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Seamonkey の設定
2008.12.12
VineLinuxのインストールが完了していれば、直ぐにでもホームページを書くための環境は整っています。しかし、今回はHTMLのタグが解らない初心者にもい解りやすいエディタということで、Web ブラウザ、電子メール・ニュースグループクライアント、IRC チャットクライアント、さらにWYSIWYG(「見たものが、見たままに」という意味でディスプレイ画面で見たものが、そのままHTML文書として見えるということ。)に HTML を書けるものがセットとなっているブラウザソフト、「 Seamonkey 」を使っていきたいと思います。
通常、インストールやアップデートには「synaptic」というソフトを使いインストールなどを行います。Vine4.2のVinePlusにはSeamonkeyが有りませんので、Seamonkeyのサイトからインストールすることにします。 まず、Mozilla Seamonkeyの公式日本語サイトにアクセスし、右側の今すぐダウンロードという所からLinux GTK2 英語版(14MB)をクリックしてダウンロードします。

ダウンロードしたファイルは、予めtmpフォルダを作っておきそこにダウンロードします。ここからはコマンド操作になりますが、まず、メニューバーからGNOME端末をクリックしターミナルを立ち上げます。
メニューバーの左端からアプリケーション→アクセサリ→GNOME端末とたどります

[ hoge@localhost hoge ]$ ←と出ると思います。ここが今作業をしている自分のホームディレクトリーです。
*Linuxではフォルダのことをディレクトリーといい、この例ではhomeディレクトリの下にhogeというディレクトリのユーザー名前で作業をしていることになります。
ターミナルからコマンド操作で
$ cd tmp ←Enterキーを打ちます
tmpディレクトリに移動したら圧縮ファイルの展開をしますが、展開は管理者権限で行いますので、root権限を取得します。コマンドは
$ su
とコマンドすると
$ パスワード(P):
rootパスワードを聞いてきますので、Linuxをインストールした時のrootパスワードを入力します。
[root@localhost hoge]#
そうするとhoge@localhostから、root@localhostと変わり、右端の文字が$から#に変わったと思います。これでroot権限が取得できました。ダウンロードしたtarボールを展開します。
# tar -zxvf seamonkey-1.16en-US.linux-i686.installer.tar.gz
*インストール時の最新版です
展開したらインストールします。
# ./seamonkeyinstaller
とコマンドするとインストールが始まります。
Acceptをクリックして同意します

インストールするタイプをここで選びます。Typicalはブラウザとメール、Completeはブラウザ・メール・チャット・Htmlエディタ、Navigatorはブラウザのみ、Customは、好きなものを選んでインストールします。インストールされるディレクトリが下に表示されています。ディレクトリを変える場合はChangeをクリックしてください。今回は2番目のCompleteを選んでラジオボタンにチェックを入れNextをクリックします。

インストール画面が出ますのでInstallをクリックしインストールを開始します。

インストールが無事完了すると、ReadMe 画面が表示されますので Next をクリックするとSeamonkeyが立ち上がります。

今すぐ使えますが、最新版は日本語版がまだ出ていないのでメニューバーなどは英語になっていて使いづらいです。 Mozilla Seamonkeyの公式日本語サイトにアクセスし日本語のパッケージをインストールすることでメニューバーなどを日本語にすることが出来ますのでチャレンジしてみましょう。
先ほどダウンロードした所の一番下にその他のシステムと言語という所がありますので、クリックしてください。

開いたサイトの下のほうにLocalized Buildsという所があります。中ほどにJapanese: installable language pack, Mac OS X dmg, Windows installerと有りますのでinstallable language packをクリックしてダウンロードします。

許可を求める画面が出ますので今すぐインストールをクリックします。

インストール先をグローバルにするかローカルにするか聞いてきます。他のユーザーも使う場合はグローバル、使わない場合はローカルにインストールします。今回は皆で使えるようにグローバルでインストールすることにします。OKをクリックします。

インストールが始まりエラーが無ければSuccessとでますのでOKをクリックします。

ブラウザのメニュー欄の左から2番目のEditから一番下のPrefarancesをクリックします。AppearanceのLanguages/Contentのところに日本語パックと有りますので選択しOKボタンを押します。

ブラウザのメニュー欄が日本語に変わったと思います。

ブラウザを終了するときはメニューバーのファイルから終了(Q)、または右上の×ボタンから終了します。ブラウザを再起動するときは
$ usr/local/seamonkey/seamonkey
とコマンドして起動します。
しかし、起動するのにいちいちコマンドを打つのは面倒です。また、ソースからインストールするとGnomeメニューバーにSeamonkeyのロゴマークが出ない場合があります。そんな時は、Gnomeメニューバーをマウスで右クリックしパネルへ追加をクリックします。

パネルへ追加する画面が出たら、一番上の「カスタムアプリケーションのランチャ 新しいランチャを生成します」 を選択し追加ボタンをクリックします。

ダイアログボックスが現れます。

基本メニューの名前(N)のところにSeamonkeyと入力します。

必要に応じて一般名(G)、コメント(M)、起動するときのコマンド(A)などを入力します。最後にアイコン(I)のヨコのボックスをクリックします。
アイコンの参照ボックスが開きます。

この中にSeamonkeyのアイコンである青い鳥のマークを選択します。

マークが出たらOKをクリックして終了します。Gnome メニューバーにSeamonkeyのロゴが追加されました。

あとは1クリックで起動します。

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