西方・北方の星宿図はこちら |
角宿 | |
天の関所であり、その間は天の門である。内側は天の庭である。黄道がその間を通り、日月と五惑星が通るところである。 左角は天田であり、理であり、刑を司る。 右角は将であり、兵を司る。 鄭の分野である。 『史記』天官書にはなぜか記載がない。 |
亢宿 | |
天子が政務を行うところである。別名を疏廟といい、病のことを司る。 |
テイ宿 | |
王の宿営であり、后妃の邸宅であり、休息する部屋である。 前の2星は正妻であり、後の2星は妾である。 |
房宿 | |
祖先を祀る明堂であり、天子が政務を行う宮殿である。 別に天駟ともいい、天馬であり、車駕を司る。 |
心宿 | |
天王の正しい位である。 真ん中の大きな星は天子の位であり、明堂である。天下の賞罰を司る。 前の星は太子であり、後の星は庶子である。 |
尾宿 | |
後宮のあるところであり、后妃の邸宅である。 上の1星は后であり、次の3星は夫人である。その次の星は嬪妾である。 また9人の皇子ともいう。 |
箕宿 | |
後宮のあるところであり、后妃の邸宅である。 八風を司り、口舌を司る。 |
斗宿 | |
天の廟である。 丞相・大宰の位であり、賢者を推挙し、爵位や秩禄を与えることを司る。 |
牛宿 | |
天の関所や橋であり、生け贄を司る。 『史記』天官書や『晋書』天文志では「牽牛」とする。 七夕で有名な牽牛星はこれとは違い、河鼓のアルタイル。 |
女宿 | |
天の少府であり、布帛や縫製や嫁入りのことを司る。 『史記』天官書では「ぶ女」、『晋書』天文志では「須女」とする。 |
虚宿 | |
冢宰の官である。北方の村落や祭祀、祈祷のことを司る。 哭泣のことを司る。 |
危宿 | |
天の倉庫や天の市場、家屋を組み立てることを司る。 |
室宿 | |
天子の宮である。別名を玄宮、清廟ともいう。 郡の兵糧庫である。 『史記』天官書や『晋書』天文志では「営室」とする。 |
壁宿 | |
天下の図書の書庫であり、書物を司る。 『史記』天官書や『晋書』天文志では「東壁」とする。 |
メール頂けるとありがたいです。
rakushisha1999@gmail.com
designed by css.design sample