これまでは変数に代入したり、計算させたりと、簡単なことばかりさせていました。
簡単すぎてパソコンが怠けてしまう心配はありませんが、どうせならもっと難しいことをやらせましょう。
命令を使おう
これまでは変数に代入したり、計算させたりと、簡単なことばかりさせていました。 簡単すぎてパソコンが怠けてしまう心配はありませんが、どうせならもっと難しいことをやらせましょう。 命令の使い方
実はもう命令は使っているんですよ。「Mes」という命令です。
↓これはもう三度目ですね。
これに使われている「Mes」は命令です。
命令を使うには、以下のような形で使用します。 命令(パラメータ)
こんな形です。 ではパラメータっていったいなんでしょう?
プログラミングの世界では一般に「引数」と呼ばれます。 ...読めます?「いんすう」ではありませんよ。「ひきすう」です。 改めて読んでみるとまた変な言葉ですね〜、いや、どうでもいい話ですが。 「Mes」命令の場合は、引数に表示したい文字列を指定します。 何か戻ってくる命令
そしてもうひとつ。命令の中にはなにかを返してくる命令もあります。 戻ってくるものを「戻り値」といいます。「もどりち」と読みます。
例えば「Trim」命令。これは引数に指定された文字列の前後の空白を削除して返します。
あ、値は「返す」って表現します。
「ABC」の前後にはスペースが2ずつ入っています。一回目では「 ABC 」と表示されるのに対し、 二回目は「ABC」としか表示されていません。 つまり、Trimという命令が働いて、前後の空白を削除してくれたのです。 そしてTrimが返した値をaに代入してる、って言うわけです。
もう一つ実用的な例を示します。
それは消費税の計算です。2006/06/04日(マニュアルを一生懸命書いていた日)では5%です。 友達の文房具屋で1本100円のペンと5冊で450円の特売ノートを買いました。 その友達は消費税をオマケしてくれないものとします。
税込みで578円でした。これでは1ヶ月のお小遣いの半分以上を使ってしまうので、今回買うのはやめにしました。
...と、消費税の計算なんかもパパッとこなしてしまいます。 5行目で使用されている「Round」というのが命令です。 このRoundは、与えられた値を四捨五入して返します。 便利ですねぇ〜、パソコンって。 |