ドリーム小説
蒼紅華楽 六
「良し。このあたりで良いだろう」
隊舎へ連れて行くと言われ、配備令が出ているにも関わらず無理やり連れてこれられたのは、人気もなく周りから死角の多い何もないただの行き止まりだった。
「・・・こんな所に連れてきてどういうつもりだよ?いや、そもそも配置につかなくて良いのかよ?」
「私達零番に配置など定まっていない。それに・・・侵入者などいない」
「・・・はっ?」
前半は零番隊の特殊さにもう多少慣れたから特に気にはしないが、後半の言葉が気になって日番谷は声を漏らした。
「侵入者がいないって、どういうことだ?」
「どうもこうもそういう意味だ。私は少なくとも瀞霊廷とその周辺には常に霊力の網を張り巡らせている。ゆえに、侵入者等があればすぐに気がつく」
「・・・なるほど、探索能力も凄いってことか」
だから自分が危ない時にあれほどタイミングよく現れることができたのだと日番谷は納得した。
「・・・それに私は1度門越しにだが旅禍と遭遇しているからな。余計にそうだとすぐに気づく」
旅禍全員の霊圧もそうだが、は何よりも夜一の霊圧を熟知している。
だからこそ解るというのは、夜一と自分の関係を現段階で知らない日番谷には今はまだ伏せておくことにした。
「つまり、今回の配置は無意味で何か別の意図があると?」
「そうだ。だから、まあ・・・今回の指揮は適当に副隊長にでも任せておけ」
のその言葉に日番谷は呆れ果てながら、心の中で自分の副官である松本に詫びていた。
「で、それとこの行き止まりとどういう関係があるんだよ。確か零番の隊舎に連れて行くとか言ってなかったか?」
「ああ、そうだ。さてと・・・それではこれをしてもらおうか」
「・・・なんだよ?それ」
が何やらごそごそと懐から取り出したそれを見て日番谷は眉間の皴を深くした。
そしてその問いにはさらにそれを突き出して真顔できっぱり言う。
「耳栓だ」
「・・・耳栓って」
「ちなみにこれは只の耳栓ではないぞ。さる人物が開発された一度装着すればどんな轟音・凶音でも聞こえない、超特殊改造型耳栓『超・むてきこえないくん』だ」
「・・・さる人物って誰だよ?っていうか、本当にそんな名前なのか?!それ!」
もし本当にそういう名前だとしても、そのさる人物というのはどういうネーミングセンスなのか。
そしてそれを真顔で言う目の前の人物もどうなのかと日番谷は思った。
ひょっとして実は天然なのではないか、といつか十一番隊の一角が思ったのと同じ事を思っていた。
「良いからつけろ。つけてもらわなければ、隊舎に連れて行くことができない」
「・・・別に俺は行きたいと」
「ずべこべ言うな」
日番谷の反論など聞かず、は言うなり無理やり日番谷に耳栓をつけさせた。
そしてその耳栓を日番谷自身ではとれないように両手を縛り上げさえした。
「なにす・・・外せっ」
非難の声を上げるがはまったく聞く耳持っていないようだった。
そして口に出して日番谷は気がついたが、自分の声さえ今は聞こえてこない状態になっていた。
確かに耳栓の効果はあるようだが、日番谷は何故それをさせられたのか当然未だ解らない。
するとは日番谷に背を向ける形ですっと手を行き止まりの方に突き出した。
「『右に来世を 左に常世を 映せし鏡の色において』」
何時もの合言葉を口にするとやはり空間が捩れ、行き止まりであったその先には零番の隊舎へと続く道ができている。
その光景に呆然として目を見開く日番谷の傍にすぐ寄ると、は日番谷から耳栓を外し手を縛っていた縄を解いた。
「・・・行くぞ」
「あ、ああ・・・」
まだ驚きながらも日番谷はの後に続いてその空間の中に入り、2人が入るとその途端に空間の穴は閉じた。
「・・・・・・」
「これが今まで零番隊の隊舎が誰にも知られていなかった理由だ」
驚いて無言のままの日番谷にがそう話しかけた。
「・・・ここはどこなんだ?」
「尸魂界の裏側・・・とでも言えば良いかな。とにかく、我々が先程まで居た所とは別の空間だ」
「・・・っていうか、なんで時期でもないのに桜が」
この空間についても驚いたが、時期ではない桜が当たり前のように咲き誇っている事にも日番谷は呆気にとられる。
しかもよく見てみれば桜だけでなく、季節の法則を無視して春夏秋冬様々な花が桜ほど目立たないが咲いている。
「・・・こっちだ」
しかしその事についてははまったく答えようとせず、ただ一言呟くと日番谷を零番の隊舎へと案内した。
が開けた扉の先、零番隊隊舎の共同執務室にいた隊員一同は一瞬固まった。
そして暫しの時がとまったような静寂の後、隊員一同は一斉に騒ぎ始めた。
「た、隊長!どうしたんですか?!」
「なんで日番谷十番隊長がここに?!!」
「男だーー!隊長が男を連れ込んだぞーーー!」
「・・・五月蝿い。特に久遠、適当な事を言うなら本気で黙れ」
が静かに一言告げるだけであれほど五月蝿かった隊員たちが一斉に静まり返った。
日番谷はその様子に半ば驚きながら、の後半の言葉に多少ショックを受けていた。
「まあ、座れ」
「あ、ああ・・・」
「どうぞ。日番谷十番隊長」
に言われて近くにあった椅子に座った途端、現れてお茶を出した牡丹に日番谷はまともに驚いてしまった。
「(・・・なんでこんなにタイミング良いんだ?)」
日番谷が疑問に思ったことは未だ誰も解らない。
しかもお茶は適度な温度でかなり美味しかったりする。
「いや〜〜それにしてもびっくりしたっすよ。隊長、なんで日番谷十番隊長連れて来る気になったんですか?」
「・・・一応、信用できると思ってな。味方が多いに越したことはない」
「それって、例の夜一様達の一件ですか?」
牡丹が口に出した名前に日番谷は眉を潜めた。
どこかで聞いたことのあるような名前だが、しかしはっきりとは思い出せなかった。
「まあ、それもあるが・・・どうもこの騒ぎに乗じて何やら企んでいる奴がいるようなのでな」
「それ本当ですか?!」
「ああ・・・実際、明らかに怪しいのは市丸だが・・・・・」
はそこで一旦切ると、ちらりと日番谷の様子を横目で伺い、一息ついて言葉を続けた。
「・・・藍染も怪しいと私はよんでいる」
「なっ・・・?!」
の思わぬ言葉に日番谷は驚いて思わず腰を上げた。
「藍染もって・・・どういう意味だ?」
「・・・言葉通りだが?」
「っ・・・あいつは、むしろ市丸の行動に疑問を持って、市丸の奴とはやりあう姿勢見せてたんだぞ!それに・・・」
「だから怪しいのだ」
日番谷の激しい反論に、はいたって冷静に対応する。
「私も奴と市丸の会話は聞いた。しかし、あの内容を聞いたからこそ怪しいと思っているのだ」
「なん・・・だと?」
「・・・藍染は、普段から笑顔で周りに優しく気を配り、思慮の深い人間・・・・・と思われているのだろう?」
「あ、ああ・・・」
「・・・・・・思慮の深い人間があのような軽率な真似をするか?」
のその指摘を受けて日番谷は思わず言葉に詰まってしまった。
「本当に思慮深い人間・・・しかも奴のような性格ならば、まず十分な情報を集め確証を得て、信用のおける味方を集めて公の場で初めて問質すのが普通ではないか?」
「・・・・・・・」
「にも関わらず単独であのような挑発的な言動を取るとは・・・・・とても、思慮深いとも言いがたいし、奴の周りから認識されている性格からはかけ離れていると思うが?」
反論しようにもの言うことはもっともなことばかりなので日番谷は言葉が出てこなかった。
確かに言われてみれば藍染らしくない言動だったようにも思える。
しかし、日番谷は今までの藍染を知っていることもあり、一概に彼を疑うようなことはできないでいた。
「もしもそうだとしても・・・じゃあ、なんであそこであんなこと言う必要があったんだよ?」
「・・・誰かをはめようとしたのかもしれない」
「誰かって・・・?」
「特定でなく、不特定だろう。あの会話を聞いた者は少なくとも、藍染が今後どう動こうと奴に嫌疑はかけないからな。逆に誰にも聞かれなかった場合でも特に奴には実害はないだろうし・・・誰かに聞かれたら良い程度だったのだろう」
つまりその聞いた対象がただ偶然日番谷との2人だっただけだということなのだろう。
「・・・お前の言い方だと、市丸よりも藍染の方が首謀者みたいだな」
「そうかもしれないな。まあ、少なくとも市丸と共犯ではあるだろうな」
あくまでも冷静にそう告げるに日番谷は何も言い返せずただ悩んでいた。
の言っていることは確かにもっともらしい、しかし藍染をよくしっている以上彼が何かを企んでいるなど考えることができない。
日番谷がどうするべきかと悩んでいると、暫くそれをじっと見つめていたが溜息をつくと日番谷に話しかけた。
「お前はどちらを信じる?」
「なにっ・・・?」
「私か・・・それとも藍染かどちらを信じる?まあ、お前にとっては私よりも藍染との付き合いの方が長いし、それに奴の副隊長はお前の幼馴染だそうだからな。私よりも奴の方が信用できるだろうが」
「俺は・・・」
思わぬ二択を迫られた上に自分の内心をほぼ当てられて日番谷は先の言葉が出てこなかった。
そんな日番谷に対しはお構いなしに言葉を続ける。
それもかなり厳しい言葉を。
「だがこれだけは言っておく。藍染を信用するのなら、その時点でお前は・・・私の敵だ」
「っ・・・・・」
「隊長だけじゃないっすよ。俺達零番全員も敵に廻すことになりますからね」
まるで追い討ちをかけたような氷室の言葉だったが、それは日番谷には届いていなかった。
氷室の言った全員が隊長格以上の実力である零番隊全員を敵に廻すことになる事実よりも、が言った言葉の方が余程衝撃的でショックだったためである。
「ただいま・・・って、隊長お戻りでしたか」
「ああ、時雨か。ご苦労だったな」
「いえ、いえ」
呆然としている日番谷の答えが出るのをただ静かに待っていると、夜一の所の遣いにやっていた時雨が帰ってきた。
「それで、どうだった・・?夜姉は・・・・・」
「はい、夜一様はお元気でいらっしゃいました。・・・隊長申し訳ありません。本当なら隊長が自らお会いに行きたかったはずですのに、俺が先にお会いしてしまって」
「いや・・・今の状況では私は会いたくても会えないからな・・・・・」
そう言いながら寂しそうな表情を見せるを、時雨も他の零番隊員達も悲しそうな表情で見つめていた。
そしてそのの表情は不意に日番谷の目にも映っていた。
「で、続きは?」
「あっ、はい!夜一様達は夜明けと共にやはり空鶴殿の花鶴大砲で瀞霊廷に侵入を試みているようです。また、夜一様と同行している旅禍達ですが・・・全員根はいい人物のようです。各人の詳しい外見等はこちらに・・・」
そう言って時雨はいつの間に書いたのか、旅禍達の外見的特徴等が記された紙をに渡す。
「そうか・・・ご苦労だな」
「いえ。それで目的なのですが・・・・・・どうも、朽木ルキアの救出らしいのです」
時雨が口にしたその言葉にだけでなく一同の間に衝撃が走った。
「・・・それは本当だな?」
「はい」
「ってことは・・・朽木の奴を助ける絶好の機会でもあるわけですよね?!隊長」
琥珀の言葉に他の隊員達も賛同するように頷いている。
がルキアを「助ける」と宣言してから、ここ最近の零番の最大の目的はルキアをなんとかして牢から救い出すことだった。
それが思わぬところで叶おうとしていることに一同ははしゃぐ。
「・・・確かにそうではあるが。となると・・・・・・」
「・・・・・隊長?」
はしゃぐ隊員達に対し、は喜ぶよりも何やら考え込んでいるようだった。
そして暫くして顔を上げると琥珀と七席の岬杜霧生の2人の方を見る。
「琥珀、霧生・・・・・悪いがお前達、四十六室を少し調べて見てくれないか?」
「四十六室を・・・ですか?」
琥珀と霧生は少し驚いているが、調べること自体には動じていないようだった。
「ああ・・・もしかしたら、ルキアの処刑も市丸や藍染の企てに関わっている可能性がある」
「・・・どういうことですか?」
「夜姉達が白道門に来た時、市丸が撃退している。タイミングがよすぎるとは思わないか?」
「・・・確かに、本来忙しいはずの隊長が、そんなにタイミングよく・・・しかも旅禍撃退くらいでおかしいですよね?夜一様があの中にいたこと知らないでしょうし」
「ああ、だが・・・夜姉達の目的がルキアの奪還と知り、それを阻止するために現れたのなら合点がいく」
「・・・解りました。すぐに調べます」
「任せてください」
の説明が終わるとすぐに琥珀と霧生は了承し、そのままに頭を下げると足早に退室していった。
それを暫く全員で見送った後、時雨は先程からずっと聞きたかった事をに尋ねる。
「・・・で、隊長。なんで日番谷十番隊長がいるんですか?」
「・・・・・とりあえず、信用が置けると思ったからな。味方に引き込んでおいて損はないと思って連れてきただけだ」
「はあ・・・そうですか」
の言葉に一応納得しつつも、時雨はその場を少し移動して氷室や牡丹達と小声で話しこむ。
「・・・で、実際どう思う?」
「いや〜〜・・・俺には隊長が日番谷十番隊長それなりに気に入ってるとしか思えないっすけどね」
「あ、やっぱり氷室三席もそう思います?」
「俺もだ。ひょっとしたらこのまま行くと・・・」
「で、どうなのだ?」
突然のの声に小声で話し込んでいた一同はびくっと反応する。
しかしの方を恐る恐る見てみると、それは自分達ではなく日番谷に向けられたものだと知りほっとする。
一方の日番谷はまだ少し迷っているようで複雑そうな表情をしてを見ていた。
「私を信用するか、藍染を信用するか、どちらにするか決まったか?」
「俺は・・・」
もしもが自分がずっと探し続けた相手だと解る前なら、日番谷は迷うことなく藍染を信じる道を選んでいただろう。
しかし知った今となっては日番谷の考えはそちらに進むことはできなかった。
そしての最後の問いかけが日番谷の覚悟を決めた。
「俺は、お前を信じる・・・」
日番谷がそう告げた途端は自分から仕掛けたことのはずなのに、少し驚いたように目を見開き、そして次の瞬間その表情を何時もと違って和らいでいた。
「・・・ありがとう」
微かに微笑んでそう告げたに、言われた張本人である日番谷も、傍観していた零番隊も全員固まってしまった。
そして次の瞬間、思わず声を漏らしかけた日番谷よりも早く、零番隊員達が一斉に騒ぎ始めた。
「た、隊長が微笑んだーーー!!」
「ひ、久々だーーー!!」
「ち、ちくしょー・・・なんでこんな時にカメラがすぐ手元にないんだよー!!?」
「誰か、誰か今すぐカメラをーー!!」
「・・・五月蝿いぞ。お前達」
の笑顔1つで大袈裟なほどに騒ぎ立てる隊員達に、何時もの通りに戻ったが何時もの通りに注意する。
それでもまだ興奮が収まらないのか騒ぎまくる隊員達に溜息をつき、は日番谷の方を見たがこちらはこちらで未だ呆然として固まっている。
その対極だがどうしようもないという意味では同じ両者を暫く交互に見ると、は1つ溜息をついて何故か奥の部屋へと消えていった。
そしてがいなくなった途端、ぴたりと騒ぐのをやめた隊員達は、未だ呆然としている日番谷の方に向き直ると、互いにアイコンタクトで意思疎通をし、何かを確認するかのように頷くと一斉に日番谷の傍に歩み寄った。
「日番谷十番隊長!!」
がしっと氷室に肩をつかまれ、零番隊員全員から名前を呼ばれてようやく日番谷は正気に戻った。
そして正気に戻っても詰め寄ってきている零番隊員全員のせいでまたしても少し呆然としてしまった。
「な、なんだよ・・・お前ら・・・」
「頑張ってください!!」
「・・・はっ?」
突然訳の解らないことを言われて日番谷は思わず呆気に取られる。
しかしそんなことお構いなしに一同は続ける。
「がんばって隊長、おとしてください!」
「で、隊長の笑顔をもっとたくさん拝めるようにしてくださいね」
「日番谷十番隊長ならできます!ぜひやってください!!」
なにやらどうしてそうなったのか知らないが、いきなり自分とをくっつけようとしているのは解かった。
しかし本当にどういった経緯でこういう発想になったのかは解らない。
「あのな・・・お前達何言っ」
「まさかうちの隊長じゃ不服とか恐れ多い事言いませんよね?」
「言いませんよね?絶対言いませんよね?っていうか、言えませんよね」
最後の方は疑問系ではなく完全に肯定で無理やりだった。
そして零番隊員一同は目は笑っていない笑顔で半ば殺気を出し、その手は斬魄刀の柄を握って完全に日番谷から拒否権を奪っていた。
しかも全員揃って。
「・・・・・・・」
その様子に半ば日番谷は退きながら恐怖を感じる。
仮にも全員が隊長格以上の実力者ばかりの零番隊員達にこうされれば無理もない。
特に以前「十三隊の隊長複数名を相手にしても平気」と豪語した副隊長の時雨が、かなり本気の様子である。
「・・・誰も不服とは言ってないだろ。第一、俺は・・・」
そこまで言って日番谷は危うく余計なことまで口走りそうになったことに気づいて言葉を止めた。
しかし気づいた時には既に遅く、日番谷の言葉を聞いて目を丸くした零番隊員達は、次第に何を言いたかったのかを察して徐々に顔がにやけていっていた。
「あーー・・・そうですか。そうですか」
「よーし。皆、これ以上詮索しないでおこうな〜〜」
「日番谷十番隊長、頑張ってくださいね」
楽しげにはしゃぎまくる零番隊員達に、何か言いたいがことばが出てこず日番谷が半ば慌てふためいていると、タイミングが良くなのか、奥の部屋へと続く扉が開き室内のおかしな空気に不思議そうな表情をしたが現れた。
「・・・・・何かあったのか?」
「・・・なんでもない」
短くそう答える日番谷に対し、は怪訝な表情をしながら首を傾げた。
この時、日番谷は零番隊員達の所業のせいで、ここに来た事を少し後悔したのだった。
あとがき
今回はギャグとシリアスが微妙に混在する回になりました;
零番隊員達の暴走は書いていてとても楽しいです(笑)
零番隊員達は基本的な心がけは「隊長の幸せのために行動しよう」です;
皆、主人公が大好きなんです。
ただその「大好き」というのも、男性隊員、特に時雨なんかも別に恋愛感情での「好き」ではなく、どちらかと家族愛での「好き」になります。
あと、まあぶっちゃけ隊員達が主人公の熱烈すぎるファンとも言えましょう;
で、あの耳栓ですが開発した(名前つけた)のはあの人です;;
ちなみに主人公はあの人が開発したものを根こそぎ収集しています。(それこそ変なものから世紀の発明まで;)
隊員達が言っていたカメラもそのうちの1つです。
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