のやろうとしていたことを取られて、出るに出られないという
そんな感じの雰囲気を読み取ってもらえれば嬉しいです。


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